アヒル

アヒルは古くから人間に家畜として飼われていた動物です。近年は小型の品種を中心に、アヒルをペットとして飼う人も増えています。でもアヒルってなつくんでしょうか。はい、アヒルは適切なしつけで飼い主になつく可愛いペットになります。






アヒルがなつく3大方法!しつけのコツと注意点とは?


1)種類の違いはある?アヒルの代表的な3つの種類とは

(1)シロアヒル

シロアヒルは一般的に見られるアヒルです。白い羽毛に黄色いくちばしと水かきが特徴です。体長は60センチメートルくらいになります。アヒルは生まれてすぐに見た動く物を親だと思う「刷り込み」という習性があります。そのため、生まれてすぐのヒナにに飼い主の姿を見せることで刷り込みを行い、なつかせることができます。また刷り込みを行っていなくても、一緒に生活をしていると飼い主のことを覚えます。

(2)アオクビアヒル

アオクビアヒルはマガモを家畜化することで作られたアヒルです。個体差がありますが、主な特徴として、オスは首が緑色をしていて白い帯の模様があり、胸は褐色です。メスは全身が褐色で黒斑があります。カールした尾羽が特徴です。うまく刷り込みを行うことで、飼い主の後を付いて歩くようになります。

(3)コールダック

コールダックは品種改良によって生まれた、比較的新しい品種です。世界最小のアヒルで欧米ではペットとして人気が出ています。成長しても30センチメートルくらいと、手のひらに乗るサイズまでにしかなりません。寂しがり屋のため、飼い主がいないと大きな声で鳴き続けることがあるため注意が必要です。

2)どんな行動をとる?アヒルがなついている場合の3つの行動

(1)後を付いて歩く

刷り込みを行い飼い主になついたアヒルは、飼い主の後を追いかけて歩くようになります。また飼い主に構ってもらうために、くちばしでつついて来ることもあります。元々群れで行動する動物であるため、一羽だけで放っておくと寂しがって鳴くことがあります。

(2)知らない人を警戒する

アヒルは知らない人を警戒します。知らない人が近づくと隠れたり、鳴き続けたりします。

(3)縄張りを主張

アヒルは自分のテリトリーに他の動物などが入ってくると、縄張りを主張し鳴いて威嚇することがあります。他のペットと一緒に飼う場合には、アヒルのテリトリーには他のペットが近づかないような環境を整えましょう。

3)なつき方に違いはある?オス・メスの違いとは?

(1)オス

アヒルはオスとメスで見た目の違いは大きくありませんが、良く見るとオスは尾羽が上にカールして巻き上がっているという特徴があります。オスの鳴き声ははグワグワという感じで、メスに比べると少し静かな鳴き声です。オスでもメスでも飼い主になつけば、トコトコと可愛らしく、後を付いて歩くようになります。

(2)メス

鳴き声はメスの方はガーガーと大きな声で鳴きます。メスは生後半年くらい経つと卵を産み始めます。メスの方がオスに比べて、クールな性格をしている傾向があります。

アヒル

4)年齢による違いはある?大人と子どもでの懐かせる方法の違いとは

アヒルをなつかせる場合、年齢によって違いがあります。生まれてすぐ(24時間以内)であれば、動く物を親だと思わせる「刷り込み」を行うことができます。飼い主を刷り込みすることに成功すれば、常に飼い主の後を付いて回るようになります。

雛の頃であれば、集団飼いしていると群れた状態に安心してしまうためか中々、飼い主になつかないことがあります。その場合には、1羽だけで飼うようにすると、飼い主になつきやすくなります。成鳥にになってからだと、なつかせるには時間がかかります。しかし、飼育する場所が自分の巣だと認識できるように、世話を続けることで徐々に飼い主のことも安心できる相手だと理解し、なついてきます。

5)アヒルにに触れる・抱っこする3つのポイント

(1)正面に立たない

アヒルは正面に立つと警戒してしまいます。そのため横や斜めから近づいて、触れたり抱っこするようにしましょう。なお、後ろから近づくと追いかけられていると勘違いして逃げてしまいます。

(2)胸の前でしっかり抱える

アヒルは羽や脚の力が結構強いです。そのため、軽く抱えていると暴れて地面に落としてしまいアヒルをケガさせてしまうことがあるかもしれません。そのため抱きかかえる時には、胸の前でしっかりと抱えるようにしましょう。

(3)撫でる時は頭を

アヒルを撫でるときは頭を撫でましょう。羽を撫でると嫌がってしまいます。頭を撫でて喜んでいる時には、目を細めて喜ぶ表情をすることもあります。

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6)食事にも注意を!アヒルへの正しい食事のポイントとは

(1)野菜

アヒルをペットとして飼育する場合には、家畜で育てる場合と違い、野菜を多く与えるようにしましょう。特に緑黄色野菜を中心にしてビタミンやミネラルを摂取できるようにします。野菜は小さく刻んで食べやすくしてから与えましょう。餌の料としては朝夕2回、それぞれ食べきる量を与えて下さい。

(2)ペレット

鳥類用のペレットは必要な栄養バランス良く含まれているという利点があります。ただし、値段が毎日与えるには少し高価です。そのため野菜だけでは栄養バランスが心配な場合に、補助食品として与えると良いでしょう。

(3)配合飼料

配合飼料は価格も安く、ホームセンターなどで簡単に購入することができます。しかし、太りやすい餌のため、配合飼料の与えすぎには注意して下さい。与えすぎると肥満になり、アヒルの寿命を縮めてしまいます。野菜を中心にして、配合飼料を補助的に与えるようにしましょう。

7)アヒルがなつくまでの期間と飼い主の心構え

アヒルがなつくまでの期間は生まれたばかりで刷り込みに成功すれば、すぐになつきます。雛や成鳥から飼い始めた場合は、なつくまでに1ヶ月くらい世話を続ける必要があります。そのため最初は少し根気を持ってアヒルに接しましょう。可能であれば1羽で飼った方が早くなつきます。それから、アヒルはなつきますが、しつけは難しい動物です。

まずトイレは覚えないため、小屋内で飼育することが原則になります。もし好ましくない場所でトイレをしてしまった時は、すぐに掃除をしましょう。アヒルの糞は臭いも強烈なため、早めに掃除しないと臭いが染みついてしまいます。また、アヒルの鳴き声もしつけでやめさせることは難しいです。しかし、飼い主が一緒にいることで安心すると泣き続けることはないため、アヒルが安心できる環境で飼うようにしてください。






今回のまとめ

1)種類の違いはある?アヒルの代表的な3つの種類とは

2)どんな行動をとる?アヒルがなついている場合の3つの行動

3)なつき方に違いはある?オス・メスの違いとは?

4)年齢による違いはある?大人と子どもでの懐かせる方法の違いとは

5)アヒルにに触れる・抱っこする3つのポイント

6)食事にも注意を!アヒルへの正しい食事のポイントとは

7)アヒルがなつくまでの期間と飼い主の心構え