アオダイショウ

日本でとてもポピュラーなヘビとしてアオダイショウがいます。ヘビというとちょっと怖いイメージがあるかもしれませんが、アオダイショウはおとなしくて、噛みつくこともほとんどないペットに向いているヘビです。このアオダイショウの飼い方を紹介します。






アオダイショウの飼い方解説! 飼育のコツと注意点とは

1)アオダイショウの紹介

1.アオダイショウとは

アオダイショウは、ナミヘビ科ナメラ属に分類されるヘビです。体色は暗い黄色や緑色をしています。背中に4本の不明瞭な黒縦縞が入っている場合も多くあります。頭の形は角張っていて、口の幅が広いという特徴があります。腹側の両端に隆起があり、これを引っかけながら木や壁を登ることができます。毒はありません。

2.原産地・平均体高・平均体重

アオダイショウは北海道から九州まで離島も含めて日本各地の平地から山野にかけて生息している固有種です。平均体長は100センチメートルから200メートルくらい、胴の直径は約5センチメートルです。平均体重は400グラムから600グラムほどになります。

3.簡潔な歴史・名前のルーツ

アオダイショウは昔から人との関わりが深い動物です。人の生活圏に近い場所に生息しています。山口県岩国市ではアオダイショウの白型化されたものが「岩国のシロヘビ」として天然記念物に指定されています。アオダイショウという名前は、背中が青みがかった色をしていることに由来します。「青大蛇(アオダイショウ)」が変化してアオダイショウになりました。

4.平均寿命

アオダイショウの平均寿命は5年から10年くらいです。上手に飼えば15年以上生きる場合もあります。

2)種類の違いを解説!アオダイショウの主な3つの種類と特徴

1.青系淡色

アオダイショウという名前の元になった種類です。青みがかった灰色をしている代表的な体色をしています。寒い地方に行くほど青みが強くなる傾向があります。瞳はオリーブ色です。

2.緑系淡色

オリーブ色を中心に淡い黄緑色から暗い緑色の体色をしています。日本各地で見られます。瞳はオリーブ色です。

3.白型

山口県岩国市で有名です。真っ白と言うよりはクリーム色の体色をしています。体には薄らと茶色の縦縞があります。瞳は赤い色をしています。

3)こんな人に向いている!飼育に適している人の特徴とは

1.頻繁な世話が難しい

アオダイショウは飼育の手間があまりかかりません。餌やりも週に1回程度で十分です。また日本が原産地の動物であることから日本の気候にも適応しています。そのため頻繁に世話をすることが難しという人に向いています。

2.住宅環境に制限がある

アオダイショウは犬や猫、鳥といったペットと違い鳴きません。また、強い臭いも発しません。そのため、マンションやアパートといった飼育に制限があるようなところでも飼いやすいペットです。住宅環境に制限がある人に向いているといえます。

3.大人しい

アオダイショウは他のヘビに比べると大人しい性格をしています。変な持ち方をしなければ、あまり攻撃的になることはありません。散歩を行う必要もないため、犬などの活動的なペットの飼育をためらってしまうような人にも向いているといえます。

※アオダイショウは爬虫類を取り扱っているペットショップで売っていることがありますが、取り扱っているお店はあまり多くありません。値段はオスとメスとで違いは無く、一匹3,000円から5,000円くらいです。

アオダイショウ

4)グッズを整えよう!飼育に必要な3つのグッズ

1.ケージ

ケージはアオダイショウが、とぐろを巻いた際の3倍以上のサイズを用意しましょう。平均的な大きさから考えると40センチサイズ以上のケージであれば十分です。脱走を防ぐため、しっかりとフタが閉まる物を選んでください。

2.水入れ

アオダイショウは水をよく飲みます。また脱皮前には全身を水に浸します。そのため飲み水や水浴び用にアオダイショウの全身が浸かるくらいのサイズの水入れを設置して下さい。

3.床材

床にはウッドチップや新聞紙などの床材を敷き詰めます。飼育環境を清潔に保つため交換しやすい物を選びましょう。汚れたら交換して下さい。

5)給餌方法の紹介!主な2種類の餌とその方法

1.マウス

アオダイショウにはマウスを与えますマウスはアオダイショウにとって完全色であるため、基本的にはマウスだけ与えていれば栄養的に問題ありません。マウスは生きている物、冷凍の物どちらでもかまいません。しかし冷凍マウスの方が入手のしやすさや保管のことを考えるとお勧めです。なお冷凍マウスは、完全に解凍してから与えるようにして下さい。

解凍が不完全なまま与えてしまうと、体調不良を引き起こす原因になります。幼体の場合は数日に1回マウスを1匹与えてください。成体の場合は週に1回マウスを2匹程度与えれば十分な量です。

2.ウズラなどの小鳥

極たまにですが、マウスを与えても食べなくなってしまう場合があります。その場合には、ウズラなど小鳥を餌として与えて下さい。マウスを食べない場合でも、他の餌であれば食べる時があります。

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6)要注意・・アオダイショウに多い3種類の病気とは

1.脱皮不全

何らかの原因で脱皮が完全に行われない状態です。飼育環境の湿度が低すぎると、脱皮不全になってしまう危険性があります。水入れが小さく全身を浸すことができないことも脱皮不全の原因になります。またダニなどの寄生虫や感染症などによって体調不良になってしまった場合にも、脱皮不全になる可能性があります。脱皮不全を起こした場合には、30度くらいのぬるま湯に浸けて、ふやかした古い皮をゆっくりと剥がしてあげましょう。

2.マウスロット

マウスロットは口の周りに粘液が溜まり、充血や膿が見られるようになる病気です。。重症になると、口の周りが変形し餌を食べなくなってしまいます。発見したら、早めに動物病院へ連れて行きましょう。

3.卵詰まり

卵詰まりは、アオダイショウの体内に卵が留まったまま出てこない状態です。当然、卵を産むメスだけがこの問題に遭遇する可能性があります。肥満になると卵詰まりが起きやすくなります。症状が軽い場合は、自然に解消する時もありますが、重症の場合には命にかかわってしまう可能性もあります。

7)要チェック!飼育で特に注意すること

1.湿度

適度な湿度を保てるように管理しましょう。特に脱皮時期には湿度を高めにし、70度くらいを保ちましょう。湿度が低すぎると脱皮不全になり、古い皮が残ったままとなります。最悪の場合、その部分が壊死してしまうこともあります。

2.脱走

アオダイショウはしっかりとフタの閉まるケージに入れておかないと脱走する時があります。脱走してしまうと、そのまま見つからないケースがほとんどです。

8)飼育する喜びとは?アオダイショウを飼育する魅力とは

1.独特の姿

ヘビであるアオダイショウは他の動物にはいない独特の姿をしています。その姿は人によって好き嫌いが分かれますが、気に入った場合にはとても魅了されてしまいます。そんなヘビの中でもアオダイショウはとても飼育しやすい種類です。

2.静かに飼える

アオダイショウは鳴いたり吠えたりしません。住宅環境に制限があり、他のペットを飼うことが難しい場合でも飼うことが可能です。アオダイショウは高度な飼育技術が無くても飼うことができるというのも魅力だと言えます。






今回のまとめ

1)アオダイショウの紹介

2)種類の違いを解説!アオダイショウの主な3つの種類と特徴

3)こんな人に向いている!飼育に適している人の特徴とは

4)グッズを整えよう!飼育に必要な3つのグッズ

5)給餌方法の紹介!主な2種類の餌とその方法

6)要注意・・アオダイショウに多い3種類の病気とは

7)要チェック!飼育で特に注意すること

8)飼育する喜びとは?アオダイショウを飼育する魅力とは