ブリティッシュショートヘア

不思議の国のアリスのチェシャ猫のモデルのブリティッシュショートヘア。ハンターだけど、性格はおっとりしていて、そのパーソナリティに魅了される飼い主が続出中。今回はブリティッシュショートヘアの性格の特徴やしつけのコツを紹介します。






ブリティッシュショートヘアの性格の3大特徴!しつけのコツ


1)ブリティッシュショートヘアの紹介

(1) 原産地

 約2000年前、古代ローマ人がブリティッシュショートヘアの先祖をイギリスに持ち込み、ネズミを捕るため飼われていました。その後、イギリスのブリテンの土着猫に着目したブリーダーにより1900年頃に現在のブリティッシュショートヘアの原型が作り出されました。そのため、イギリス最古の猫として考えられています。

(2) 平均体重

 オス 4.5キロ (3~5.5キロ) メス 3.7キロ(3~5キロ)

(3) 名前の由来

イギリスでねずみ捕りハンターとしてブリテンで飼われていたことが名前の由来。しかし当時は短毛と長毛の2種が生まれており、ブリティッシュブルーと言われていました。第一次世界大戦前は、ペルシャとの交配で長毛のタイプが人気でした(現:ブリティッシュロングヘアー=ブリタニカ)。しかしイギリスの猫血統登録団体BDDFの反対を受け、毛の長さから種類が2種に別れることになりました。その短毛からブリティッシュショートヘアと言います。

(4) 気をつける病気

ブリティッシュショートヘアがかかりやすい3種類の病気を解説します。

・糖尿病

ねずみを捕るハンターとして改良されてきたブリティッシュショートヘア。現代でもねずみのおもちゃ等でかわいらしく遊ぶ姿が微笑ましいですが、4~5歳くらいになってくると性格がだいぶおっとりしてきます。元々骨格も太くがっしりしているため、運動量が減り肥満傾向になるケースが増えています。糖尿病を未然に防ぐため、日頃から適度な運動の為、おもちゃ等で遊んであげたり、落ち着いてきたら、餌のカロリーやバランスを考え対応していくことが重要です。

・尿結石

この猫種は尿結石にかかりやすいです。尿結石は、腎臓や尿管、膀胱、尿道などに石や砂ができる病気です。原因は水をあまり飲まなかったりビタミン等の栄養素が不足したり、抵抗力の低下やストレスなどいろいろな要素があげられます。 適度な運動や栄養バランスで水分を飲む環境、またストレスフリーを目指していくことが大切です。

皮膚病

皮膚病にもかかりやすいと言われています。キャットフードでの栄養の偏りやストレス、ノミ・ダニなどの害虫など、原因が特定しにくいケースがありますので、痒がったり、フケが出て様子がおかしかったら、早めに獣医に連れて行きましょう。

(5) 平均寿命 

14歳~17歳(15歳前後)

2)知っておきたい!ブリティッシュショートヘアの性格の3大特徴

(1)マイペースに遊ぶ

ブリティッシュショートヘアは見た目、体格ががっちりしていて、豊満な頬をしており、どっしりと構えている感がありますが、見た目とは違い、実は騒がしいところが苦手な繊細な面があります。マイペースに遊んだり、甘えたりすることが好きな性格です。

(2)穏やかな性格

ねずみ捕りのハンターでありながら、反面、性格はおだやかでのんびり、ONとOFFがしっかりしていると言えます。遊ぶときは思いっきり遊んであげてください。

(3)飼い主にべったり甘えたがる

マイペースな猫の代表ではありますが、甘えたいときは飼い主にべったりの子もいるようです。そのギャップに飼い主は「たまらない」という人も多いようです。もともとネズミハンターとして育てられ、品種改良をされてきたブリティッシュショートヘア、遺伝子レベルで「従順」が染み付いているのかもしれません。

kitten  licks leeping cat

3)違いはあるの?オスとメスでの性格の違い

(1)オス

オスは、去勢しているとよいでしょう。理由としてはメスを求める傾向が強いため、脱走したり、迷子になってしまうケースがみられます。またマーキングの修正があり、非常に臭い尿を出します。しかし、メスに比べて飼い主に馴れやすいです。

(2)メス

メスは自立心がオスに比べ強いです。また発情期には珍しく大きな声でなく傾向があるため、ペットとして迎える場合避妊をしておくとよいでしょう。

4)毛色違いは?3つのタイプと種類の違い

(1)ブルー 

ロシアンブルーと勘違いされることがあるほど、色が同じですが、顔立ち・体格で種類が違います。

(2)ホワイト

ペットショップなどでは見かけませんが実は全身真っ白な毛の子もいます。

(3) ブラック

ホワイト色と同じで基本的にペットショップ等では見かけません。全身真っ黒な子です。

5)どんな人が向いている?飼う人に向いている2つのポイント

(1)大家族より少人数のご家族

大家族で常に明るい家庭よりも、少数で静かな環境で飼育することが向いています。一人暮らしや夫婦、お子さんが少ない家庭などが向いているかもしれません。理由として、騒がしい所が苦手なため、のびのびとした環境が望ましい為です。

(2)運動ができる余裕のあるスペース

もともとネズミ捕りの猫として生きてきたブリティッシュショートヘア、生まれながらにしてハンターですので、おもちゃでよく遊びます。猫はマイペースと言いますが、運動をどちらかというと甘えてきたり、運動を好みます。また運動をつけてあげないと「肥満」になりやすいため、猫ちゃんとおもちゃで遊びたい方にはぴったりと言えます。

child little girl with glasses reading a books

6)ここがポイント!しつけの2つのコツとは

(1)思い切り遊んで思い切り褒めよう

静かな環境を好むブリティッシュショートヘアですが、思いっきり遊んであげて、上手に遊べたらうんと褒めてあげましょう。5歳位ををすぎると遊ぶ頻度が減ります。しかし運動をしてあげないと「肥満」につながり病気をしやすくなります。遊ぶことは楽しいことであり、飼い主が喜ぶことだと認識つけてあげましょう。

(2)褒める・しかるのメリハリを

ブリティッシュショートヘアは飼い主の言うことを他種に比べ聞きます。そのため、褒める時、しかる時のメリハリを付けてあげましょう。しっかりと躾をすれば、躾が入るのは、長い歴史、人と共に生きてきた証と言えます。人の為にネズミを捕る、そのために作り上げられた結果、「従順」になったと言えます。

7)要注意!飼育する場合に特に気をつける3つのこと

(1)猫のペースで遊ばせてあげよう

自分のペースで生活をしたい代表的な生き物「猫」。ブリティッシュショートヘアも同じように、自分のペースで過ごせる静かな時間を設けてあげること。ストレスがたまらずのびのびと過ごせます。

(2)肥満に注意しよう

猫の中でもネズミ捕りのハンターとして長きに渡り作られてきた猫なので、運動を要する身体作りとなっています。猫用おもちゃで遊ばせてしっかり運動をつけてあげる時間を設けること。「追いかける」「走る」ことを目的とした身体が運動をしないことにより「肥満」に繋がりやすく、体調を崩してしまいます。運動と栄養バランスを考えた食事を与えてあげるようにしましょう。

8)ブリティッシュショートヘアを飼う魅力とは

(1)行動のギャップに釘付け

ねずみ捕りハンターですが、性格が穏やかでマイペース、よく甘えにくるタイプの猫ちゃんなので、飼い主としてそのギャップに萌え、嬉しいひと時が頻繁にあります。

(2)家族の一員に

ハンターとして長きにわたり、「人間」と生きてきたブリティッシュショートヘア、猫に躾をしてもなかなか伝わらない、達成感がないと言われていますが、品種改良が「人と共存し、ネズミを捕る」ことでしたので、きちんと「褒める」「叱る」をすれば、伝わる知性の高い猫です。飼い主としては共に生活しやすい猫です。

(3)手入れが楽なのも魅力的

手入れがとても楽で、週に2~3回ほどブラッシングしていればきれいな毛並みを維持しやすいです。






今回のまとめ

1)ブリティッシュショートヘアの紹介

2)知っておきたい!ブリティッシュショートヘアの性格の2大特徴

3)違いはあるの?オスとメスでの性格の違い

4)毛色違いは?3つのタイプ

5)どんな人が向いている?飼う人に向いている2つのポイント

6)ここがポイント!しつけの2つのコツとは

7)要注意!飼育する場合に特に気をつける3つのこと

8)ブリティッシュショートヘアを飼う魅力とは?