ボンベイ

ボンベイという猫の種類をご存じですか。日本ではあまり飼育されていない珍しい種類ですが、黒豹のように精悍な姿をした魅力的な猫の種類です。ボンベイに興味を持った方も将来ボンベイを飼いたいと思った方も、ボンベイはどんな猫なのか知っておきましょう。






猫のボンベイとは?性格の3大特徴と飼育のコツを解説


1)ボンベイの紹介

(1)ボンベイとは

ボンベイは、まるで小さな黒豹のような姿をした猫の種類です。短毛種で光沢のある黒い毛が特徴です。頭は丸く、目も丸くて大きい形をしており、ゴールドです。バーミーズとアメリカンショートヘアを掛け合わせて作られました。

(2)原産地・平均体高・平均体重

猫のボンベイはアメリカ原産です。平均体高は50センチメートルから56センチメートルくらいです。平均体重は3.5キログラムから5.5キログラムくらいになります。

(3)日本で飼育されている数・名前のルーツ

猫のボンベイが日本で何頭飼育されているのか正確な数は分かりませんが、非常に希少種で日本ではまだ入手しづらい状況です。ボンベイという名前は、猫のボンベイからイメージされる「黒豹」が生息しているインドの都市「ボンベイ(現在のムンバイ)」から名付けられました。

(4)気をつける病気

猫のボンベイは、膀胱炎や尿路結石、気管支炎といった病気にかかりやすいと言われています。膀胱炎や尿路結石を発症すると排尿の時に痛がり、排尿しにくくなったり血尿が出たりします。水分をしっかり与えることで発症を抑えることができると言われています。気管支炎は発症すると咳が出るようになり、悪化すると激しい咳が何週間も続くようになります。ワクチン接種をきちんと行うことで予防することができます。

(5)平均寿命

猫のボンベイの平均寿命は約10年くらいです。室内で大事に飼えば15年くらい生きる場合もあります。

2)どんな種類があるの?ボンベイのタイプと特徴の違い

(1)スタンダード

猫のボンベイで通常の大きさのものをスタンダードと呼ぶことがあります。体高が50センチメートル以上、体重3.5キログラム以上に成長するものです。

(2)ミニチュア

スタンダードと比較して、あまり大きくならないボンベイを「ミニチュア」と言って区別する場合があります。体高35センチメートル以下、体重11キログラム程度のサイズのものを指します。ただし、種類として明確にスタンダードと違いがあるわけではありません。

3)理解してあげよう!ボンベイの性格の3大特徴

(1)甘えん坊

ボンベイは甘えん坊な性格をしています。飼い主にすり寄ったり抱っこされると非常に喜びます。積極的にスキンシップをはかりましょう。

(2)活発

ボンベイには活発な一面があります。活動量の多い猫のため、飼育するときにはキャットタワーなど用意して、ボンベイがしっかりと遊べる環境にしてあげましょう。

(3)環境の変化にも対応

ボンベイは環境の変化にも対応できる猫です。そのため、ボンベイがいる環境に新しいペットを追加で飼うようになっても、慣れて受け入れることが出来ます。飼い主にとっては、非常に扱いやすい猫であると言えます。

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4)知っておこう!オスとメスの違いはあるの?

(1)オスの特徴

甘えん坊な性格を持つボンベイですが、オスの方が一層甘えん坊な性格をしています。またオスはやんちゃな性格のため、部屋の中でイタズラをしてしまうこともあるかもしれません。ただ、それも遊びに夢中になるあまりの行動であることを理解し、優しく接するようにしましょう。

(2)メスの特徴

メスは比較的落ち着いており、感情表現が控えめな性格をしています。用心深い面もあるため、一見冷たく感じますが、気をゆるせば甘えてくるという気まぐれな所もあります。

5)どんな人が向いている?飼う人に向いている3つのポイント

(1)しっかりと遊ぶ場所を準備できる

ボンベイは活動量の多い猫の種類です。しっかり運動ができる環境で飼育する必要があります。運動不足になるとストレスが溜まってしまいます。ある程度の広さがある部屋にキャットタワーなどを設置し、十分な運動ができるようにしましょう。

(2)十分にかまう

ボンベイは甘えん坊な性格を持っているため、飼い主は積極的にスキンシップを取り、十分にかまってあげるようにしましょう。あまりかまわない状況が続くと、寂しがって部屋を荒らしたり、散らかしたりといったイタズラをしてしまうことがあります。

(3)寝てる間はそっとしておく

ボンベイは1日の半分以上を寝て過ごします。起きているときは甘えん坊なボンベイですが、寝ている時は、しっかり眠れるようにそっとしておいててください。寝るというのもボンベイにとっては必要な生活の一部であると理解しましょう。

6)ここを抑えよう!しつけの重要ポイント

(1)トイレのしつけ

とても飼いやすく、比較的しつけもし易いボンベイですが、トイレのしつけは子猫のうちにしっかりと教えるようにしましょう。トイレのしつけが出来ていないと、家中のあちこちで排泄をするようになってしまいます。トイレをしたそうな様子に気付いたら、ボンベイをトイレ砂の所まで連れて行くようにします。トイレ砂の上で排泄をすることを繰り返せば、トイレのしつけが行えます。

(2)叱るポイント

ボンベイをしつけするときに、叱るシーンがあると思います。そのときには、必ず現行犯で叱るようにしてください。後から叱ってもボンベイは何のことで叱られているのか理解できません。また、叱るときは大きな声で叱るようにして、叩かないようにしてください。叩いてもしつけにはなりません。

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7)お金の面は?飼う場合の初期費用と方法とは

猫のボンベイを手に入れる場合、ペットショップやブリーダーから購入します。ただし日本では流通量が多くないため、取り扱いがある所を見つけたらラッキーくらいの気持ちで探す必要があります。価格は、ペットショップの場合で、1匹あたり15万円から20万円くらい、ブリーダーからの購入で1匹あたり20万円から30万円くらいになります。オスとメスとで値段の違いはありません。

8)要注意!ボンベイに気をつけたい3つの病気とは?

(1)膀胱炎

ボンベイは膀胱炎にかかりやすいといわれています。膀胱内の細菌の繁殖や膀胱の粘膜が傷つくことで発症します。原因が特定できないこともあります。発症すると排尿しづらくなったり、血尿が出たりします。水分をしっかり与えることで発症を抑えることができます。

(2)尿路結石

尿路結石は水分の不足や、ビタミン不足といった栄養の偏りによって発症するといわれています。また、ボンベイは先天的に尿道が狭いことも発症しやすい原因のひとつです。腎臓や尿管、膀胱、尿道に石や砂ができて血尿が出たり、排尿しづらくなったりする症状が出来ます。発症した場合には動物病院に連れて行くようにしましょう。軽度の場合には、薬で石や砂を溶かすことが出来ます。重度の場合には手術を行うことになります。

(3)気管支炎

ボンベイが罹りやすい病気のひとつが気管支炎です。ウィルスや細菌による感染を原因とする場合や、刺激物を吸い込んでしまい発症する場合もあります。発症すると咳をするようになり、悪化すると激しい咳が何週間も続くようになります。ワクチン接種で予防することができます。

9)どんな魅力がある?飼育する魅力や心構えとは

(1)精悍な姿

ボンベイを飼う一番の魅力は、その黒豹のような精悍な姿です。他の猫とは違った雰囲気で、単に可愛らしいだけでは満足できない飼い主もきっと、気に入ることができます。

(2)健康管理

ボンベイは活動的で一杯運動をしたがります。沢山遊べるように飼育環境を整えてあげて、ボンベイがストレスなく過ごせるようにしましょう。また、運動量が多い分、食欲も旺盛です。栄養価の高い食事をしっかりと与えて健康維持できるように管理してください。

(3)愛情一杯

ボンベイはとても飼いやすい猫の種類です。また性格も甘えん坊でスキンシップをしっかりと取ることができます。愛情を一杯注ぎ、幸せな時間を過ごせるようにしましょう。






今回のまとめ

1)ボンベイの紹介

2)どんな種類があるの?ボンベイのタイプと特徴の違い

3)理解してあげよう!ボンベイの性格の3大特徴

4)知っておこう!オスとメスの違いはあるの?

5)どんな人が向いている?飼う人に向いている3つのポイント

6)ここを抑えよう!しつけの重要ポイント

7)お金の面は?飼う場合の初期費用と方法とは

8)要注意!ボンベイに気をつけたい3つの病気とは?

9)ボンベイを飼う魅力や心構えとは