湖を走っているコリー

昔「名犬ラッシー」というドラマがありました。そのドラマの中に出ていた犬がコリーです。ドラマの中ではとても賢くしつけられていた「ラッシー」ですが、実際にコリーを飼うとなると性格を掴んでしつけを行う必要があります。そのしつけのコツを紹介します。






コリーってどんな犬?性格の3大特徴としつけのコツとは


1)コリーの紹介

(1)コリーとは

コリーは古くから牧羊犬として用いられていた犬種です。長い毛並みと細長い口という特徴を持っています。牧羊犬として活躍した歴史から、鳴き声はよく通ります。

(2)原産地・平均体高・平均体重

コリーの原産地はイギリスです。平均体高は種類によって差があり、48センチメートルから66センチメートルくらいです。平均体重は14キログラムから大型の種類では34キログラムくらいになります。

(3)日本で飼育されている数・名前のルーツ

日本で飼育されているコリーの数ですが、一般社団法人ジャパンケネルクラブの2015年の犬種別犬籍登録頭数によると、2,781頭です。全ての犬種に占める割合は約0.9%と、どちらかと言えばマイナーな犬種になります。コリーという名前の由来ははっきりと分かっていませんが、ゲール語の「役立つ」という意味から来ているという説や、古英語で「石炭の黒」を意味する言葉から来ているという説などがあります。

(4)気をつける病気

コリーは股関節形成不全、コリー眼異常、セロイドリホプスチン症といった病気にかかりやすいと言われています。股関節形成不全は股関節が外れてしまう病気です。発症すると歩くときに痛みを伴うため、腰をひねりながら歩くようになります。コリー眼異常は重度になると網膜がはがれ、最悪の場合失明してしまう病気です。コリー眼異常は遺伝疾患のため対策方法はありませんが異常を感じたら動物病院に連れて行くことで適切な処置を行うことが出来ます。セロイドリホプスチン症は脳の神経細胞が冒される病気です。発症すると方向感覚がなくなったり、性格が変わってしまったりします。この場合も異常を感じたら動物病院に連れて行ってください。

(5)平均寿命 

コリーの平均寿命は13年から15年くらいです。適切な飼育を行えば17年くらい生きる場合もあります。

2)どんな種類があるの?コリーの3つのタイプと特徴の違い

(1)ラフ・コリー

コリーの中でも特に人気がある種類です。単にコリーといった場合にはラフ・コリーを指します。脚が長くたっぷりとした長い毛を持ちます。耳は垂れています。

(2)スムース・コリー

コリーの中では比較的大型の種類になります。首や脚、尾が長く、体は引き締まっているという特徴があります。耳は垂れています。ストレス性の下痢になりやすいため、留守がちな家庭では飼育に注意が必要です。

(3)ボーダー・コリー

ボーダー・コリーは、原産地がイングランドとスコットランドまたはイングランドとウェールズの境(ボーダー)地域であったことからその名前が付きました。牧羊犬として世界で最も使われている犬種になります。毛色はブラックアンドホワイトですが、レッドやチョコレート、ブルーといった種類もいます。

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3)理解してあげよう!コリーの性格の3大特徴

(1)活動的

コリーは特に屋外のような広い場所で非常に活動的になります。遊びが大好きで、ハイテンションになることもあります。

(2)警戒心

牧羊犬に適した性質を持っているため、不審な人や物音に対しては敏感に反応します。そのため、夜間や留守中は屋内で過ごさせることが好ましいです。

(3)頭が良い

コリーは非常に頭の良い犬種です。理解力も高く従順なため、教えたことはすぐ覚えます。しかし頭が良いが故に行動を先読みして、人の手助けを待つといったこともあります。そのような性質を持っていると言うことを理解して、しつけを行う必要があります。

4)知っておこう!オスとメスの違いはあるの?

(1)オスの特徴

オスの方が素直で優しい性格をしています。そのため、しつけで叱ると落ち込んでしまうこともあります。またオスは活動的な面が強いです。そのため、外でしっかりと一緒に遊びたいという場合にはオスの方が合っています。

(2)メスの特徴

メスの方が甘えん坊ですが、一方で気の強い面もあります。メスの方が面倒見が良く、社交的な性格をしているため、多頭飼いをする場合にはメスの方が適しています。一般的にはメスの方が飼いやすいと言われています。

5)どんな人が向いている?飼う人に向いているポイントとは

(1)根気がある

コリーは頭が良いのですが、行動を先読みするような所もあり、思い通りにしつけが進まないことがあります。そのような時でも投げ出さず、時間を掛けてしっかりと根気良くしつけを続けられる人が向いています。

(2)積極的に外に連れ出せる

コリーは牧羊犬として活躍できるほどの体力がある犬種です。そのため、積極的に外に連れ出して散歩や遊びを行い、ストレス発散をさせられる人が向いていると言えます。最低でも30分から1時間程度の散歩を1日2回ほど行うようにする必要があります。

(3)リーダーシップが取れる

コリーを飼うのはリーダーシップが取れる人が向いていると言えます。飼い主が優柔不断だと、コリー自身が自分で判断しなければならないと考えるようになるため、言うことを聞かなくなってしまいます。場合によっては、周りに対して攻撃的になることもあるでしょう。しっかりと飼い主がリーダーだと理解させられるように、しつけとコミュニケーションを行うことが必要です。

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6)ここを抑えよう!しつけの重要ポイント

(1)甘やかさない

コリーは他の犬以上に子犬のうちのしつけが重要です。子犬のうちのしつけが不十分だったり、間違ったことを教えてしまうと、成犬になっても正しい行動ができないようになってしまいます。またコリーは頭が良いため、飼い主の行動を先回りして考え「ズル」をしてしまうことがあります。コリーが自分でやるべきことは、敢えて手伝わずに自分でさせるようにして、飼い主が手を出さないようにするということも、しつけの一環になります。どんなに可愛いくても、しっかりと厳しいしつけを行うようにしましょう。

(2)飼い主がリードして散歩をする

コリーに十分な運動させるため、毎日しっかりと散歩することが重要です。散歩の際には、飼い主がリードすることを心がけるようにしましょう。コリーが散歩の主導権を取って、飼い主が引っ張られることがないように気を付ける必要があります。コリーが散歩の主導権を取るようになってしまうと制御が聞かなくなり、飼い主が転倒したり、子供に飛びついたりてケガをさせたりしてしまうことがあります。

(3)正確に指示を出す

コリーは頭が良く理解力の高い犬種のため、指示を出すときは正確行うことが必要になります。無意味に名前だけ呼んだり、不明瞭な命令を出し続けると、言うことを聞かなくなってしまいます。そうなると、コリーが独断で行動をしたり、ストレスを溜め噛んだりするようになってしまいます。

7)コリーを飼う魅力や心構えとは

(1)沢山遊べる

コリーは非常に体力があり活動的な犬種であるため、飼い主は沢山遊ぶことができます。散歩だけではなく、フリスビーなどを覚えさせ一緒に遊ぶこともできるので、幅広いコミュニケーションを取ることが可能です。ただし、生後1年くらい迄は、運動のさせすぎによる脚や股関節などのケガに注意を向けるように心がけましょう。

(2)命令を良く理解する

コリーは飼い主の命令を良く理解します。しっかりと教えれば言葉が分かっていると思えるほどの理解力を示します。その反面、あいまいな指示や無意味な命令を出し続けてしまうと、コリーは困惑して言うことを聞かなくなってしまいます。常に分かりやすい命令を行うように心がけましょう。

(3)品のある姿と可愛らしさ

コリーは子犬の時には、非常に可愛らしく、しつけで叱ることさえも迷ってしまいそうになるほどです。そして成犬になると、長い毛並みと細長い口がとても品のある姿になります。その姿に躊躇することなくしつけをしっかり行う様に心がけましょう。






今回のまとめ

1)コリーの紹介

2)どんな種類があるの?コリーの3つのタイプと特徴の違い

3)理解してあげよう!コリーの性格の3大特徴

4)知っておこう!オスとメスの違いはあるの?

5)どんな人が向いている?飼う人に向いているポイント

6)ここを抑えよう!しつけの重要ポイント

7)コリーを飼う魅力や心構えとは