金魚のコメット

金魚のコメットさんをご存知ですか?金魚に詳しい方はご存知かもしれません。最近では、ペットショップにも無数の金魚の種類がいます。人気があるんですね!水槽で飼えて管理のしやすい金魚が今、人気になっています。そこで、今回は金魚の一種、コメットの飼育方法ご紹介します。






金魚のコメットの飼育方法! 4つのコツ・給餌・注意点とは


1)コメットの紹介

(1)コメットとは

コメットというのは、金魚の種類の一種になります。たまに、金魚すくいの水槽の中でも見つかる種類なのですが、ご覧になられたことはあるでしょうか?普通は掛け合わせで突然変異の魚の場合、取り除かれるのですが、その作業をしなかった結果に見つかった種類の金魚になります。

(2) 原産地

コメットの原種のフナやリュウキンは日本生まれですが、コメットの生まれた国はアメリカになります。

(3) コメットの大きさ

胴長のコメット、その大きさは意外と大きく、小さいものでも7cmで大きいものになると30cmにもなるのです。大きい水槽が必要になりそうですね。

(4) 簡潔な歴史・名前のルーツ

アメリカに輸出された日本の金魚がアメリカにいるヒブナと交配して、その交配でできたのがコメットになります。と、いうわけで、コメットは逆輸入された品種なのです。そして、現在流通しているコメットは、昭和7年に日本人が持ち帰ったものが元となっています。戦前に来日したのですね。そんなコメットの名前の由来はというと、尾びれが長いコメットはゆらゆらと棚引かせながら泳ぐ金魚です。そんな姿が彗星のように見えることから、コメットという名前で知られています。

(5) 平均寿命 

そんなコメットですが、平均寿命はというと7年から8年。上手に育ててあげれば、10年15年と長生きをするそうです。

2)種類はあるの?コメットの4つの色の種類と特徴

コメット自体は金魚という1種類でしかないのですが、色の違いがあります。色の違いをご紹介したいと思います。

(1)

透明な鱗が桜色に染まるこの色です。平成大和錦コメットとも言われます。

(2)桜ショートテール

コメット特有の長い吹き流しの尾や他のヒレが短いタイプです。パッと見はコメットとはわからないかもしれませんが、体型は列記としたコメットになります。

(3)白色

キレイな純白の品種になります。泳ぐ姿を見ると、まさに彗星のようです!

(4)更紗 

更紗には、赤、赤白、白があります。この種類にもヒレの短いショートテールという品種があります。コメットの性格はとにかく臆病です。光の当たるところを好みません。なぜかというと野生の場合、光が当たるところというと、天敵の鳥に狙われる可能性が高くなります。ということで、水槽内に水草や木廃材を入れている場合はその陰に隠れてしまいます。熱帯魚などと違い、明るく照明を当てたりせずに暗めにして、コメットを多数で飼うと落ち着いてくれます。

飼っている年数が経つにつれ、近寄るとエサをもらえると思い近寄ってくるようにもなります。オスとメスの違いは、ペアで飼うなら重要ですよね。金魚でそのオスとメスの違いを見分けるのは非常に難しいです。コメットの場合の見分け方も子どものうちはちょっと見分けがつき辛いようです。2歳以上になると見分けがつき始めます。温かい時期に、オスのエラや胸ビレの前の部分に追星という白いツブツブのような模様が出てくるのがオスです。

3)こんな人に向いている!飼育に適している人の特徴とは?

金魚と言っても生き物ですので、飼育に向いている人というのがいます。そんな飼育に向いている人の特徴をご紹介します。

(1)毎日しっかり観察できる人

これは基本です。例えばコメット自身に何か異変があったりしてもすぐに気付くことができなければ、いけませんし、水槽の汚れなどにもすぐ気が付くことができます。

(2)エサをあげすぎない人

食べに来てくれるから、かわいくて…という理由でエサをあげすぎるのはよくないです。まずは、食べなければそれがカスや汚れになって水槽に溜まります。そうすると、掃除が大変になるとともに、金魚にとっても衛生的によくないからです。

(3)掃除も億劫にならずお世話を楽しめる人

水槽はコメットが住む家です。そんなお家は常にキレイにしておくことが大切です。ですので、明らかに汚れていることがわかる前にマメに掃除の出来る人がいいと思います。

(4)水の温度管理と買ってきたときの対処の出来る人

コメットを買ってきて最初にすることは、まず買ってきた袋のまま家で飼う時の水の温度に慣れさせることです。買ってきたときの水の温度と家で飼う時の水の温度差があまりに激しいとコメット自身に多大な負担がかかります。ですので、買ってきた袋のまましばらくは家で飼う時の水の中につけておきます。そうするとコメット自身も水の温度に慣れますので、慣れてから水槽に移してあげてください。人間でもそうですが、あまりにも冷たい水にいきなりつけられるとビックリしますよね。コメットも同じということを考えてあげてください。

Aquascaping of the beautiful planted tropical freshwater aquariu

4)お金の面は?コメットを飼育する場合の初期費用と方法

比較的小さいコメットは安価で買うことができます。安いもので100円から。高くても300円ほどになります。ただ、大型のものや質のいいものになると、1,000円前後するものもいるようです。オスとメスの値段の違いはなく、どちらも同じくらいの値段になります。

5)グッズを整えよう!飼育に必要な6つのグッズ

飼育をするためにはいろいろな飼育道具が必要になります。そんな飼育に必要なものをご紹介させていただきます。

(1)コメットのお家

水槽がない事には室内で飼うことができません。まずは体長から考えて、水槽の大きさを考えましょう。小さいうちは小さい水槽で飼うと慣れやすいですが、コメットの場合大きくなると30cmクラスになるものもいるため、60cm以上の水槽が必要になります。

(2)土台に底砂

底砂は大きく分類して2種類あります。みなさんもよくご存知の砂利。土を固めて丸くしたソイルというものがあります。中に水草も入れてオシャレにしたいという方は、ソイルの方がオススメです。

(3)コメットの棲み処になる水

泳ぐためには水が必要ですが、水槽に入れるのはただの水道水ではダメなんです。水道水に含まれる塩素がコメットにとっては大変有害な物質になります。カルキ抜きでしっかり水を適度なものにして、コメットにとって住みやすい水にしましょう。コメットも生き物、水の中にフンや食べ残しのエサで水が汚れます。その汚れを分解するのがバクテリア。快適な水を保つためにもバクテリアも入れましょう。

(4)コメットのご飯の用意

コメットを水槽に入れて、2.3日したらご飯をあげてみてください。ご飯は1日に1.2回で少しの時間で食べ終わるくらいの量だけあげましょう。コメットが食べやすい粒状のご飯がいいです。子どもの時と大人ではエサのサイズも違ってきますので、子どもの時は小さめの粒をあげてください。食べきるくらいをあげるようにしていると、水も汚れにくいです。

(5)掃除をする道具

水替えもお掃除の1つで、大切な事です。コメットのお家が汚れていたら、飼い主もコメットも気分が悪いはず…。そんな面倒な作業が簡単に終わる道具もあるんです。クリーナーポンプ、水替えと同時に大きなゴミも取れるものです。水槽のゴミを吸うポンプ、コメットのトイレの代わりになるフンを取り出すポンプです。コケ防止剤、キレイな状態の水に入れるとコケの発生を抑えるものです。キレイをキープしてくれます。水槽の中を掃除する柄のついたスポンジ、持ち手が長いので水の冷たい時期でも手を入れることなく、強力なコケをサッと落とすことができます。

(6)コメットの喜ぶアイテム

水槽の中に水草や、木廃材、などを入れると見た目も賑やかになりますし、コメットの隠れ家にもなります。また、アーチ状の橋の形をしたアイテムなどもあります。金魚のおもちゃになりそうですね。

6)給餌方法を理解しよう!コメットの主な3種類の餌とその方法

コメットにとっても食べることはとても大切なことで、楽しいことだと思います。というわけで、ごはんのことについてご紹介させていただきます。

(1)サイズ

コメットの口より少し小さいサイズのエサを選ぶようにしましょう。

(2)エサの浮き沈み

エサには浮くタイプのものと沈むタイプのものがあります。どちらにもそれなりにいい部分はあるのですが、コメットの様子を観察したり、食事の状態を観察するためには浮くエサの方が向いています。

(3)色揚げタイプ

コメットの赤い色を前面に出したいときに使います。コメットを含め、金魚全体は一度赤から橙色に色が薄くなったものは、元に戻すのは難しいのです。そのため、そのままの赤色を維持したい場合に効果を発揮します。

(4)エサのタイミング

エサをあげるタイミングは、人間と同じように朝昼晩の3食でもいいですし、朝晩の2食でも構いません。朝に1食でも構いません。ただ一つ、前の食事との時間は4時間以上は空けてください。また、食べ溜めは出来ませんので、一度のご飯で一気に多くの量をあげるのはやめてください。コメットには人間にあるべき、胃という機関がありません。そのため、お腹を壊したり、体長を壊してしまったりする可能性が出てくるからです。コメットの体に合ったエサの量を、多すぎない程度にあげてください。

Closeup on medical doctor woman explaining something

7)要注意・・コメットに多い5種類の病気

やはり、魚とはいえ家族です。病気をしてしまうと心配ですので、注意する点といえます。それでは、コメットに多い病気をご紹介します。

(1)尾ぐされ病

尾びれや背びれがボロボロになる病気です。細菌感染が原因になり、出血することもあるようです。

(2)イカリムシ

金魚の体液を吸うために寄生する虫になります。コメットが砂利などに体をこすりつけるようら、イカリムシがいないかしっかり観察してください。もし、発見できた時は途中で切れることのないようにそっと、ピンセットなどで取り除いてください。

(3)マツカサ病

コメットが最近に感染することによって、鱗の奥に腹水が溜まってしまい、鱗がマツカサのように逆立ってしまう病気になります。これは細菌の感染以外にも、肝機能に障害が出ていたり、水質が悪化したことが原因になることもあるので、よく観察してください。

(4)白点病

体の表面やヒレに白い点々が現れる寄生虫になります。ご覧になったことのある方も多いのでは?

(5)水カビ病

体やヒレなどに発生する白い水カビになります。人の肉眼でもはっきりと菌糸状のものが見えます。そして、炎症を起こすと出血します。どの病気にも共通して言えることですが、水質が汚れている場合やしっかり掃除ができていないことが原因と言えるようです。

8)要チェック!飼育で特に注意すること!

コメットを買うにあたって、注意する点をまとめてみました。コメットと一緒に快適な生活を送るためにも、ご覧ください。

(1)まずは水作りから

コメットはご存知のとおり、金魚の仲間です。そのため、体が丈夫で飼育もしやすいという利点があります。しかし、基本的な事をおろそかにしてしまうと、弱らせてしまったり、最悪亡くなってしまう可能性もあります。水作りは最初の1ステップ。ご家庭の水道水を使うのであれば、カルキ抜きはしっかり行い、バクテリアを繁殖させることが必須項目になります。1,2週間はコメットの入っていない水槽でろ過フィルターを循環させて、コメットの大切な生活環境を作りましょう。

(2)コメットと和金は混泳させないこと

同じ金魚同士だから一緒の水槽で飼っても大丈夫というのは違います。金魚にも相性の良し悪しがあるのです。コメットの特徴である、長い尾びれは品種改良によって得られたものです。そのため、素早く泳ぐことを苦手とします。対して、和金はフナに最も近い品種の為、ヒレも固くて動きも早いのです。同じ水槽で飼育してしまうとぶつかってしまったりして、コメットが傷つく可能性が高くなってしまいます。同じような尾びれを持つ、リュウキンなら混泳は可能ですが、この場合は逆にコメットがリュウキンを傷つけてしまうことも起きるので十分注意しなければなりません。いろんな種類の金魚を一緒に飼うと、水槽内が華やかにはなるのですが、飼われている側のことを考えるとやはり、コメットはコメット同士で飼育した方が無難です。

(3)最初は小型の水槽で飼育する

大きな水槽でゆっくり泳ぎながら飼育した方がよさそうだと思っている方もいるかもしれませんが、コメットは最初は小型の水槽で飼育を始めた方がいいようです。なぜかと言うと、コメットは水槽に合わせて大きくなるからです。そのため、最初から大きな水槽で飼育すると、あっという間に大きくなってしまい、さらに大きな水槽を用意して飼育しなければならなくなります。初めは、30cmの水槽で飼育を開始し、大きくなったら60cmの水槽に移すというほうが、大きくなりすぎることはないのです。そして、急激に大きくなってしまったコメットは身体が弱くなりやすいので、それを防ぐためにも最初は小型の水槽で飼育を始めることをオススメします。

(4)毎日しっかりコメットを観察

観察することによって、コメットの異変や病気にいち早く気付いてあげられます。ですので、エサの時間や、水槽の前を通りかかった時でもいいので、一日10分、いえ5分で構わないので眺めてあげてください。

(5)コメットの繁殖について

コメットを含め、金魚は産卵すると親が自分の産んだ卵を誤って食べてしまうことがあります。それを避けるためにも、産卵した後は速やかに卵を別の容器に移し替えてください。卵を親と離すことで無事に孵化する可能性が高まります。食べられてしまっては孵化することもできなくなってしまいます。

9)飼う喜びとは?コメットをペットにする魅力とは?

どうでしょうか、コメットについていろいろご紹介してきました。最後にそんなコメットの魅力についてご紹介します。

(1)意外と丈夫

やはり、フナの系統であり、丈夫なので飼いやすいのも一つの魅力です。

(2)小さいころはとにかくかわいい

魚だ、という感覚を超えてかわいい!という方が多くいらっしゃいます。大きくなったら、優雅になります。

(3)尾びれ・背びれ

コメットの特徴、吹き流しの長い尾びれがとにかく魅力!堂々とした背びれも圧巻です!

(4)鱗の光沢

特に白い鱗の光沢は他の金魚にはない美しさがあるそうです。キラキラ光ってみえます。

(5)体型も魅力

リュウキンの血が濃いタイプの子になると、ある程度体が縦にも育って、また違う魅力が出てきます。






今回のまとめ

1)コメットの紹介

2)種類はあるの?コメットの4つの色の種類と特徴

3)こんな人に向いている!飼育に適している人の特徴とは?

4)お金の面は?コメットを飼育する場合の初期費用と方法

5)グッズを整えよう!飼育に必要な6つのグッズ

6)給餌方法を理解しよう!コメットの主な3種類の餌とその方法

7)要注意・・コメットに多い5種類の病気

8)要チェック!飼育で特に注意すること

9)飼う喜びとは?コメットをペットにする5つの魅力