枝にいるコーンスネーク

最近人気が高まっている爬虫類のペット。でも飼育が難しそうと、躊躇してしまったことがありませんか。でもコーンスネークだったら、そんな心配は不要です。初心者でも飼育しやすいコーンスネークについて、飼育方法・給餌方法・飼育のコツをご紹介します。






コーンスネークの飼育方法!3つのコツ・給餌方法とは


1)コーンスネークの紹介

(1)コーンスネークとは

コーンスネークはペットとして飼育されることも多い中型のヘビで、ナミヘビ科ナメラ属に分類されます。

(2)原産地・平均体長・平均体重

コーンスネークは北米大陸が原産地です。森林や草原に生息しています。平均体長は120センチメートルから150センチメートルくらいです。中には180センチメートルを超えるサイズにまで成長した例もあります。平均体重は900グラムから1,000グラムくらいになります。

(3)名前のルーツ・簡潔な歴史とは

コーンスネークという名前は、腹側の模様がトウモロコシの粒のようであることに由来しています。また野生のコーンスネークは赤い体色をしているため、別名アカダイショウとも呼ばれています。

(4)平均寿命 とは

コーンスネークの平均寿命は10年から15年くらいです。

2)種類の解説!コーンスネークの4つの種類と特徴とは

(1)ノーマル

最も野生の個体に近い色と模様を持つ種類がノーマルです。色の濃い班の部分とオレンジの部分とがはっきりとしています。

(2)アメラニスティック

黒色色素欠乏したアルビノです。ノーマルではオレンジだった部分が白くなっている種類や、全体にキレイな赤い色になっている種類がいます。

(3)スノー

全体に白くなっている種類です。班の部分はピンク色であるため、とても可愛らしいイメージです。

(4)アネリスリスティック

これも色素欠乏した種類です。ただし、欠乏している色素が赤色や黄色のため、アルビノとは異なり黒色や灰色のシックな模様になります。

3)どんな人が向いている?飼育に適している人の3つの特徴

(1)頻繁な世話が難しい

コーンスネークは比較的、飼育の手間がかからないペットです。餌やりも週に1回程度で済みます。また、他の種類のヘビに比べると寒さに強いことから、四季のある日本にも対応しやすいといわれています。そのため、頻繁に世話をすることが難しという人に向いています。

(2)住宅環境に制限がある

コーンスネークは他の犬や猫、鳥といったペットと違い鳴きません。また、強い臭いも発しません。そのため、マンションやアパートといった飼育に制限があるようなところでも飼いやすいペットです。住宅環境に制限がある人に向いているといえます。

(3)大人しい

コーンスネーク活発に動く動物と違い、おとなしいペットです。また性格も温厚で攻撃的になることは、ほとんどありません。散歩を行う必要もないため、活動的なペットだと飼い主の体力的に飼育をためらってしまうような人にも向いているといえます。

コーンスネーク

4)コーンスネークを飼う場合の初期費用と方法とは

コーンスネークは、爬虫類の取り扱いのあるペットショップや即売イベントで購入できます。ノーマルの安いものでは3,000円くらいから販売していますが、平均すると10,000円くらいで購入することができます。ただし希少な種類になると100,000円近くする場合もあるなど、種類によって値段には幅が出てきます。オスとメスでの値段の違いはありません。

5)グッズを整えよう!飼育に必要な4つのグッズ

(1)ケージ

コーンスネークが、とぐろを巻いた際の3倍以上のサイズのケージを用意しましょう。平均的な大きさから考えると60センチサイズ以上のケージであれば大丈夫です。脱走を防ぐため、しっかりとフタが閉まる物を選んでください。

(2)水入れ

飲み水や水浴び用に、コーンスネークの全身が浸かるくらいのサイズの水入れを設置して下さい。

(3)床材

床にはウッドチップなどの床材を敷き詰めます。汚れたら交換して下さい。

(4)ヒーター

コーンスネークは比較的寒さに強いのですが、温度が低すぎると食欲不振や消化不良を起こしてしまいます。25度から30度の温度を保つため、ヒーターを設置します。

6)給餌方法解説!コーンスネークの餌の主な2種類と正しい与え方

(1)マウス

コーンスネークに取って、マウスは完全食です。そのため、基本的にはマウスだけ与えていれば栄養的に問題ありません。マウスは生きている物、冷凍の物どちらでもかまいませんが、手に入れやすさや保管のしやすさを考えると冷凍マウスの方が扱いやすいといえます。ただし冷凍マウスの場合、完全に解凍してから与えるようにして下さい。解凍が不完全なまま与えてしまうと、吐き出したり体調不良を引き起こす原因になってしてしまう可能性があります。幼体の場合は数日に1回マウスを1匹、成体の場合は週に1回マウスを2匹程度与えれば十分な量です。

(2)ウズラなどの小鳥

極たまにですが、マウスを与えても食べなくなってしまう場合があります。その場合には、ウズラなど小鳥を餌として与えて下さい。マウスを食べない場合でも、他の餌であれば食べる時があります。

Stethoscope in hands

7)病気チェックを!コーンスネークに多い3種類の病気

(1)拒食

コーンスネークは、餌を全く食べない拒食の状態になることがあります。成体であれば、1ヶ月程度何も食べなくても問題ありませんが、幼体の場合は命にかかわるケースもあるため強制給餌を行うか、できるだけ早く動物病院に連れて行くようにしてください。冷凍マウスを与える際に、完全に解凍されていない状態で与えると拒食を引き起こすことがあります。

(2)脱皮不全

何らかの原因で脱皮が完全に行われない状態です。飼育環境の湿度が低すぎると、脱皮不全になってしまう危険性があります。またダニなどの寄生虫や感染症などによって体調不良になってしまった場合にも、脱皮不全になる可能性があります。脱皮不全を起こした場合には、30度くらいのぬるま湯に浸けて、ふやかした古い皮をゆっくりと剥がしてあげましょう。

(3)マウスロット

マウスロットを発症すると、口の周りに粘液が溜まり、充血や膿が見られるようになります。重症になると、口の周りが変形し餌を食べなくなってしまいます。発見したら、早期に動物病院へ連れて行きましょう。

8)要注意!飼育で特に注意する3つのこと

(1)寒くし過ぎない

コーンスネークは比較的寒さに強いヘビの種類ですが、温度が低すぎると消化不良などの体調不良を引き起こしてしまいます。飼育環境の温度は25度から30度を保つようヒーターを設置し、適切な温度管理を行って下さい。

(2)脱走

コーンスネークはケージから脱走しようとする時があります。帰巣本能がないため脱走してしまうと、そのまま見つからないケースもあります。ケージにはしっかりとしたフタを設置し、脱走しないようにしておきましょう。

(3)捨てないように・・

何らかの事情で飼育し続けられなくなっても、絶対に捨てないで下さい。コーンスネークは元々日本のヘビではないため、生態系に影響を及ぼしてしまいます。それに捨てられた近隣住民にとって、社会的にも迷惑がかかることになります。万一、飼い続けられないという状況になってしまったら、先ずはペットショップに相談してみましょう。

9)ここが楽しみ・・コーンスネークの飼育の魅力や喜びとは

コーンスネークを飼育する一番の魅力は、その色や模様です。様々な色と模様の組み合わせがあり完全に同じ柄は二つといないため、お気に入りの一匹を見つけられたなら、とても愛着が沸くペットになります。またコーンスネークは鳴いたり吠えたりしません。

そのため住宅環境に制限があり、他のペットを飼うことが難しい場合でも飼うことが可能です。更に、コーンスネークは比較的飼いやすい初心者でも安心な種類です。難しい知識や、高度な飼育技術が無くても飼うことができるというのも、ペットと安心して過ごし続けるための魅力の一つだと言えます。






今回のまとめ

1)コーンスネークの紹介

2)種類の解説!コーンスネークの4つの種類と特徴とは

3)どんな人が向いている?飼育に適している人の3つの特徴

4)コーンスネークを飼う場合の初期費用と方法とは

5)グッズを整えよう!飼育に必要な4つのグッズ

6)給餌方法解説!コーンスネークの餌の主な2種類と正しい与え方

7)コーンスネークに多い3種類の病気

8)要注意!飼育で特に注意する3つのこと

9)ここが楽しみ・・コーンスネークの飼育の魅力や喜びとは