フェレット

とても可愛らしいフェレットは、平均寿命が6〜10年と寿命が短いと言われています。しかし、環境や生き方で寿命を延ばす事もできるのです。

少しでも長生きしてほしいものですね。今回は、フェレットの寿命と、健康寿命のコツをご紹介します。






フェレットの寿命解説!健康寿命の5つのコツ


1)フェレットの紹介

(1)原産地・平均体長・平均体重

フェレットの原産地は、「ヨーロッパ」です。平均体長は、オスのフェレットで40cm~50cm。メスのフェレットで35cm~45cmなっています。

平均体重は、オスのフェレットで1、5kg。メスのフェレットで0.75kg~1.5kgとなっています。

(2)日本で飼育されている数

現在は世界中で人気があり、多くの方に飼育されています。初めてペットを飼う方にもオススメな動物で、日本でもフェレットを飼育している方が数大くいます。

(3)名前の由来

フェレットの由来は、学術名「Musetela putorius furo」。Mustelaの「Mus」はラテン語で「ねずみ」と言う意味で、そこから「ねずみの捕獲者」という意味になります。

「Ferret」という英語名はラテン語の「furo」かイタリア語の「furone」からきていると言われています。

(4)歴史

フェレットは野生のヨーロッパケナガイタチを家畜化、改良したものとされていますが、詳しくは不明ですが、約3000年程前から飼育されていたと言われています。

動物誌の中では、「イタチ」と「野生イタチ」を分けて記述しており、「イタチ」は今で言うと「フェレット」です。

昔、ヨーロッパでフェレットは狩りに珍重されていました。また、フェレットは狭い管の掃除にも用いられ、狭い所の配線も手伝っていたそうです。

現在はペットとしてフェレットの出身ファームごとに「マーシャル」「パスバレー」「カナディアン」「ミスティック」などと、名称がつけられて販売されています。

(5)気を付ける病気

気を付けたい病気は主に「副腎疾患」「インスリノーマ」「フィラリア症」の3つがあげられます。

「副腎疾患」は、副腎というごく小さな臓器が腫瘍化または肥大化する病気で、中~高齢のフェレットにしばしば見られる病気です。

「インスリノーマ」は膵臓の腫瘍です。副腎疾患と同じように中~高齢のフェレットにはよく見られる病気です。

「フィラリア症」は、犬の病気の1つとして有名ですが、フェレットにも比較的感染しやすい病気と考えられています。フェラリア症は感染している動物の血を吸った蚊に刺されることによって二次感染してしまう病気です。

2)フェレットの平均寿命

(1)平均寿命

フェレットの平均寿命はオスメス共に「6年~10年」と寿命が短い動物ですが、13年以上生きるフェレットも居ると言われています。比較的に「病気になりやすい」動物です。

(2)成長

フェレットは成長速度がとても早く、「2日~3日」で体つきが変わります。「4か月で大人」になり、「4歳になると老化」が始まります。

3)フェレットの性格や特徴

(1)性格

フェレットは、とても好奇心旺盛で、遊び好きな動物です。非常に陽気で落ち着きがなく、一般的にはオスのフェレットは「おっとり」しています。

メスのフェレットは「臆病ですばしっこい」と言われていますが、個性もありますので多少の違いはありますが、噛み癖が少なく、フェレット初心者の方でも飼いやすい動物です。

(2)特徴

フェレットは「イタチ科」の動物で、首と胴体が長く手足が短いのが特徴です。夜行性で「15℃~23℃」が適温で、暑いのが非常に苦手な動物です。

日本の夏では、エアコンが欠かせません。

Nice ferret couple in studio on fur

4)フェレットの寿命が短い場合の3つの原因

(1)病気

フェレットの寿命が短い原因で1番多いのは、「病気」です。フェレットは病気になりやすい動物なので、一番気を付けなければなりません。

(2)事故

病気の次に多いのが、事故です。事故の中でも最も多いのが「誤食」「誤飲」です。特に、布製品(タオルやハンモックなど)を食べてしまうというケースが多いのではないでしょうか。

また、トイレの砂やトイレシーツも食べてしまう子もいるようです。他にも、「ゴムやスポンジ製品」、「石鹸」なども食べてしまう子が多いので注意が必要です。

(3)食事

フェレットは完全な「肉食動物」で、一般的には「フェレット専用フード」を与えますが、消化管が細い為、短い時間で消化できる「動物性たんぱく質」と脂肪を兼ね備えた食事が必要なのです。

また、基本的には人間の食べ物は与えないほうがよいです。

特に、「ネギ類」「ニラ」「ニンニク」「カフェイン」が入ったもの(チョコレートやココアなど)は中毒死する可能性があります。

5)寿命が長い・短いフェレットの決定的な2つの違い

(1)ゲージから出す時間

フェレットはとてもストレスが溜りやすい動物です。ずっとゲージも中に居ると、ストレスが溜ってしまい体調をくずしたり、イライラしてゲージを噛んだりします。

ゲージを噛んで歯を折ってしまう子もいますので、ストレスが溜らないようにゲージから出す時間を長くして見てください。また、遊ぶことが大好きなので、沢山遊んであげてください。

しつけと環境次第では、1日中出しっぱなしにしても大丈夫な動物ですよ。

(2)散歩・運動

適度な運動や散歩をさせてあげることが、健康につながります。やはり、室内だけではなく、外で散歩させる事も大切かと思います。

散歩させる日は、「28度以下」の場合にしましょう。フェレットは暑さにとても弱い動物なので、注意してください。

真夏なんかは、夜に散歩させる事をオススメします。また、リードはしっかりとつけましょう。

6)フェレットの選び方の2つのポイント

(1)身体をチェック

「目やにや涙が出ていないか」体調が悪い時によく見られます。「ひげは折れていないか」栄養不足が考えられます。「耳は綺麗か」汚れていると耳ダニや中耳炎の疑いがあります。

「お尻は汚れていないか」下痢などで汚れていないかチェックします。「毛並みは綺麗か」皮膚病などの可能性はないかを見ます。

「手や足は怪我をしていないか」を確認し、ペットショップで購入する場合は、店員さんにお願いして触らせてもらうことをオススメします。

(2)手術は済んでいるか

日本で販売されるフェレットは、生まれてすぐに「避妊手術(メス)」、「去勢手術(オス)」、「臭腺除去手術」をします。

この2つの手術が済んでいないと、室内で遊ばせるときに、至る所に「分泌物」を付着してしまい、家の中がとても臭くなってしまいますので、必ず確認することをオススメします。

Closeup on medical doctor woman explaining something

7)健康寿命を延ばす食事の3つのポイント

(1)フード

フェレットのフードは、「ドライフード」が基本となっています。フェレットは飼い主さんが選んだ餌しか食べられませんので、健康の為に「良質なフード」をあげる事が大切です。

(2)成分をチェック

良質なフードを選ぶには、成分をチャックしましょう。まず、第一原材料が殻類(小麦など)はおすすめしません。第一原材料がチキンのフードを選びましょう。

また、「着色料」、「香料」、「人工保存料(BHAなど)」も不要な成分で、BHAは人間に使用が禁じられている物なのです。もちろん害がない程でしょうが、なるべく避けたいものです。

次に、「賞味期限」を確認しましょう。賞味期限があまりにも長いフードは強力な保存料を使用している可能性があります。

(3)フードの切り替え

新しいフードに切り替えるときは、急に変えると体調をくずしてしまいます。まずは、今まであげていたフードに少し混ぜてあげましょう。

そして、だんだんと新しいフードの量を増やしていき、最後には新しいフードが100%になるように与えましょう。

8)フェレットの健康寿命を延ばす為にできる5つの予防ポイント

(1)餌・水は小まめに取り替える

水は1日に1回は取り替えしょう。また、フェレットには「ミネラルウォーター」を与えないように注意してください。結石の原因になりかねます。お水は水道水を基本として考えましょう。

「水道水が気になる・・・」という場合は浄水器を購入してしまうことも1つの方法でしょう。

餌は常に新鮮なものを与える事が大切です。フェレットのフードの主な成分は「動物性たんぱく質」なので、空気に触れると酸化してしまい、フェレットにとっては毒なのです。

(2)噛み癖

フェレットはとても賢い動物なので、「しつけ」をする事ができます。特にフェレットは噛み癖がありますので、辞めさせたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

まず「噛むと嫌な事が起こる」事を覚えさせなければなりません。なので、噛まれたと同時にやりましょう。一番効果的なしつけの方法は、「大きい音を出す」ことです。

大きい音にビックリして辞めるでしょう。それを「繰り返す」事によってだんだんと学習してくれるはずです。

また、一番やってはいけないのが、「叩く」事です。叩いては「逆効果」になり、信頼もなくなってしまいます。

そして、叱る時は「名前」を言ってはなりません。「ダメ!」、「こら!」などと言う言葉で叱ってあげてください。

(3)掃除

フェレットはとてみ綺麗好きな動物です。ゲージのお掃除は「1週間に1回」、トイレは「毎日」してあげることが、フェレットだけではなく、飼い主さんの健康にもつながります。

また、「ハンモック」も汚れたら洗うようにしましょう。

(4)お手入れグッズ

フェレットの体を綺麗に保つ為に必要なグッズです。毎日のブラッシング、爪切りは週1回してあげる事が健康にもつながります「曜日」を決めておくと忘れにくいですよ。

また、「シャンプー」や「イヤークリーナー」などもあるといいと思います。

(5)健康診断

最低でも半年に1回は健康診断に行きましょう。フェレットはとても病気になりやすい動物なので、まめに健康診断に行く事が早期発見につながります。






今回のまとめ

1)フェレットの紹介

2)フェレットの2つのタイプ

3)フェレットの平均寿命

4)フェレットの寿命が短い場合の3つの原因

5)寿命が長い・短いフェレットの決定的な◯つの違い

6)フェレットの選び方の2つのポイント

7)健康寿命を延ばす食事の2つのポイント

8)フェレットの健康寿命を延ばす為にできる◯つの予防ポイント