床に伏せているゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバーは大型犬であるため、飼い方が難しそうだと思ってしまいませんか。でも、実際はペットとするにはとても向いている性格を持っています。大型犬の中でも飼育し易いゴールデンレトリバーの飼い方と、飼育のコツを紹介します。






ゴールデンレトリバーの飼い方って?3つの飼育のコツと注意点


1)ゴールデンレトリバーの紹介

(1)ゴールデンレトリバーとは

ゴールデンレトリバーは、均整の取れた体つきが特徴の大型犬です。水鳥の猟を手伝うために作出されました。多彩な色を持つ毛はダブルコートで、防水性の高いアンダーコートのおかげもあって寒い季節でも活動できるようになっています。鼻は黒色か濃い茶色をしています。耳はたれているという特徴があります。

(2)原産地・平均体高・平均体重

ゴールデンレトリバーの原産地はイギリスです。平均体高は、オスが56センチメートルから61センチメートルくらい、メスが51センチメートルから57センチメートルくらいになります。平均体重は、オスが29キログラムから34キログラムくらい、メスが24キログラムから29キログラムくらいになります。

(3)名前のルーツ・歴史

ゴールデンレトリバーの起源は、19世紀にスコットランドで作出さたことに始まります。スコットランドのダッドリー・マーシュバンクス伯爵が20年以上の、歳月を掛けて犬種を確立しました。その後、20世紀に入り、英国でゴールデンレトリバーという犬種として認められました。

(4)平均寿命 とは

ゴールデンレトリバーの平均寿命は10年から12年くらいです。中には17年と長く生きた場合もあります。

2)どんな種類があるの?ゴールデンレトリバーの主な種類と特徴

(1)アメリカ系

アメリカ系のゴールデンレトリバーは、均整でスタイリッシュ、若干細身だという特徴があります。表情は優しく、性格は陽気な傾向があります。被毛はアンダーコートが多く、毛は細めです。濃い色のものが多くいます。日本に多いのは、アメリカ系のゴールデンレトリバーです。

(2)イギリス系

イギリス系のゴールデンレトリバーは、たくましい体つきが特徴です。性格はおとなしく、落ち着いている傾向があります。被毛はアンダーコートが少なく、薄い色が多いです。目が丸くて大きいという特徴もあります。

3)理解してあげよう!ゴールデンレトリバーの性格の3大特徴

(1)人なつっこい

ゴールデンレトリバーは、人なつっこい性格をしています。人と一緒に過ごすことを好み、普段の生活も人と一緒に暮らすことで安心します。逆に、戸外へ一匹で飼われると不安になってしまいます。孤独を嫌うさみしがり屋な性格だと言えます。オスの方がメスよりも人なつっこく甘えん坊である傾向が強くあります。

(2)賢い

ゴールデンレトリバーは、水鳥の猟を手伝うために作出されたという歴史を持ちます。そのため飼い主の命令を理解し、行動できるだけの賢さを持っています。訓練を行うことにより、盲導犬の使命を果たすこともできる理解力があります。しつけもし易いため、子供からお年寄りまで飼育することが可能です。

(3)飼い主に忠実

ゴールデンレトリバーは、飼い主に気に入られることを喜びとします。そのため、飼い主が何を望んでいるかを考え、飼い主の望みを叶えようと努力します。また飼い主に同調するため、おとなしくして欲しいときには、飼い主が静かにしていると合わせて静かにしています。メスはオスに比べると、より落ち着いて忠実な性格をしています。

ドッグランをしているゴールデンレトリバー

4)お金の面は?飼う場合の初期費用と方法とは

ゴールデンレトリバーは、ペットショップやブリーダーから購入します。値段は通常のペット用の場合は、100,000円から300,000円くらいで販売されています。ドッグショー向けのタイプでは、その数倍以上の値段となっていることが多く、中には600,000円以上で販売されていることもあります。一般的には、メスよりもオスの方が若干高めの値段で販売されています。

5)先ずはグッズを整えよう!飼育に必要な5つのグッズ

(1)ケージ

ゴールデンレトリバーの家として、ケージを用意します。子犬の時から使い始め、成犬になっても使い続けるため、大きさは成犬のサイズに合わせて広いものを購入します。

(2)ベッド

ゴールデンレトリバーが寝る場所として、ベッドをケージの中にベッドを用意します。カバー付きで洗える物であれば清潔さを保てます。ベッドの端に段差が付いている物であれば、首を乗せられるため、ゴールデンレトリバーも落ち着くでしょう。

(3)トイレ

トイレをしつけるために、トイレにトイレシートを敷き用意します。臭い付きのトイレシートを使うと、臭いでトイレを覚えやすくなります。

(4)首輪とリード

散歩をするために、首輪とリードを用意します。外で散歩を行うようになる前から首輪を付け、慣らしておくことで散歩デビューがスムーズになります。首輪は成長に合わせて大きなサイズに買い換えていきます。

(5)食器

餌を与えるための食器を用意します。丈夫で、食べている時にズレないある程度の重さがあるものを選びましょう。また、水を飲むための器も別に用意します。食器の素材は、ステンレスや陶器のものが、丈夫で長持ちします。

6)要注意!飼育で特に大変な3つのこと

(1)肥満管理

ゴールデンレトリバーは太りやすい犬種です。そのため、肥満にならないように管理が必要です。餌をやり過ぎないことと、毎日適切な散歩を欠かさないようにすることが重要です。散歩は1日2回、40分くらい行いましょう。大型犬であるため、引きずられないように注意が必要です。

(2)熱中症

ゴールデンレトリバーは熱中症になりやすい犬種です。特に夏の暑い時期に注意が必要です。肥満にならないように運動は必要なのですが、日中に運動をさせると熱中症の原因になってしまいます。そのため、早朝や日暮れ後など気温が比較的下がったタイミングで散歩などの運動を行うようにしてください。水遊びをすることも、熱中症の予防になります。

(3)ブラッシング

ゴールデンレトリバーはダブルコートで長い毛も持つため、週に2回はブラッシングを行うようにしてください。特に夏の暑い時期にブラッシングを怠ると、皮膚炎に罹ってしまうこともあるため、注意が必要です。

Stethoscope in hands

7)給餌方法とは?主な2種類の餌とその方法

(1)ドッグフード

ゴールデンレトリバーには、穀物の入っていないドッグフードを与えます。穀物などの炭水化物は、ゴールデンレトリバーにとって不要な栄養素で、逆に内臓に負担がかかるため癌の原因になってしまいます。ドッグフードであれば必要な栄養だけがバランス良く含まれているため、理想的です。ドッグフードは1日2回、朝夕に与えます。1回に与える猟は成犬でカップ3杯程度です。

(2)鶏肉

補助的な餌として、鶏肉を与えても構いません。鶏肉を与えるときは味付けをせず、そのままゆでた物を与えます。骨が付いていないことに注意してください。骨が入っていると、ゴールデンレトリバーの内臓を傷つけてしまうので注意が必要です。

8)知っておきた健康のこと!ゴールデンレトリバーに多い3種類の病気

(1)股関節形成不全

股関節形成不全は、ゴールデンレトリバーが罹りやすい病気の1つです。股関節形成不全は、股関節の発育に異常が見られる病気で、発症すると歩くときにふらついたり、歩くのを嫌がるようになったりします。発症が疑われる場合には、動物病院に連れて行き、治療を行うようにしましょう。

(2)アレルギー

ゴールデンレトリバーはアレルギーが出やすい犬種です。アレルギーの症状としては、皮膚炎として現れることが多くあります。発症すると、皮膚が赤く腫れ上がったり、発疹が現れます。患部を引っ掻くと症状が悪化するため、発見したら早めに動物病院に連れて行って治療を行うようにしてください。

(3)ネギ、タマネギ

病気とは異なりますが、ネギやタマネギは絶対に餌として与えないでください。ゴールデンレトリバーがネギやタマネギを食べてしまうと、血液中の赤血球を破壊してしまいます。そのため、人間の食事の残りを与えたりすることは厳禁です。

9)飼育する楽しみとは?ゴールデンレトリバーを飼う魅力

(1)人なつっこさ

ゴールデンレトリバーを飼育する一番の魅力は、人なつっこさでしょう。飼い主に寄り添って、忠実に従う「愛犬」として一緒に暮らすことができます。社交的でもあるため、誰とでも仲良くすることができ、周りに迷惑を掛けることも少ないでしょう。

(2)飼い主に尽くす

ゴールデンレトリバーは狩りのために作出された犬種のため、飼い主と共に仕事をすることに喜びを見いだします。飼い主の命令に従い、尽くす姿はゴールデンレトリバーを飼育する魅力の1つだと言えます。忠実に命令をこなしていく能力は飼い主とゴールデンレトリバーの両方にとって、絆を深めるコミュニケーションの一環になります。






今回のまとめ

1)ゴールデンレトリバーの紹介

2)どんな種類があるの?ゴールデンレトリバーの主な種類と特徴

3)理解してあげよう!ゴールデンレトリバーの性格の3大特徴

4)お金の面は?飼う場合の初期費用と方法とは

5)先ずはグッズを整えよう!飼育に必要な5つのグッズ

6)要注意!飼育で特に大変な3つのこと

7)給餌方法とは?主な2種類の餌とその方法

8)知っておきた健康のこと!ゴールデンレトリバーに多い3種類の病気

9)飼育する楽しみとは?ゴールデンレトリバーを飼う魅力