ハゼ

ハゼは身近な魚ですが、とても多くの種類が存在します。その中にはペットとして飼育に向いている種類もあり、飼育が比較的容易なことから魚を飼うことの初心者でも安心して飼うことができます。ハゼを飼育するコツを掴んで飼育にチャレンジしましょう。






ハゼの飼育方法を紹介!飼育のポイントと注意すべきコツ

1)ハゼの紹介

1.ハゼとは

ハゼとは、条鰭綱スズキ目ハゼ亜目に分類される魚の種類です。水底に接して生活するために、体の断面は円形かおにぎり方をしています。体に対して大きなヒレを持っているという特徴があります。背ビレは2つあります。腹びれは融合して吸盤上になっている種類がいることも特徴のひとつです。その身体的特徴のために長い距離を泳ぐのは苦手です。胸びれを使って干潟の上を這って生活する種類もいます。

2.原産地・平均体高・平均体重

ハゼは全世界に2000以上の種類がいます。淡水域、汽水域、海水域など様々な環境に生息しています。平均体長は小さいゴマハゼの場合1センチメートルくらいですが、マハゼなどは15センチメートルくらいに成長します。平均体重はゴマハゼで数グラム、マハゼなどの大きなハゼでは60グラムを超えます。

3.簡潔な歴史・名前のルーツ

ハゼは世界に広く生息し、またその生息域も人間の生活圏に近いため、昔から身近な魚でした。料理の素材としても良く使われ、天ぷらや唐揚げなどにされて食べられています。また今上天皇陛下がハゼを研究対象としていることも有名です。

4.平均寿命 

ハゼの平均寿命は1年です。上手に飼育すれば3年近く生きる場合もあります。

2)種類の違いを解説!ハゼの主な2つの種類と特徴

1.ヨシノボリ

ヨシノボリは、熱帯から温帯にかけて生息するハゼの仲間で河川や湖沼に生息しています。体長は5センチメートルから10センチメートルくらになります。

2.ボウズハゼ

ボウズハゼは、アジアに分布するハゼの仲間です。河川の流れの早い渓流域に生息しています。頭が丸みを帯びており坊主をイメージさせることからボウズハゼの名前が付いています。体長は最大で20センチメートルくらいになる大型のハゼです。

3)こんな人に向いている!飼育に適している人とは?

ハゼの飼育は、最初に飼育環境を整えてやれば比較的手間が掛かりません。定期的な水替えさえしっかりと行い、水質を保つことができれば木を使わなくても大丈夫でしょう。そのため、多くの時間を割いて飼育していくことができないという人にも向いていると言えます。

4)お金の面は?飼育する場合の初期費用と方法

ヨシノボリやボウズハゼは淡水魚を扱うペットショップで購入できます。ヨシノボリは3匹から5匹がまとめて売られていることが多く、セットで200円から400円くらいで販売されています。ボウズハゼは、一匹300円から500円くらいで販売されています。なお、日本全国に分布している海水魚のマハゼは、主に食用として流通していますがペットとして売られていることはあまりありません。

child little girl with glasses reading a books

5)グッズを整えよう!飼育に必要な5つのグッズ

1.水槽

45センチサイズの水槽で3匹から5匹程度のハゼを飼育することができます。それよりも多くのハゼを飼育する場合には、もうワンサイズ大きい60センチサイズの水槽を用意してください。

2.濾過設備

濾過装置はどのようなタイプのものでも問題ありません。但し、ボウズハゼのように渓流域に住む種類を飼育する場合には、ミズノ噴き出し口を水面よりも上になるように設置して、ハゼが噴き出し口に入ってしまうことを防ぎましょう。

3.エアーポンプ

水槽には酸素共有するためエアーポンプを設置します。

4.砂利

水槽には砂利を敷きます。ハゼが隠れることができるように、体高の1.5倍くらいの厚さを敷いてください。

5.フタ

水槽からハゼが飛び出してしまうことを防ぐため、しっかりと固定できるフタを閉めてください。

6)給餌方法の紹介!主な2種類の餌とその方法

1.アカムシ

ハゼには餌としてアカムシを好んで食べます。アカムシは冷凍されている冷凍アカムシで問題ありません。1日2回程度食べ残しがない量を与えます。食べ残しがあった場合には、水質の悪化に繋がるため取り除いてください。

2.人工餌

アカムシだけでは栄養的に偏ってしまう可能性があるため、人工餌も補助的に与えます。人工餌はハゼ飼育用というものはあまり売られていませんが、ドジョウ用の餌で代用しても大丈夫です。

7)要注意!ハゼに多い2種類の病気とは

1.水カビ病

水カビ病は、体表に水カビが付着して白い綿が付いているように見える病気です。外傷を負ったり、体力が低下している時に発症しやすくなります。発症した場合には、体表に付いた白い綿のような水カビを取って、薬浴を行います。外傷を負った個体を見つけた場合には、隔離して治療するようにしましょう。

2.白点病

白点病を発症すると小さな白い点が体表に付きます。ひどい場合には全身に白い点が広がります。原因は寄生虫で、急激な水温低下などで発症する可能性があります。水替えの時には水温が低いまま行わず、適温まで温度を上げて行うようにします。もし症状が出た場合は薬浴で対処しますが、完治させるためには治療中に白点が消えてもそのまま一週間ほどは続けてください。また、ヒーターで水温をゆっくりと上げることで、治療を早めることが可能です。

8)要チェック!飼育で特に注意すること

ハゼを飼育する時は、他の種類の魚と混永しないようにしてください。混永すると他の魚と縄張り争いをすることもありますし、負けると隅に追いやられてしまう場合があります。また縄張り争いに勝った場合は、他の魚の方を傷つけてしまうことがあります。

これらの理由から混永は避けた方が良いです。またハゼの飼育環境には「隠れ家」を設置してください。石や木、パイプ状のものでも大丈夫です。隠れ家が無い状態だとハゼはストレスで弱ってしまうことがあります。

9)飼育する喜びとは?ハゼを飼育する魅力とは

ハゼを飼育する魅力は、様々な種類があるため自分好みのハゼを見付けて買うことができる点です。また、同じ種類の中でも体色や模様が様々に変化したものが存在することも魅力に拍車を掛けます。中には熱帯魚にも負けない色鮮やかなものもおり、水槽を華やかに彩ってくれます。飼育も比較的容易なので、多くのハゼを飼育し続けられるところも、飼育する喜びです。






今回のまとめ

1)ハゼの紹介

2)種類の違いを解説!ハゼの主な2つの種類と特徴

3)こんな人に向いている!飼育に適している人とは?

4)お金の面は?飼育する場合の初期費用と方法

5)グッズを整えよう!飼育に必要な5つのグッズ

6)給餌方法の紹介!主な2種類の餌とその方法

7)要注意!ハゼに多い2種類の病気とは

8)要チェック!飼育で特に注意すること

9)飼育する喜びとは?ハゼを飼育する魅力とは