水槽で泳いでいる金魚

私たちの生活にとっても身近にいる金魚。夏になれば出店の金魚すくいで手に入れた経験があるのではないでしょうか。家に持ち帰っても、どうやって育てていいのか悩んでしまいますよね。

今回は金魚の飼い方・給餌の方法・飼育のコツなどをご紹介します。






金魚の飼い方解説!グッズ・給餌・飼育の注意点


1)金魚の紹介

(1) 原産地

金魚の原産地は、西暦265年~420年ごろの中国。突然変異を起こして黄赤色になった鮒が今の金魚の祖先です。

1500~1600年前の中国ではすでにその美しさは人気で飼育され、様々な品種が生み出されていきました。日本には1502年、現在の大阪府堺市に中国からやってきました。

(2) 平均体長・平均体重

平均体長:5cm~15cm

平均体重:1.5g~45g

(3)名前のルーツ

赤いのに「金魚」と呼ばれる理由については、いろいろな諸説があり「光に当たるとうろこが金色に見えるから」「観賞用としてとても高価だったから」などがあります。

原産地の中国では金魚を余裕ができるという意味の「金余(チンユイ)」と呼んでいます。

(4) 平均寿命 

金魚の寿命は意外に長く、大切に飼育すれば15年ほど生きます。

2)金魚の6つの種類と特徴

(1)ワキン

金魚の元祖でもあり、金魚すくいなどに入っているなじみのある金魚です。10年以上生きる場合があります。

(2)リュウキン

体が三角形と丸を掛け合わせたようなプックリとした形です。泳ぐときに長いひれが優雅に舞う人気の高い金魚です。

(3)ランチュウ

ワキンから突然変異を起こした品種で、せびれがないのが特徴です。「金魚の王様」とも言われ、光沢がきれいな丸っこい姿が人気です。

(4)コメット

ワキンと朱文金という金魚を掛け合わせたアメリカ生まれの金魚。長いひれをもち、とても素早く泳ぎます。

(5)出目金

名前通り目が飛び出している金魚。カラーは黒と赤、三色あります。

(6)ピンポンパール

ピンポン玉のように丸い体型が特徴の金魚。丸い体型に加え、うろこの形が独特なので病気やけがをしやすいため飼育レベルは少し高いです。

3)金魚の飼育に適している人の2つの特徴

(1)癒しがほしい人

金魚が水中をゆったりと泳いでいる姿は眺めているだけでも癒し効果があります。

(2)ペット禁止の住宅に住んでいる

ペット禁止の住宅地でも、フンで床を汚されたりや鳴き声の心配がいらない金魚はOKという場所が結構あります。

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4)金魚を飼う場合の初期費用と方法とは

(1)ワキン

金魚すくいのサイズであれば50匹1500円で購入することができるほどリーズナブル。観賞用で購入するのであれば、1匹2000円~3000円ほどです。

デパートやホームセンター、ペットショップや熱帯魚店、養魚場などで金魚を購入することができます。

(2)リュウキン

尻尾が長い「ロングテール」であれば安くて2000円ほど。尻尾の短い「ショートテール」のリュウキンは珍しいため8000円以上かかることもあります。

(3)ランチュウ

上級者向けの金魚ともいえるランチュウは、体長が4cmほどであれば1匹1500円程度ですが、体長が13cmくらいに成長し、品評会に出せるようなきれいなランチュウの場合には10万円以上することもあります。

(4)コメット

ワキンより少し高い程度で、1匹100円~300円ほどです。

(5)出目金

割と流通が多く、1匹600円ほどです。

(6)ピンポンバール

体長が4~5cmであれば1000円~2500円程度ですが、小さければ500円ほどでも購入できます。

5)金魚の飼育に必要な6つのグッズ

(1)水槽

金魚の生活の場になるのが水槽。一般的に出ているのは60×30×36の60cm水槽といわれています。このサイズでは、ワキンが6~10匹ほど同時で飼うことができます。

金魚の成長も考えて少し大きめを購入しましょう。

(2)フィルター

水槽の水を巡回させる途中で、餌の残りや金魚の排せつ物などを取り除いてくれる役目を果たすのがフィルターです。

(3)エアーポンプ

水中に酸素を送るために必要なのがエアーポンプ。金魚は、水中でエラ呼吸をしながら酸素を取り入れているので、水中に酸素を送る必要があるのです。

(4)カルキ抜き

金魚が生活しやすいように環境を整えるのがカルキ抜き。水道水には金魚に有害なものも含まれているので、水槽に水をためた後には必ずカルキ抜きを入れましょう。

(5)底砂

砂底があると、水草を植え込むことができますし、バクテリアの繁殖にも役立ちます。

(6)水草

水槽の中のレイアウトを楽しむことができるだけでなく、隠れる場所ができることにヨリ金魚のストレスを軽減できます。

水槽にいる金魚

6)金魚の主な6種類の餌と給餌方法

(1)人工飼料

人工飼料の種類はフレークタイプ、ペレットタイプ、粉末や顆粒タイプの3種類あります。

フレークタイプ

最初は水に浮かんでいますが、徐々に沈んでいきます。消化によく、金魚にとって食べやすい餌です。

ペレットタイプ

水に浮くタイプと水に沈むタイプがあり、ランチュウ系の金魚には水に沈むタイプのほうがいいですね。

粉末や顆粒タイプ

稚魚や小さな金魚におすすめのタイプです。

(2)天然飼料

こちらの天然飼料も乾燥天然飼料、冷凍天然飼料、生き餌の3種類に分けられます。

乾燥天然飼料

ミジンコやアカムシなどを乾燥させたエサです。

冷凍天然飼料

アカムシや、蚊の幼虫を冷凍しエサです。

生き餌

本来の金魚の餌で、生きたイトミミズやアカムシを言います。

(3)エサの与え方

エサの量は、金魚の大きさ、水温などによって変わってくるのでどの量が最適か観察しながら与えていきましょう。

エサのサイズは口の大きさに入るサイズを選びましょう。

最適な量の調べ方は、最初に小分けに餌を与え、そのエサを食べ終えたら、もう一度同じ量の餌を与えます。金魚の食いつきが悪くなったタイミングが1回のベストな量です。

5分以上おいても食べない場合には、与えすぎと判断しましょう。エサをあげる回数は水温を基準にしましょう。

水温が20度以上ある場合には、少量ずつであれば1日に3~4回、10度~15度くらいであれば、1日に2~3回、10度以下であれば、2~3日に1度くらいで大丈夫です。

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7)金魚の飼育で注意する4つのこと

(1)サイズの違う金魚を入れない

サイズがちがうとエサを食べることが出来なかったり、いじめられることがあります。

(2)様子がおかしいと思ったらすぐに隔離する

病気の場合には、同じ水の中にいると他の金魚にも移る可能性がありますので、早めに水槽から出すよう心がけましょう。

(3)水温は季節ごとに合わせよう

金魚は水温によって、季節を感じます。活動する時期や休む時期などメリハリがあるほうが金魚は長生きするので、一定の水温を常にするよりも季節ごとに調整しましょう。

(4)水替えは3:7の割合で行う

水槽の水を全部入れ替えてしまうと、金魚が水の急激な変化についていけない場合があります。

また、せっかく繁殖していたバクテリアやプランクトンなどもいなくなり環境作りから始めなければならないので、新しい水を3:古い水を7ぐらいで交換しましょう。

8)金魚を飼育する2つの魅力とは

(1)エサでしつけることができる

たとえば、餌を与えるときにガラスを1回叩いてから上げることを繰り返していると、ガラスをたたくだけでも餌の時間だと思って寄ってきます。

(2)ゆったりとした動きに癒される

ロングテールの金魚などは、泳いでいる姿がとっても優雅。ゆらゆらとしっぽを揺らしながら泳ぐ姿は癒されます。






今回のまとめ

1)金魚の紹介

2)金魚の6つの種類と特徴

3)金魚の飼育に適している人の2つの特徴

4)金魚を飼う場合の初期費用と方法とは

5)金魚の飼育に必要な6つのグッズ

6)金魚の主な6種類の餌と給餌方法

7)金魚の飼育で注意する4つのこと

8)金魚を飼育する2つの魅力とは