クラゲ

水の中をふわふわ、ゆらゆらと漂うクラゲは、見ているだけでも癒やされる気持ちになる存在です。そんなクラゲを自宅で飼うことができたら、素敵だと思いませんか。今回は生活に癒やしをもたらしてくれる、クラゲの飼育の仕方・給餌・グッズなどを紹介します。






クラゲを飼育してみよう!3つの飼育のコツと注意点とは


1)クラゲの紹介

(1)クラゲとは

クラゲは、淡水や海水中に生息し浮遊生活をする種です。体はゼラチン質で、触手を使って餌を捕まえる生活をしています。

(2)原産地・平均体長・平均体重

クラゲは淡水から海水の世界中に生息しています。海水中でも浅い海から深海はで幅広く生息しています。クラゲには様々な種類があり、その体長・体重は多様です。小さなものでは、ベニクラゲという1センチメートルにも満たない、ごく小さなものがいます。逆に大きなものでは、マヨイアイオイクラゲという体長が40メートルを超えるような種類もいます。

(3)名前のルーツ・簡潔な歴史とは

クラゲという名前は、その姿を見て目が無いように見えることから「暗気(くらげ)」と呼んだという説があります。また漢字で「海月」または「水月」と書く由来については、海または水の中で月のように見えるとためという説があります。日本では古くは平安時代の枕草子から「クラゲ」の名前が出ており、比較的ポピュラーな生き物であったと推測されます。クラゲの水族館での展示が広まったのは、アメリカのカリフォルニア州にあるモントレー湾水族館で同時開発した円盤型水槽で展示されたことがきっかけでした。日本で最も全国の多数の水族館でクラゲが飼育されており、人気の高まりから近年は更にその数が増えています。

(4)平均寿命 とは

クラゲの寿命ですが、手に入りやすいミズクラゲで約1年くらいです。

2)種類の違いって?クラゲの3つの代表的な種類と特徴とは

(1)ミズクラゲ

日本近海で最もよく見かけるクラゲです。傘に4つの器官が透けて見えることから、ヨツメクラゲとも呼ばれます。ミズクラゲは遊泳能力が低いため、飼育する際には水を対流させないと、沈んでしまいます。非常にデリケートであるため、飼育の難易度は高いです。

(2)サカサクラゲ

普通のクラゲとは逆さの格好で、傘の部分を下にして泳ぐことから、「サカサクラゲ」の名前が付いています。九州より南の熱帯地方に生息し、水流が少ない場所を好む性質があります。

(3)カラージェリー

ブルーやワインレッド、ホワイトなど様々な色をした種類がいるのがカラージェリーです。そのカラフルな色から、観賞用として非常に人気があります。中には成長するに連れて、体色が変化するものもいます。

3)どんな人が向いている?飼育に適している人の特徴とは

(1)飼育に手間と時間を掛けられる

クラゲは飼育環境の管理に手間がかかり、飼育環境の維持に時間を割く必要があるペットです。一週間に一度は海水交換する必要がありますし、光を当てないと元気が無くなってしまいます。また、温度管理も行い、クラゲが好む水温を維持してやる必要があります。温度はミズクラゲで15度から25度、サカサクラゲやカラージェリーで20度から28度が適正です。pHも管理しましょう。適正なpHは8.0くらいです。また餌やりもスポイトで空気が入らないように気を付けて、丁寧に行う必要があります。飼育に手間と時間を掛けられる人が向いていると言えます。

(2)クラゲ専用の水槽を準備できる

クラゲはクラゲだけで飼育しましょう。他の魚と混泳させると食べられてしまいます。そのため、クラゲ専用の水槽を用意する必要があります。クラゲ専用の水槽を設置スペースも含めて、準備できる人が向いていると言えます。

水槽

4)クラゲを飼う場合の初期費用と方法とは

クラゲは、海水魚を取り扱っているペットショップで購入します。値段は大きさに比例して上がりますが、800円くらいから1,500円くらいです。

5)グッズを整えよう!飼育に必要な5つのグッズ

(1)水槽

まずは水槽を用意します。大きさは、クラゲが窮屈にならない程度であれば大丈夫です。ライティングができるクラゲ専用水槽を使えば、より楽に準備できます。

(2)人工海水

クラゲは海水で飼育しますが、海がすぐ近くにない限りは、人工海水を使います。注意点として、クラゲは水質の変化に敏感なため、水替えのときなどは急激に環境が変化しないようにゆっくりと気を付けながら水替えを行います。

(3)ライト

褐虫藻と共生しているサカサクラゲなどを除けば、ライトは必ず必要ではありません。しかし、ライトで水槽内を照らしてやることで、クラゲが泳ぐ姿を一層綺麗に眺めることができます。

(4)水流ポンプ

特に遊泳能力が低いミズクラゲなどを飼育する場合に、水流を発生させるために設置します。ただしクラゲが水流ポンプに巻き込まれないように、吸水口はスポンジで覆い、設置場所も工夫するようにします。

(5)ヒーター

寒くなる季節を考えると、ヒーターも用意しておいた方が良いでしょう。特にサカサクラゲのように高い水温を好むクラゲを飼育する場合には必須です。

6)給餌方法とは?クラゲの餌と正しい与え方

(1)動物性プランクトン

クラゲは動物性プランクトンを餌とします。動物性プランクトンをを原料にして粉末状にした「クラゲのエサ」というものも販売されています。餌はスポイトや針無しの注射器で与えます。クラゲの近くに少しずつ出してやります。このときに空気が出ないように気をつけます。空気の泡がクラゲの体に当たると、体が崩れてしまう原因になります。食べ残しは、水質悪化の原因になるため取り除いてください。

Male medicine doctor hand holding stethoscope head

7)健康状態のチェックを!クラゲに多い2種類の病気

実はクラゲの成体については、まだ良く判明されていません。そのためどの様な病気にかかるかも分かっていないのです。そのような中でもクラゲが命を落としてしまう原因になることを2つ紹介します。

(1)水質変化

クラゲは水質の変化に非常に敏感です。急激な水質の変化があると命を起こしてしまう可能性があります。

(2)光不足

褐虫藻と共生しているサカサクラゲなどを飼育する場合は、光を十分に当てて飼育する必要があります。光不足が続くとクラゲの元気がなくなり、最悪は命を落としてしまいます。

8)要注意!飼育で特に注意する3つのこと

(1)水質管理

クラゲは水質の変化に非常に敏感であるため、水替えや水質の悪化には十分注意して飼育するようにしましょう。

(2)クラゲだけで飼う

クラゲを熱帯魚などと一緒に飼育すると、熱帯魚に食べられてしまいます。クラゲは、クラゲだけの水槽で飼育するようにしましょう。

(3)水流ポンプなどの設置場所

遊泳能力の弱いクラゲを飼育するときに水流ポンプを設置しますが、クラゲがポンプに吸い込まれないように配慮して設置するようにしましょう。水流ポンプの吸水口をスポンジで覆う。設置場所もクラゲが直接触れない場所にするなど工夫してください。

9)ここが楽しみ・・クラゲの飼育の魅力や喜びとは

クラゲを飼育する一番の魅力は、その水の中をよらゆらと漂う姿です。ライトアップされた水槽の中で泳ぐ姿は、癒やしをもたらしてくれ、一種のインテリアのような雰囲気です。飼育には少し手間がかかりますが、それ以上の喜びを飼い主にもたらしてくれます。






今回のまとめ

1)クラゲの紹介

2)種類の解説!クラゲの3つの代表的な種類と特徴とは

3)どんな人が向いている?飼育に適している人の特徴

4)クラゲを飼う場合の初期費用と方法とは

5)グッズを整えよう!飼育に必要な5つのグッズ

6)給餌方法とは?クラゲの餌と正しい与え方

7)クラゲに多い2種類の病気

8)要注意!飼育で特に注意する3つのこと

9)ここが楽しみ・・クラゲの飼育の魅力や喜びとは