ラブラドールレトリバー

室内で飼う犬といえば小型犬が主流ですが、大型犬にも根強い人気があります。そんな大型犬の中で、ペットにすると飼い主を虜にして止まない性格を持っているのが、ラブラドールレトリバーです。いったい、どんな魅力的な性格なのかを紹介します。






ラブラドールレトリバーの性格の3大特徴!しつけのコツ


1)ラブラドールレトリバーの紹介

(1) 原産地

ラブラドールレトリバーはカナダの東部にあるニューファンドランド島が原産地になります。

(2) 平均体高・平均体重

ラブラドールレトリバーは、オスの方がメスに比べて少し大柄です。ラブラドールレトリバーの平均体高は、オスが57センチメートルから62センチメートルくらい、メスが54センチメートルから59センチメートルくらいです。ラブラドールレトリバーの平均体重は、オスが29キログラムから36キログラムくらい、メスが25キログラムから32キログラムくらいになります。

(3) 簡潔な歴史・名前のルーツ

ラブラドールレトリーバーは、16世紀にカナダの東にあるニューファンドランド島に入植した人たちが飼っていた、セントジョンズレトリバーが元の犬種になっています。その後19世紀に、イングランドに持ち込まれたセントジョンズレトリバーが改良を加えられ、ラブラドールレトリーバーが作出されました。

またラブラドールレトリーバーの名前の由来ですが、ニューファンドランド島からイングランドに持ち込まれたとき、既にニューファンドランド犬という名前の別の犬種が存在していたために、違う名前を付けることになり、出身地域が「ラブラドール」であることからラブラドールレトリバーと呼ばれるようになりました。しかし実際には、ラブラドールレトリバーの出身地域はラブラドール地域ではなく、ニューファンドランド島の南東部のアバロン半島になります。

(4) 気をつける病気

ラブラドールレトリバーには遺伝的に特別に発症しやすい病気というのはありません。しかし食欲が旺盛な犬種のため、運動不足による肥満にならないように気をつける必要があります。肥満になってしまうと、股関節形成不全や脚部形成不全、変形性膝関節症の症状が出たり、糖尿病になってしまう可能性が高くなります。

(5) 平均寿命

ラブラドールレトリバーの平均寿命は10年から13年くらいです。

2)ラブラドールレトリバーの性格の3大特徴

(1)温和

ラブラドールレトリバーはとても温和な性格をしています。そのため、小さな子供や他のペットがいる家庭でも安心して飼うことができます。また賢くて従順に命令を聞くため、盲導犬や救助犬としても活躍しています。

(2)社交的

ラブラドールレトリバーは、周りの音に過剰に反応して無駄吠えすることが、ほとんどありません。また縄張り意識も薄い犬種のため、飼い主以外の人間に対しても友好的です。ただしあまり警戒しない性格のため、番犬には向いていません。

(3)遊び好き

ラブラドールレトリバーは、とても遊び好きな犬種です。また物をくわえることが好きなので、ボール投げやフリスビーなどで遊ぶと、とても喜びます。賑やかな環境を好み、活発な性格を持っています。

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3)違いはあるの?オスとメスでの性格の2つの違い

ラブラドールレトリバーのオスとメスを比較すると、その性格に違いが見られます。

(1)活発さ

オスの方がメスに比べると活発な性格をしています。場合によっては、多少攻撃的に見えるときがあるかもしれません。メスは比較的穏やかな性格をしており、落ち着いているためペット初心者でも飼いやすいと言われています。

(2)なつきやすさ

オスの方が忠誠心が強く、メスの方が自立心が強いと言われています。ただしオスはワガママな部分もあるため、しつけに関してはメスの方がやりやすいでしょう。

4)種類の解説!ラブラドールレトリバーの2つのタイプ

ラブラドールレトリバーには、血統によって2つのタイプが存在します。

(1)アメリカンタイプ

アメリカンタイプのラブラドールレトリバーは、狩猟犬や使役犬としての能力を重視した血統です。全体にしなやかな外観で、細身で胴長、脚が長い、頭は細く、鼻が長いといった特徴があります。また、活発で神経質といった性格をしています。

(2)イングリッシュタイプ

イングリッシュタイプのラブラドールレトリバーは、品評会用に外観を重視した血統です。がっしりした体格で、短い胴、短い脚、幅広い顔、短い鼻、太い首といった特徴があります。また、毛が密生しています。

5)どんな人が向いている?飼育に向いている人のポイント

(1)きちんとしつけができる

ラブラドールレトリバーは盲導犬や救助犬にもなる、とても賢い犬種です。しかしそのためには、きちんとしてしつけが行われる必要があります。もし十分なしつけが行われていないと、その体の大きさも相まって問題犬になってしまいかねません。従って飼い主には、きちんとしつけができる人が向いていると言えます。

(2)スキンシップが取れる

ラブラドールレトリバーは遊び好きで、寄り添うことが好きな犬種です。毎日そばでスキンシップを取り、散歩の時にはボール投げなどでしっかりと遊んであげましょう。運動が不足していると、肥満の原因にもなり、またスキンシップが足りないとストレスにもなってしまうため、十分な時間を割いてスキンシップを取って遊べる人が向いていると言えます。

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6)ここがポイント!ラブラドールレトリバーのしつけの3つのコツ

(1)子犬のうちにしつけを

できるだけ、子犬のうちにしつけを行うようにしましょう。特にトイレなどの基本的なしつけは、子犬のうちでなければ中々覚えてくれなくなります。また、十分なしつけをしないまま大人になってしまうと、攻撃的な性質を持ってしまうこともあります。大人になってもある程度しつけは可能ですが、子犬のうちからしっかりとしつけた方が、飼い主もペットにもストレス無く過ごしていくことができます。

(2)噛み癖

ラブラドールレトリバーは物をくわえることが好きなので、噛みついてくることがあります。大人になったとき甘噛みができる様に、しつけておきましょう。具体的には噛まれた場合には、「痛い」と声を出して、きちんと叱ることです。そうすることで、噛み癖が直り、噛むときも甘噛みをするようになります。

(3)待て・おすわり

大型犬であるラブラドールレトリバーには、待てやおすわりをきちんとしつけましょう。しつけができていないと、体の大きなラブラドールレトリバーが遊びのつもりで飛びかかってくると、人間は押し倒されてケガをしてしまうことがあります。特に、散歩中に他の人に飛びかかることを防ぐためにも、待て、おすわりが、しっかりとできる様にしておくことが重要です。

7)要注意!飼育する場合に特に気をつけること

(1)食事

ラブラドールレトリバーは、とても食欲旺盛です。与えれば何でも食べようとしてしまいます。そのため、飼い主が食事の量をきちんとコントロールしてあげないと、過食による病気になってしまう可能性があります。

(2)適切な散歩

ラブラドールレトリバーの引き締まった体を維持するためには適切な運動を行うことが必要です。できれば散歩は、1日1時間以上行うようにしましょう。また適切な運動を行うことは肥満を防ぐと共に、運動不足だった場合に比べて平均で二年程度も長生きするという調査結果もあります。

(3)しっかりとしたしつけ

温和で従順であるものの社交的で遊び好きなラブラドールレトリバーは、しっかりとしたしつけができていないと、大人になったときに問題犬となってしまいます。子犬の頃から、十分なしつけを行うことを心がけましょう。

8)ラブラドールレトリバーを飼う魅力とは

ラブラドールレトリバー飼う魅力は、まず大型犬特有の存在感です。その満足感は小型犬では得られません。また飼いやすい性格は、初心者でも安心してペットにすることができます。しっかりとしつけられたラブラドールレトリバーは、その温和な性格もあり、飼い主とかけがえのない時間を過ごすことのできるパートナーになります。






今回のまとめ

1)ラブラドールレトリバーの紹介

2)ラブラドールレトリバーの性格の3大特徴

3)違いはあるの?オスとメスでの性格の2つの違い

4)種類の解説!ラブラドールレトリバーの2つのタイプ

5)どんな人が向いている?飼育に向いている人のポイント

6)ここがポイント!ラブラドールレトリバーのしつけの3つのコツ

7)要注意!飼育する場合に特に気をつけること

8)ラブラドールレトリバーを飼う魅力とは