日光浴中のミドリガメ

亀といえば昔から長寿の象徴です。その中でミドリガメの寿命は20~30年。ミドリガメを寿命を迎えるまで健康で長生きさせるには、いくつかのコツがあります。それははどんなことでしょうか。

今回はミドリガメの寿命と長生きさせる飼育のコツをご紹介します。



ミドリガメの寿命は30年!健康寿命の5つのコツ

1)ミドリガメの紹介

1.ミドリガメの原産地

ミドリガメの原産地は、北米から南米大陸北西部です。
日本の縁日などでもよく見かけるため、日本が原産だと思われがちですが、じつは外来種なのです。

2.ミドリガメの平均体重

ミドリガメの平均体重はオスが 400~900gくらいです。

メスの場合は 1.5~2kgくらいに成長し、メスのほうが大きくなります。

3.ミドリガメの名前のルーツ

ミドリガメの名前のルーツですが、じつはミドリガメは幼体の甲羅の色が緑色なことからついた通称です。

ミシシッピーアカミミガメ」が本当の名前になります。

4.ミドリガメの歴史

ミドリガメは1833~1834年に発見され、1857年にスライダー属に分類されます。

1910~1920年代にアメリカで、生物教材・ペットとしての用途として定着。

日本では1950年代にペットとして輸入が始まりました。

安価で人気があり、輸入量はピークの90年代には年間100万匹に上り、現在に至っています。

現在では飼うのに困って野外に捨てられたカメが国内の川や池で繁殖する例が各地で相次いでいます。

5.ミドリガメが気をつけるべき病気

ハーダー氏腺病

目のまわりが腫れて飛び出たり開かなくなったりします。
生後一年未満の幼体に多く、ビタミンAの欠乏で起こります。

クル病

甲羅が柔らかくなって、手足の変形が起こります。
カルシウム、ビタミンDと紫外線の欠乏で起こります。

口内炎

口を閉じると痛いため開けっ放しになります。
ひどくなると膿を吐き、食欲を無くします。細菌感染、怪我やビタミン欠乏が原因です。

中耳炎

鼓膜が腫れて、赤くなります。

呼吸器疾患

鼻水をたらして呼吸をするときにピーピー音を出します。
体を傾けて泳いだり、エサを食べなくなります。急激な温度の変化、栄養不足などが原因です。

熱射病

夏に水温が高くなりすぎて起こります。口から泡を吐いて死亡します。

2)ミドリガメの6つのタイプ

1.ミシシッピアカミミガメ

最も一般的なミドリガメです。このカメは非常に丈夫で飼いやすいです。

2.キバラガメ

性格は活発で、やや気が荒いです。なつきも早いため、人の手からエサを食べるようになります。寿命も長く、体格も大きくなるので迫力があります。

昼行性で日光浴を好みます。幼体のころによく日光浴をさせないと病気になりがちなカメです。

3.フロリダアカハラガメ

甲羅が非常に厚く、甲羅干しで体温を上げるのに時間がかかります。

4.コロンビアクジャクガメ

背中の甲羅に孔雀のような丸い模様が入ります。

5.コンキンナヌマガメ

アカミミガメに比べて二回りほど大きくなります。

6.ぺニンスラクーター

ミドリガメの仲間のなかではいちばん大きくなります。キバラガメと混同されがちです。

3)ミドリガメの平均寿命

平均寿命:

20~30年

オス・メスの違いは大人になると雄は前足の爪が長く伸び、雌は短いままです。

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4)ミドリガメの寿命が短い場合の4つの原因

1.水質管理が悪い

当然ですが、水質管理が悪ければ長生きできません。

2.充分な甲羅干しが出来てない

ミドリガメの長生きのためには甲羅干しがとても大切です。

3.餌の栄養バランスが悪い

餌の栄養のバランスも大切です。

4.餌の与えすぎて肥満状態

逆に餌を与えすぎるのもよくありません。適度に与えるようにしましょう。

5)ミドリガメの選び方の5つのポイント

1.比較的成長しているものを選ぶ。

ミドリガメを選ぶならある程度成長しているものを選びましょう。

2.人見知りしないカメを選ぶ。

カメにもなつきやすいなつきにくいがありますので、できるだけ人になつきやすいカメを選びましょう。

3.形の良いかめを選ぶ

甲羅に穴が開いていないか、傷がないか、変形していないか、傷はついていないかをチェックします。

4.皮膚を怪我していないか

ケガをしていないか、又は白いカビのようなものがついていないか確認してください。
白いカビは病気の可能性があります。

5.気に入った顔のかめを選ぶ

顔に個性が出るので、自分と気の合うかめかわかります。

6)健康寿命を延ばす食事の4つのポイント

1.バランスの良い餌を

市販の栄養バランスの良い「カメのえさ」を中心に、動物質・植物質のものをバランスよく与えていきます。

2.冷凍の餌は解凍して

冷凍や冷蔵していた餌は、必ず常温に解凍して与えます。

3.塩分や脂分は少なく

塩分や脂分が多いものは避けるようにしましょう。

4.肥満に注意

成長するにしたがって餌の与える回数、量を減らし、カメが食べ過ぎないように気をつけてください。

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7) ミドリガメの健康寿命を延ばす為にできるポイント

1.食事

市販の餌には、カルシウム・ビタミンD・ビタミンAなどのカメに必要な栄養分が含まれているため、「カメのえさ」を中心に与えつつ、栄養バランスを考えてときどき他の食べ物も与えると良いです。

2.水槽

毎日、水換えをして、水槽の水を綺麗に保ちます。

3.健康状態

充分に日光浴をさせます。

4.グッズ

陸地となる石やレンガ・隠れ場



今回のまとめ

1)ミドリガメの紹介

2)ミドリガメの6つのタイプ

3)ミドリガメの平均寿命

4)ミドリガメの寿命が短い場合の4つの原因

5)ミドリガメの選び方の5つのポイント

6)健康寿命を延ばす食事の4つのポイント

7) ミドリガメの健康寿命を延ばす為にできるポイント

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