ミドリガメ

ミドリガメは爬虫類のペットとして身近な動物です。飼育も容易で、飼ったことがあるという人も多いのではないですか。でも、とつぜん餌を食べない状態になることがあります。どんな原因で食べなくなり、その時どんな対処を行えば良いか知っておきましょう。



ミドリガメが餌を食べない?気になる5大原因と対処方法

1)ミドリガメが餌を食べない5大原因とは

1.水温が低い

ミドリガメは変温動物であるため、水温が低すぎると、代謝が落ちて食欲が低下します。冬場はもちろんですが、春先や秋、梅雨時などでも、水温低下により食欲が落ちてしまうことがあります。

2.水が汚い

ミドリガメば水が汚くなったり、ケージ内が不潔だと食欲が低下します。

3.日光浴不足

ミドリガメは日光浴不足だと十分に体温が上がらないため、代謝が落ちて食欲が低下します。

4.急激に環境が変化した

ミドリガメは急激に環境が変化すると、一時的に食欲が低下します。ペットショップから買ってきた直後などは、中々餌を食べない場合があります。

5.産卵前

メスのミドリガメは産卵前になると神経質になり、食欲が低下する場合があります。

2)餌を食べない状況へ!病気以外の状況への対処方法とは

1.水温が低い

水温が低いために食欲が低下した場合や、水温が25度よりも下がってしまいそうな場合には、水中ヒーターを使って、水温を25度から30度の間に保つようにしましょう。その際にはライトも使って陸場も温めるようにすると、より効果的です。

2.水が汚い

水が汚くなり食欲が低下した場合は水を清潔にする必要があります。水を清潔に保つためには、フィルターを付けるか毎日水を交換してください。

3.日光浴不足

日光浴不足による食欲低下を防ぐためには、週に一回程度は外に出し、日光の下を歩かせてください。もし、外を見歩かせることが難しい場合や、梅雨時など太陽が出ない場合には、ライトを使って温めるようにしてください。

4.急激に環境が変化した

急激に環境が変化して食欲が低下した場合には、新しい環境に慣れさせるしかありません。できるだけ快適な飼育環境を保った状態で一週間ほど慣れさせれば餌を食べるようになります。

5.産卵前

メスのミドリガメが産卵前に食欲が低下した場合には、産卵が終わるまで待ちましょう。産卵が終われば食欲も戻り、また元のように餌を食べ始めます。

※ミドリガメがエサを食べなくなり、同時に口を開けっぱなしにするようになったら注意しましょう。その食欲不振は、病気になっていることが原因として疑われます。

3)要注意!食べない症状が続く場合に考えられる病気とは

ミドリガメが餌を食べなくなり、口を開けっぱなしするようになった場合、口内炎にかかっている可能性があります。口開けっぱなしにするのは、口を閉じると痛いためです。口内炎は、細菌感染や栄養障害によるビタミン不足によって発症します。

ミシシッピアカミミガメ

4)どんな治療が行われる?専門家での検査・治療方法

1.検査方法

口内炎を発症した可能性がある場合は、爬虫類の治療ができる動物病院に連れて行きます。口内炎にかかると口の周りにネバネバとした膿状のものが付くようになります。口内炎を発症する原因はいくつかあり、検査で特定します。まずは細菌に感染していないかどうか検査します。飼育環境が悪い場合には、この細菌感染が疑われます。また、ビタミンA不足による栄養障害で、体調不良を起こしている可能性もあります。くれぐれも素人判断で悪化させないよう、早い段階で獣医に診てもらうことが重要です。

2.治療方法

口内炎の治療は消毒剤や殺菌剤を塗布し、ビタミンの投与を行ないます。また、体調不良を起こしていることも多いため、適正なエサを与えることで予防しましょう。市販の亀の餌であれば栄養バランスが取れていますが、エビやササミだけなど餌を特定のものだけに偏らせないようにします。口内炎の治療費用としては、2000円以上が目安になります。

5)生活から改善を!健康な食生活への3つのポイント

1.飼育環境を整えよう

ミドリガメを健康な状態に保つためにも、飼育環境が悪化しないように整えることを心がけましょう。とくに水質の悪化は、様々な病気を招いてしまうため、注意が必要です。水質が悪化しないよう、フィルターを付けるか水を毎日変えるようにしましょう。

2.栄養バランスの取れた餌を与えよう

栄養バランスもミドリガメの健康を保つためには重要なことです。ミドリガメが好むからといって偏った餌ばかり与えてしまうと、栄養障害を起こしてしまいます。なお市販の亀の甲羅であれば、栄養バランスが取れているため安心です。

3.温度管理を適切に

ミドリガメは変温動物です。そのため、温度が低すぎたり、高すぎたりすると、体調が悪くなってしまいます。ミドリガメにとっての適温は25度から30度です。季節によってケージの位置を変更したり、寒い季節にはヒーターを使うなど、温度管理を適切に行うようにしましょう。



今回のまとめ

1)ミドリガメが餌を食べない5大原因とは

2)餌を食べない状況へ!病気以外の状況への対処方法とは

3)要注意!食べない症状が続く場合に考えられる病気とは

4)どんな治療が行われる?専門家での検査・治療方法

5)生活から改善を!健康な食生活への3つのポイント

7) ミドリガメの健康寿命を延ばす為にできるポイント

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