モルモット

モルモットは平均寿命が5~6年ですが、上手に飼えば8~10年は生きます。特にモルモットは臆病な性格ですから、騒音や寒暖差などストレスを感じる環境だとそう長くは生きられません。

今回はモルモットの寿命の解説と、健康的に飼育するポイントをお伝えします。






モルモットの寿命解説!飼育の3つのコツとは


1)モルモットの3つの種類

(1)イングリッシュ

一番ポピュラーな種類で、初心者向けのモルモットです。毛が短く丸みをおびた体型が特徴です。

また、社交的で人懐こい性格なので初めてでも飼育しやすいと人気です。

(2)スキニーギニアピック

無毛のモルモットです。全身無毛の種類と、顔周りに毛が残る種類があります。無毛のためブラッシングなど手入れは簡単ですが

皮膚病になりやすく、温度管理をこまめにしないといけません。アレルギー持ちの方にはおすすめです。

(3)シェルティ

ストレートの長い毛が特徴です。シルクのような手触りでつむじが無いため、毛が体に沿って流れるように生えています。

ブラッシングやカットをこまめにしないといけないため手がかかり上級者向けですが、人気のある種類です。

2)モルモットの平均寿命

平均寿命は5~6年です。最適の環境で大切に飼育すれば、長いと10年くらい生きることもあります。これでもハムスターの3倍の寿命です。

3)モルモットの寿命が短い場合の2つの原因

(1)成長が早い

オスは生後およそ60日、メスは生後およそ45日で大人になります。成長が早いため、寿命もあまり長くはありません。

(2)病気をしやすい

体が小さいため、暑さと寒さに非常に弱く、すぐに体調を崩します。特に真冬は暖房がないと生きられません。

また、トイレのしつけが出来ないためどんな所でも排泄をします。常に清潔にしておかないと、排泄物から色々な病気にかかってしまいます。

モルモット

4)寿命が長い・短いモルモットの決定的な3つの違い

(1)ケージの大きさ

モルモットは狭いケージで飼育すると、ストレスを感じてしまいます。運動不足になり健康状態に影響が出てしまうからです。

自由に動けるように、ケージは大きめのものを選びましょう。

(2)エサ

非常に敏感な動物なので、水分が多い食事だと腸への刺激が強く下痢など病気の原因となってしまいます。

水分の少ないエサを選び、栄養バランスも考えて与えないとすぐに弱ってしまいます。

(3)歯のお手入れ

長い前歯が特徴のモルモット。実はこの前歯、お手入れしないと伸び続けるのです。前歯が伸びすぎるとかみ合わせが悪くなり、食事がストレスとなってしまいます。

そこから食欲不振、更には病気へとつながりやすいため前歯と食事中の様子は注意して観察しましょう。

5)健康そうなモルモットの選び方の3つのポイント

(1)選ぶのは夕方以降に

モルモットは夜行性なので、活動を始める夕方以降に選びましょう。

(2)ペットショップでの環境

ペットショップも様々です。きちんと掃除がされていて、モルモットに合ったエサを与えているお店を選びましょう。

また、病気や健康に気を遣っているかどうかもポイントです。店内でも人気が少なく温度差のあまりない場所に置いてあればかなりポイントが高いと言えます。

(3)見た目での選び方

まず、元気に走り回っていれば大丈夫です。他にも、毛並みやツヤ、毛玉の有無、目・鼻・耳がキレイかどうか、

歯のゆがみや汚れはないか、痩せすぎていないかなどこれらが全体的にキレイであれば問題はありません。

6)健康寿命を延ばす食事の3つのポイント

(1)与えてはいけないもの

草食動物であるモルモットは、野菜と果物以外の食べ物はNGです。また、ハムスターが食べるからと言って、ひまわりの種をあげるのも絶対にやめて下さい。

モルモットにはカロリーが高すぎて、肥満の原因となります。また、野菜でもネギ、にんにく、アボカド、ニラ、玉ねぎは与えてはいけません。

(2)与えて良いもの

小松菜、かぼちゃ、にんじん、ピーマン、パセリ、さつま芋、キャベツ、大根の葉っぱ、りんご、みかん、バナナなどを与えて下さい。

また、冷蔵庫から出したまま与えると、冷えすぎて下痢をしてしまうので必ず常温に戻してからにしましょう。

(3)ペレット

市販の固形飼料です。簡単に与えられて便利なのですが、保管の仕方によってはビタミンCが損なわれるので

必ず密封出来る入れ物で保管して下さい。また、ペレットを食べる時は水をたくさん飲むので新鮮な水も一緒に用意しましょう。

Guinea pig on ball

7)モルモットの飼育で特に注意すべき3つのこと

(1)繁殖に注意する

モルモットは生後2ヶ月で妊娠可能となります。そして妊娠すると2ヶ月で出産します。また、一度妊娠すると2~6匹は生まれるため、あっという間に繁殖します。

増えたモルモットを飼育する環境を整えたり、里親を探したり飼う前に検討しておく事をおすすめします。

(2)温度調節に注意する

暑さ、寒さに非常に弱い動物です。人間が快適に過ごせるくらいの気温が、モルモットにも丁度良い気温の目安です。

年中20℃~26℃くらいになるように注意しておきましょう。エアコンでの調節はもちろん、真夏は保冷剤、真冬はペット用のヒーターなど用意しておくと良いでしょう。

(3)脱走に注意する

ケージや部屋の窓、ドアが閉まりきっていないといつの間にか外に逃げてしまいます。モルモットは好奇心旺盛で、本能的に出て行ってしまうのです。

そして、一度脱走するとほとんど戻って来ません。掃除やエサの交換をする時は、窓やドアがきちんと閉まっているか必ず確認して下さい。

最悪の場合、犬や猫に襲われる事も考えられます。未然に脱走を防ぎ、小さな命を守るように注意しましょう。

8)モルモットの健康寿命を延ばす為にできる3つの予防ポイント

(1)とにかく清潔に!こまめに掃除をする

モルモットは排泄が多く、しかもトイレのしつけが出来ないためすぐに汚れてしまいます。汚れを放っておくと、色々な雑菌が繁殖し、病気を引き起こす原因となるので

常に清潔に保つように気を付けて下さい。

(2)食事に気を付ける

体内でビタミンCが生成されないため、どうしてもビタミン不足になりがちです。ビタミンが不足すると風邪などひきやすくなり、すぐに体調を崩してしまいます。

日頃から栄養に気を付けてエサを与えるようにしましょう。

(3)ストレスに気を付ける

ストレスに非常に弱い動物です。ちょっとした環境の変化や温度差、騒音や部屋の明るさですぐにストレスを感じてしまいます。

モルモットがストレスを発散しやすいように、走り回るスペースを確保し落ち着いた静かな環境でストレスなく飼育するようにしましょう。






今回のまとめ

1)モルモットの3つの種類

2)モルモットの平均寿命

3)モルモットの寿命が短い場合の2つの原因

4)寿命が長い・短いモルモットの決定的な3つの違い

5)健康そうなモルモットの選び方の3つのポイント

6)健康寿命を延ばす食事の3つのポイント

7)モルモットの飼育で特に注意すべき3つのこと

8)モルモットの健康寿命を延ばす為にできる3つの予防ポイント