猫の皮膚病の検査

動物病院に来る猫の病気の約40%と言われるほど身近な病気、皮膚病。痒みがある場合には、猫特有のざらざらした舌でなめてしまい、さらに悪化させることもあるとか。

今回は猫の皮膚病の症状・原因・対処方法・予防方法などをお伝えします。






猫の皮膚病の4大原因!種類・症状・対処方法とは


1)猫の皮膚病の6つの症状!チェック項目とは

(1)毛が抜ける

掻きむしると、毛が抜けるのでハゲができてしまいます。生え変わり時期じゃないときに毛が抜けたときには患部をよく観察しましょう。

(2)かゆがる

痒みに敏感な猫は、体がかゆくなるとその部分をなめたりひっかいたりします。舐めつづることで皮膚病になる事があるので注意しましょう。

(3)発疹

毛をよけて体を見ると皮膚に発疹ができているのが見えます。

(4)かさぶたができる

皮膚から出た分泌液のかさぶたの可能性があります。猫の体を撫でているときに、異物感などがあるので、見つけることができます。

(5)びらんができる

「びらん」組織表面の皮膚が削られてただれてくる状態のこと。病気が深刻化してくると、分泌物で毛が濡れることもあります。

(6)毛が脂っぽい

猫の毛は健康な時にはさらさらとしています。皮膚病になると毛質が変わることがあり、部分的に黒く脂っぽくなることがあります。

2)猫の皮膚病の5つの種類とは

(1)細菌性皮膚炎

ブドウ球菌やレンサ球菌など常在細菌のバランスが崩れ、増殖することで起こります。痒みがあるので、毛が薄くなったり抜け落ちたりします。

(2)真菌性皮膚炎

マラセチア、カンジダ、白癬などカビが皮膚の上で過剰繁殖して起こります。魔菌類はじめじめした高温多湿な場所が好きで、皮脂を栄養にします。

なので、春先から、夏の終わりに発症しやすい皮膚炎です。

(3)寄生虫性皮膚炎

ノミやマダニなどが皮膚の外側に寄生する場合と、ニキビダニやヒゼンダニが皮膚の内部に寄生する場合があります。

外に出かける猫が、感染猫と接触したり、土や葉っぱに触れることで感染します。

(4)アレルギー性皮膚炎

ハウスダストや花粉などアレルギーを引き起こす物質を吸い込むことで起こる吸引性アレルギーと、食べること起こる食物アレルギーがあります。

先天性の場合や、生活環境の変化、加齢などが得供してくる場合もあります。

(5)内分泌性皮膚炎

脳下垂体、副腎皮質、甲状腺などのホルモン泌器官の異常で起こる皮膚炎です。広範囲で脱毛が起こったり、食欲があるのに痩せてきたり、血管が見えるほど皮膚が薄くなるなどの症状が出ます。

Veterinary by listening to a cat

3)猫の皮膚病の4大原因とは

(1)寄生虫

ノミやダニなどの寄生虫。飲みに刺された場所を引っかいて皮膚病になる事があります。

(2)真菌・細菌の感染

何日も体をきれいにしていなかったり、顔を洗うのが下手な猫の場合には、カビや細菌が繁殖して皮膚病を引き起こします。

(3)アレルギー

人間と同じように、アレルギー反応を起こして皮膚に炎症が起こることがあります。原因は、食べ物やたばこの煙、紫外線、食器や、布団など様々な可能性があります。

(4)ストレス

飼い主の行動の変化や、引越しなどの環境の変化でストレスがたまり皮膚病になる事があります。

4)猫の皮膚病への2つの対処方法

(1)病院へ連れていきましょう

皮膚病の場合は原因がさまざまにあるために、治療法も様々です。どういった行動が回復につながるのか判断するためにもまずは、病院で原因を探りましょう。

(2)市販の薬をつかわない

原因によれば、効果がないばかりではなく悪化してしまう事もあるので、自己判断で市販の薬を使ってはいけません。

5)猫の皮膚病が疑われる場合にすべき3つの検査方法

(1)問診

皮膚の状態やどの程度痒いのか、どれくらい皮膚病が広がっているかなどの診察に加え自宅などの様子から原因を探ります。

(2)アレルギー検査

猫にどんなアレルギーがあるか検査をします。費用は28000円ほどです。

(3)血液生化学検査

肝臓や腎臓など内部臓器を検査します。一般の血液検査と同時に行うことが多いので、費用は、2000円~3000円ほどです。

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6)猫の皮膚病への3つの治療方法

(1)軟膏やクリーム

副腎皮質ステロイド剤やタクロリムスが入った軟膏を使い、1日に1~2回ほど塗ります。長くて2か月をめどに使用します。

(2)抗炎症剤

着ずになったところの痛みが強い場合には、非ステロイド性抗炎症薬を投与することで痛みを軽減できます。

(3)駆除薬

ノミやダニの場合には、寄生虫を退治することが大切です。

7)猫の皮膚病への3つの予防習慣とは

(1)毎日スキンシップをとる

体を触ることで早期発見することもできます。

(2)体を清潔にする

濡らしたタオルで体を吹いてあげることでもきれいになります。シャンプーをしすぎるのは毛や皮膚の脂分を過剰に落としてしまうのでよくありません。

シャンプーは月1回を目安にしましょう。

(3)ブラッシングをする

体についているフケや汚れを取るほかに、皮膚の血行促進にもつながります。






今回のまとめ

1)猫の皮膚病の6つの症状!チェック項目とは

2)猫の皮膚病の5つの種類とは

3)猫の皮膚病の4大原因とは

4)猫の皮膚病への2つの対処方法

5)猫の皮膚病が疑われる場合にすべき3つの検査方法

6)猫の皮膚病への3つの治療方法

7)猫の皮膚病への3つの予防習慣とは