猫 コラット

コラットは、端正な体つきと凜とした雰囲気を持った猫です。日本ではあまり見かけることの無い希少な品種の猫ですが、もしもコラットを飼うということになった時のために、ぜひコラットの飼育のコツを知っておくようにしましょう。






猫のコラットとは?性格の3大特徴と飼育のコツを解説


1)コラットの紹介

(1)コラットとは

猫のコラットは、筋肉が発達し丸みのある体をしているという特徴を持っています。被毛は銀青色で「銀色の猫」とも呼ばれることがあります。毛は柔らかく光沢があり、コラット独特の物です。眼色は緑色をしています。

(2)原産地・平均体高・平均体重

コラットはタイ王国に古くから生息する猫です。コラットの平均体高は25センチメートルから28センチメートルくらい、平均体重は、3キログラムから7キログラムくらいになります。

(3)日本で飼育されている数・名前のルーツ

近年ペットとしての猫の人気は高まっており、もうすぐ犬の飼育頭数を超えそうな勢いです。そのような中ですが、コラットは日本でペットとするには珍しい品種であり、コラットだけの飼育頭数は明らかになっていません。現在のタイ王国が原産のコラットは、「コラット(ナコーンラーチャシーマー州の現地人の呼び名)」に生息するため「コラット」と呼ばれるようになりました。昔から幸福と繁栄の象徴として大切にされてきたことが文献にも記されています。

(4)気をつける病気

コラットは比較的病気なりにくい頑強な猫だと言われています。そんな中でも起こりやすい病気がいくつかあります。それは、膀胱炎や尿結石です。膀胱炎は尿をためておく器官である膀胱に炎症が起きる病気です。膀胱炎を発症すると動かなくなったり、人が触れると唸り声を上げたり、トイレが長かったりといった症状が現れます。

肥満、飲水不足、ストレスによって発症する可能性が高くなるため生活習慣に気を付けて飼うようにしましょう。尿結石は腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石ができる病気です。結石が膀胱や尿道を傷つけたり、尿道に詰まったりします。尿結石を発症すると、トイレでうずくまる、排尿のときに痛がる、血尿が出るといった症状が出ます。尿結石はバランスの良い食事や、水を上手にたくさん飲ませる工夫をすることが予防になります。

(5)平均寿命 

コラットの平均寿命は11年から15年くらいです。一般的な猫と同じくらいの寿命です。

2)どんな種類があるの?コラットの3つのタイプと特徴の違い

(1)ブルー

コラットのブルーはブルー(銀青色)の毛色のタイ原産と同じ種類です。厳密には、コラットという品種として現在認められているのは、このブルーだけになります。

(2)タイ・ライラック

タイ・ライラックはピンクが買ったベージュの毛色を持った種類です。1989年にイギリスでブルーのコラットから生まれました。暫定的な品種とされています。

(3)タイ・ポイント

タイ・ポイントの毛色は、体は白色で顔や手脚といった末端部がブルーという特徴があります。シャムネコの遺伝子により、このような特徴が現れました。

3)理解してあげよう!コラットの性格の3大特徴

(1)物覚えが良い

コラットは他の品種の猫に比べて、物覚えが良いという特徴があります。物覚えの良さは、しつけの面でプラスです。ただし、イタズラも物覚えよく覚えてしまうこともあるので注意が必要です。

(2)遊び好き

コラットは遊び好きで社交的であるという特徴を持っています。そのため遊び用のおもちゃやキャットタワーを用意してやるととても喜びます。また感覚が鋭く、早く動く物にも敏感に反応します。

(3)甘えん坊

コラットには甘えん坊な面があります。飼い主にべったりと甘えたがる傾向があり、かまってやらないと、いじけてしまいます。十分に愛情を持って接してやりましょう。飼い主に対して束縛心が強い猫であると言えます。

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4)知っておこう!オスとメスの違いはあるの?

(1)オスの特徴

一般的にオスの方がメスよりも体が大きくなります。そのため遊んでやるときにも、オスの方が少し体力が必要となるでしょう。またオスの方が甘えん坊な性格が強く出るため、積極的に構いたいという飼い主にはオスの方が向いていると言えます。

(2)メスの特徴

メスの方が、気分屋で一人遊びをすることが多いです。そのため、飼い主にとっては少しワガママな性格に見える場合もあります。また、好奇心旺盛でイタズラ好きなのもメスに多い性格です。

5)どんな人が向いている?飼う人に向いているポイントとは

(1)しっかりとコミュニケーションを取れる人

コラットは甘えん坊な性格を持っています。また飼い主に対して束縛心が強いという一面もあります。そのため、しっかりとコミュニケーションを取れる人が向いていると言えます。あまり構わないと、いじけてしまうかもしれません。

(2)食事管理ができる人

コラットは遊び好きで運動量の多い猫ですが、その分食欲も旺盛です。飼い主が気を付けないと、欲しがるままに餌を与えてしまって、太りすぎてしまったということになってしまいます。栄養バランスを考え、適切な食事管理ができる人が向いていると言えます。

(3)他の動物を飼っていない

コラットには独占欲が強い傾向があります。そのため、他の動物と一緒に飼ったり、他の動物と飼い主が一緒に仲良くしているところを見てしまうと、ストレスを感じてしまいます。そのため、他の動物を飼っていない人が向いていると言えます。

6)ここを抑えよう!しつけの3つの重要ポイント

(1)ハンドリング

コラットは甘えん坊な性格を持っていますが、それは飼い主に対してです。飼い主をきちんと認識させるためにも、生後2週間から7週間の間にやさしく触ったり抱っこしたりするハンドリングを行い、人に馴れさせるようにしましょう。1日に最低1時間程度の触れ合いが目安になります。

(2)ご褒美はじらしてから

コラットに限らず猫全般に関してですが、ご褒美はじらしてから与えるようにしてください。じらすことで、ご褒美を貰ったときの喜びが大きくなるため、しつけの効果がよい一層大きくなります。

(3)一貫したしつけを行う

コラットは物覚えが良く、頭の良い猫です。そのため、しつけを行う時には一貫したしつけを行うことが重要になります。OKなこととダメなことを、いつも一貫してしつけることで、コラットは何がOKで何がダメなのかを理解していきます。それが一貫していないと、コラットは混乱し、いうことを聞かなくなってしまいます。

コラットの猫

7)お金の面は?飼う場合の初期費用と方法とは

コラットは通常のペットショップでは余り流通していません。そのため、手に入れるにはブリーダーを探して購入するか、海外から輸入する必要があります。ブリーダーから購入する場合の値段はおおよそ20万円から30万円くらいになります。海外から輸入する場合には、輸入のための諸経費も掛かるため、50万円以上必要になってしまう場合もあります。

8)要注意!コラットに気をつけたい病気とは?

(1)膀胱炎

コラットをはじめとする猫全般に罹りやすい病気として挙げられるのが膀胱炎です。膀胱内の細菌の繁殖や膀胱の粘膜が傷つくことで発症します。発症すると排尿しづらくなったり、血尿が出たりします。発症を予防するためにも水分をしっかり与えましょう。

(2)尿路結石

尿路結石もコラットが罹りやすい病気の1つです。尿路結石は水分の不足や、栄養の偏りによって発症しやすくなります。腎臓や尿管、膀胱、尿道に石や砂ができて血尿が出たり、排尿しづらくなったりする症状が出ます。発症した場合も軽度であれば、薬で石や砂を溶かすことが出来ます。

(3)ストレス性の脱毛

コラットは甘えん坊な性格であるため、長期間一匹だけで留守番をさせたり構ってやらないと、ストレス性の脱毛を起こしてしまうことがあります。なるべく、一匹だけにさせないようコミュニケーションを取れるようにしましょう。

9)ここが魅力・・!コラットを飼う魅力や心構えとは

(1)端正な容姿

コラットは短毛で銀青色の被毛を持ち、その体型も整っています。とても端正な容姿をしており、飼い主はコラットと一緒に居るだけで清々しい気持ちになれるような魅力があります。その姿を保つためにも健康管理とブラッシングは怠らないようにしてください。

(2)親密な関係を築ける

コラットは甘えん坊で、飼い主を束縛するほど親密なコミュニケーションを取りたがります。そのためコラットと、しっかりとした絆を築きたい飼い主にとっては、とても魅力的なパートナーになります。

(3)縁起が良い

コラットは原産国タイでは貴重な猫とされ、幸福をもたらすという逸話がいくつも伝えられます。それらの話にあやかり、コラットを飼育することはとても縁起が良いことだと考えることが出来ます。






今回のまとめ

1)コラットの紹介

2)どんな種類があるの?コラットの3つのタイプと特徴の違い

3)理解してあげよう!コラットの性格の3大特徴

4)知っておこう!オスとメスの違いはあるの?

5)どんな人が向いている?飼う人に向いているポイントとは

6)ここを抑えよう!しつけの3つの重要ポイント

7)お金の面は?飼う場合の初期費用と方法とは

8)要注意!コラットに気をつけたい病気とは?

9)ここが魅力・・!コラットを飼う魅力や心構えとは