じゃれ合う猫

猫とスキンシップをとっているときに猫の口臭が気になったことはありませんか。

ウっと思わず鼻を覆いたくなるようなキツイ口臭や、最近なんとなくお口が臭い、と感じたら猫のお口のトラブルかもしれません。今回は猫の口臭の原因や対処方法をご紹介します。






猫の口臭の3大原因!病気の可能性・対処方法とは


1)猫の口臭の症状!チェック項目とは

(1)そばに居るだけで口臭が気になる

猫がそばにいるだけで鼻を突くような、生臭いような口臭がする場合は、口の中のトラブルがかなり進行している場合や病気が隠されていることが多いです。

よだれをダラダラと垂らしていたり、食欲がなかったり、口の中が炎症を起こしていたりしていることがあります。

(2)顔を近づけると口臭が気になる

顔を近づけた時に口臭が気になる、という程度の場合、トラブルや病気はまだ初期の段階のことがほとんどです。早めに口臭の原因をつきとめ、対処しましょう。

2)猫の口臭の4つの種類とは

(1)生理的な口臭

元々のきつめな口臭の猫もいます。生臭く感じることがあります。

(2)膿のような匂いのする口臭

膿の匂いのする口臭があります。この場合口の中に炎症や蓄膿症などで膿が出ていることが多いです。

(3)便のような匂いの口臭

便の匂いのする口臭があります。

(4)生臭い口臭

魚くさいような、生ごみのような口臭があります。

3)猫の口臭の3大原因とは

(1)元々の口臭

その猫の元々の口臭ですこし臭いと感じることもあります。この場合は全く問題ありませんし、心配もいりません。

(2)病気が原因の口臭

なんらかの病気が原因で口臭を臭いと感じることがあります。腎不全や歯周病、口内炎など原因は様々です。

(3)食べたものが原因の口臭

猫が食べたものが原因で口臭がきつくなることがあります。この場合は心配はいりませんし、時とともに口臭を臭く感じなくなります。

Veterinary clinic

4)猫の口臭への対処方法

(1)猫の様子を観察する

口臭が気になる以外に猫にいつもと変わったところがないか観察してあげましょう。

元気はあるか、食事はとっているか、よだれは垂れていないか、などがポイントです。猫の様子を観察することが、病院での診断の役にたちます。

(2)動物病院を受診する

猫の口臭がキツイと感じたら動物病院を受診しましょう。口臭の原因にはあまり心配のいらない軽度の歯周病から、命にかかわる腎不全まで様々です。

自己判断せずに動物病院を受診しましょう。

5)猫の口臭がひどい場合に考えられる3つの病気

(1)歯周病

猫の口臭の原因が歯周病であることがあります。歯周病とは歯肉炎と歯周炎の総称です。歯に歯垢や歯石がついていると歯周病になりやすいのです。

歯ぐきが赤く腫れ、ちょっとした刺激で出血することがあります。放っておくと歯周ポケットがどんどん深くなり、歯周組織が次々に破壊され、歯がグラつき、抜けてしまうことがあります。

(2)口内炎

猫の口臭の原因が口内炎であることがあります。

口内炎は、歯ぐきや舌、口の中の粘膜に炎症が起こり、その部分が赤く腫れて「ただれ」や「潰瘍」を生じたり、出血したり、口臭がひどくなります。

口内炎の痛みで食欲不振になったり、ダラダラとよだれをたらすことがあります。

口内炎の原因は口の中に傷を負ったりして起こるものや、ヘルペスウイルスや白血病ウイルスなどのウイルス感染症によって起こることがあります。

(3)急性腎不全

猫の口臭の原因が急性腎不全であることがあります。

急性腎不全は腎臓の働きが急激に低下して起こります。食欲や元気がなくなり、嘔吐してしまったり、口臭がきつくなるという症状が現れます。

口臭がきつくなってしまうのは、脱水を起こしていることが原因でアンモニア臭がするといわれています。

6)口臭が続く場合にすべき2つの検査方法

(1)口腔内視診

口臭が気になると動物病院を受診した場合、まず口の中を観察します。歯や歯茎の状態、膿などが出ていないかなどをチェックします。

(2)血液検査

口臭に加えて、全身症状が現れている場合、全身の状態をしるために血液検査をおこないます。

体の感染の有無や電解質のバランスなどを確認するために、全血球計算や血液ガス検査、腎臓などの異常がないかなどを調べるために生化学検査を行います。

費用は項目によって変わりますが、一般的に10000円ほどからでしょう。

Cat in veterinarian clinic

7)口臭が続く場合にすべき3つの治療方法

(1)スケーリング・抜歯

歯石の付着などがひどい場合、全身麻酔をして歯石の除去、抜歯などを行います。費用は一般的に20000円前後でしょう。

(2)対症療法

ウイルス感染症などが原因で口内炎などを起こしている場合、口臭の他にも、嘔吐や下痢、発熱などの症状がある場合があります。

そういった場合や痛みがある場合は、その症状に応じて、痛み止めや整腸剤、解熱剤などを使用して対症療法を行います。

(3)輸液療法

腎不全などを起こしている場合、脱水と電解質のバランスを保つために、点滴で治療を行います。

8)改善!猫の口臭への予防習慣とは

(1)歯磨きの習慣をつける

猫で歯磨きをするのか、と思った方もいるかもしれませんが、ガーゼなどで食後に軽くふき取ってあげるだけで歯垢や歯石の蓄積を防ぐことができます。

歯磨きを習慣にすることが歯周病予防につながります。

(2)予防接種をうける

口内炎の原因であるウイルス感染症はワクチン接種で予防することができます。年に1回予防接種をうけましょう。






今回のまとめ

1)猫の口臭の2つの症状!チェック項目とは

2)猫の口臭の4つの種類とは

3)猫の口臭の3大原因とは

4)猫の口臭への2つの対処方法

5)猫の口臭がひどい場合に考えられる3つの病気とは

6)口臭が続く場合にすべき2つの検査方法

7)口臭が続く場合にすべき3つの治療方法

8)猫の口臭への2つの予防習慣とは