ネオンテトラ

ネオンテトラは人気がありメジャーな熱帯魚ですが、飼育するときに気を付けるべき病気があります。ネオンテトラはどんな病気になるのか、そして病気になったときにどの様な対処を行えば良いのか。今回はネオンテトラの注意すべき病気について紹介します。






ネオンテトラの3大病気に要注意!症状・対処方法とは


1)ネオンテトラの紹介

(1)ネオンテトラとは

カラシン目カラシン科の熱帯魚です。頭部から尾びれ近くにかけての鮮やかなブルーのラインが非常に美しく、腹側には赤のラインが入ります。テトラと呼ばれる種類の中でもメジャーな種類です。

(2)原産地・ 平均体高・平均体重

アマゾン川流域を主な原産地として生息しています。平均体長は約3センチメートルくらいで、平均体重は約0.7グラム程度です。

(3)名前のルーツ・歴史

まるでネオンサインのように光沢しているテトラという種類の魚のため、「ネオンテトラ」と名付けられています。ただし、ネオンといっても発行しているわけではなく、光の反射で光っているように見えます。1936年に発見されて以来、熱帯魚として高い人気があり、淡水アクアリウムの代表的な品種です。

(4)好みの水温・性格

ネオンテトラは、原産地アマゾ川の水温に近い26度くらいの水温を好みます。非常に臆病な性格をしているため、水槽に手を近づけたり、音を立てたりすると隠れてしまいます。馴れると、水槽の前面に出てきて泳ぐようになります。

(5)平均寿命 とは

ネオンテトラの平均寿命は1年から2年程度です。適切な環境を維持できれば3年以上生きることもあります。

2)種類の紹介!ネオンテトラの3つの種類と特徴

(1)通常種

体表のブルーの輝くラインが、ゆるいカーブを描き頭から尾びれに掛けて伸びます。尾びれの付け根からしりびれに掛けては赤色のラインが入ります。

(2)ルチノー

ルチノーは、ネオンテトラのアルビノの一種です。光の角度により黒目に見えるタイプです。

(3)リアルレッドアイ

リアルレッドアイは、ネオンテトラのアルビノの一種です。常に赤目に見えるタイプで、色素が少ないため、全体的に体色も白っぽくなります。

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3)種類の解説!ネオンテトラに現れる主な3種類の病気とは

(1)ネオン病

・代表的な症状

ネオンテトラ特有の病気です。ネオン病になると、体の一部が白っぽくなります。発症すると多くの場合、死んでしまいます。

・考えられる原因

ネオンテトラが輸送されてくるときに、魚同士が擦れてしまうときに傷ができてしまい、傷に細菌が侵入してしまうことが原因です。

・飼い主ができる対処方法

発症を確認した場合には、他のネオンテトラから隔離してください。

・専門家で行われる治療方法

細菌に効くグリーンFゴールド や エルバージュといった薬を使用します。粗塩を併用することもあります。

・日常からできる予防ポイント

購入してすぐのネオンテトラはしばらく、他のネオンテトラから隔離して飼育してください。1週間以上様子を見て、ネオン病にかかっていないということを確認することで、感染を防ぐことができます。

(2)白点病

・代表的な症状

体のあちこちに白い斑点が発生します。

・考えられる原因

ウオノカイセンチュウという白点病の原因菌がネオンテトラの体に寄生している状態で、菌の活動が活発になると発症します。

・飼い主ができる対処方法

ネオンテトラを飼育している水温が低くなりすぎていることが原因であることが多いため、水温を徐々に上げていきます。1日あたり1度ずつ上げていき、30度くらいまで上げます。1週間くらい水温30度を維持し、その後1日1度ずつくらい温度を下げ、26度くらいの温度まで戻します。

・専門家で行われる治療方法

発症しているネオンテトラを隔離し、薬浴します。一緒に飼っていたネオンテトラは発症していなくても、別の水槽で薬浴を行います。いずれの水槽も徐々に水温を上げていき30度の状態を1週間維持します。

・日常からできる予防ポイント

水温を26度以上に保つことで、原因菌の活動を鈍らせることができるため、予防できます。

(3)尾ぐされ病

・代表的な症状

発症するとネオンテトラの尾ヒレ部分が、溶けたような状態になります。

・考えられる原因

カラムナリスという細菌が原因で、水質の悪化でネオンテトラが弱っている状態になると発症しやすくなります。

・飼い主ができる対処方法

まず、発症したネオンテトラを隔離します。専用薬を使い薬浴します。粗塩を併用することも効果的です。

・専門家で行われる治療方法

専用薬で薬浴を行います。発症初期であればヒレも元に戻りますが、症状が進んでいる場合には尾ビレが無くなったり、肉が見えるまで進行してしまうこともあります。その場合、治療を後もヒレは生え替わらず、生存が困難になるため、処分を検討します。

・日常からできる予防ポイント

定期的な水替えにより、飼育環境を良好に保つことが一番の予防になります。また、餌のやり過ぎで肥満になっても悪影響がありますので、餌やりも食べ残さない量を適切に与えるようにしましょう。

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4)こんな症状に注意?注意したい健康のチェック項目

(1)体のツヤ・出血

体のツヤが無くなってきている。徐々に痩せてきた。ヒレの一部から出血を伴いながら白濁していくという状態が見られる場合には、ネオン病を疑いましょう。

(2)体を擦り付ける動作

ネオンテトラが砂利や流木に体をこすりつけるようになったという場合には、痛みのためである可能性があります。白点病を疑いましょう。

(3)臭い

水槽の水から腐敗臭がする。ネオンテトラのエラやヒレが変形したという場合には、尾ぐされ病にかかっている可能性があります。

5)日常生活から改善を!飼い主ができる健康への3つのポイント

(1)水温

ネオンテトラは熱帯魚であるため比較的高い水温を好みます。そのため水温が26度くらいになるよう管理を適切に行いましょう。水温の低下は白点病などの病気を予防するためにも重要です。

(2)水換え

1週間から2週間に一度、水槽の1/4程を水換えして水質を保つようにしましょう。水換えの際に気をつけるべきことは、いきなり水温の低い水の中にネオンテトラを入れないようにしてください。ネオンテトラは水温の変化に敏感なため、ショックで命を落としてしまう可能性があります。

(3)餌やり

ネオンテトラの餌やりにはコツがあります。まず、水槽に放した後、2日から3日は餌を与えないようにしてください。ネオンテトラが水槽に慣れてきた頃から少量の餌を与え、その後ゆっくりと餌の量を増やすようにします。もし、餌を残した場合には、必ず取り除くようにしてください。残った餌を放置しておくと、水質悪化の原因になってしまいます。






今回のまとめ

1)ネオンテトラの紹介

2)種類の紹介!ネオンテトラの3つの種類と特徴

3)種類の解説!ネオンテトラに現れる3つの病気とは

4)こんな症状に注意?注意したい健康のチェック項目

5)日常生活から改善を!飼い主ができる健康への3つのポイント