ノコギリクワガタ

子供の頃、クワガタを探して買ったりしてましたか。中でもノコギリクワガタは大顎がぐっと伸びてかっこいいですよね。大人でも魅了されて、飼育している人がたくさんいます。ノコギリクワガタを飼育するコツを見ていきましょう。






ノコギリクワガタの飼育方法!給餌・グッズ・注意点とは


1)ノコギリクワガタの紹介

(1)ノコギリクワガタとは

ノコギリクワガタは、コウチュウ目クワガタムシ科ノコギリクワガタ属の一種です。日本にいる代表的なクワガタです。

(2)原産地・ 平均体高・平均体重

ノコギリクワガタは日本に広く生息している種類です。体高には幅があります。オスが24ミリメートルから77ミリメートルくらい、メスが19ミリメートルから41ミリメートルくらいになります。大型になるほど、大顎が屈曲する特徴があります。平均体重は10グラムくらいです。

(3)名前のルーツ・歴史

ノコギリクワガタの名前は、オスの大顎の内側にノコギリのような歯が並んでいることから名付けられました。ノコギリクワガタは古くから日本に生息しており、縄文時代のノコギリクワガタが2011年に奈良県で出土しました。また昔から子供の愛玩動物として飼育されてきた歴史があります。20世紀後半になると、都市化の広がりに伴い、販売目的で飼育するといったケースも増えました。

(4)平均寿命

ノコギリクワガタが成虫となり、活動期に入ってからの寿命は短く3ヶ月から半年ぐらいです。羽化後、蛹室で越冬を行い活動期に入った後は越冬はしません。

2)種類の違いは?ノコギリクワガタの4つの種類と特徴

日本には4種類のノコギリクワガタがいます。

(1)ノコギリクワガタ

いわゆるノコギリクワガタの事です。日本本土に生息している種類です。

(2)ハチジョウノコギリ

ハチジョウノコギリは、日本のノコギリクワガタでは最も小型の種類になります。その名の通り八丈島が生息地です。大顎があまり屈曲しないという特徴があります。

(3)アマミノコギリ

アマミノコギリは、日本のノコギリクワガタでは最大級の種類になります。奄美諸島から沖縄諸島にかけて生息しています。頭の部分がツノのように二股になっているという特徴があります。

(4)ヤエヤマノコギリ

ヤエヤマノコギリは日本の最西端である八重山諸島に生息しています。本土のノコギリクワガタより小型の種類です。こちらも頭の部分がツノのように二股になっているという特徴があります。

3)理解してあげよう!ノコギリクワガタの性格の特徴とは

(1)気性が荒い

ノコギリクワガタは、クワガタの中でも比較的気性が荒い種類です。そのため不用意に大顎に手を近づけると、攻撃されると勘違いして急に挟まれてケガをしてしまうことがあります。一般的にメスよりもオスの方が攻撃的です。

(2)触られるのが嫌い

ノコギリクワガタは、体を触られるのが嫌いです。木の陰に隠れているのを引っ張りだされたり、飼い主の手の上に乗せられて遊ぶのも実はノコギリクワガタにとってストレスになってしまいます。

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4)どんな人が向いている?飼育に適している人の特徴

(1)温度管理ができる

ノコギリクワガタは飼育に多くの手間をかける必要はありませんが、温度管理だけは行ってください。ノコギリクワガタは夏場に活動するため、暑い環境に強いイメージがあるノコギリクワガタですが、じつは暑さにはあまり強くありません。30度を超えると死んでしまうことがあります。飼育環境の温度が高くなりすぎないように管理できる人が向いています。

5)ノコギリクワガタを飼う場合の初期費用と方法とは

ノコギリクワガタを購入する場合、幼虫で購入する方法と、成虫を購入する方法があります。幼虫の場合、複数匹で販売されていることが多く、一匹あたりは100円から200円くらいです。成虫を購入する場合、大きさによって値段が変わってきます。一般的にオスの方が高く、小さなサイズであれば一匹1,000円くらい、大きなサイズになると一匹10,000円くらいする場合もあります。

6)グッズの準備を!飼育に必要な4つのグッズ

(1)昆虫用プラケース

昆虫用のプラケースを用意します。大きさはLサイズのものにします。逃げないように、しっかりとフタをしましょう。

(2)マット

プラケースの中にはマットを敷きます。クワガタマットという商品名で売られているものです。オスとメスをつがいで飼って産卵させた場合の幼虫も、このマットの中で飼育します。

(3)とまり木

とまり木はノコギリクワガタがつかまったり、陰に隠れたりするために設置します。また、ひっくり返ってしまった際に、起き上がる手がかりにもなります。

(4)霧吹き

ノコギリクワガタを飼育するマットやとまり木には、適度に水分を含ませておくひつようがあります。そのため定期的に霧吹きを掛け湿らせるようにします。

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7)給餌方法の解説!主な3種類の餌とその方法

(1)昆虫ゼリー

成虫の飼育だけを楽しむ場合にも、成虫に産卵させる場合にも、昆虫ゼリーを与えておけば大丈夫です。

(2)スイカやキュウリ

成虫の飼育だけを楽しむ場合には、スイカやキュウリなど、水分の多い果物や野菜を餌として与えることでも問題ありません。成虫に産卵させる場合には、栄養が不足するため大きく育つ卵を産めない可能性が出てきます。

(3)マット

幼虫を飼育する場合、マットが餌になります。

8)健康に注意を!ノコギリクワガタに多い病気とは?

(1)衰弱

ノコギリクワガタの病気で一番多いのが衰弱です。衰弱してしまうと多くの場合は、死んでしまいます。衰弱の原因の多くはダニの発生です。ダニの繁殖を防ぐには、飼育環境を衛生的に保ちます。餌が古いまま放置されていないか、加湿をし過ぎていないかを注意します。

(2)ブヨブヨ病

ノコギリクワガタの幼虫がかかる病気です。この病気にかかると、幼虫の体が半透明になり、死んでしまいます。原因は古いマットを使い続けたり、加湿をし過ぎたりして、飼育環境が悪化することによります。産卵木は1ヶ月から2ヶ月で交換するように気をつけ、マットも3ヶ月から4ヶ月で交換するようにします。

9)要注意・・飼育で特に注意する2つのこと

(1)成虫の温度管理

成虫では、飼育環境の温度管理に気をつけてください。温度は20度から30度が適切です。30度を超えると温度が高すぎます。また、直射日光が当たる環境での飼育も避けましょう。ノコギリクワガタは薄暗い環境を好みます。

(2)幼虫の温度管理

ノコギリクワガタの幼虫を飼育するときには、「冬」を感じさせる必要があります。冬を感じさせないと、夏になっても蛹にならないことがあります。「冬」を感じさせる具体的な方法は、冬季の温度を下げてやることです。温度を10度から15度くらいに保つと少しずつ餌を食べつつ、冬も感じることができるので幼虫が大きく育ちます。

10)どんな楽しみがある?ノコギリクワガタを飼育する魅力とは

(1)かっこいい姿

ノコギリクワガタを飼育する一番の魅力は、そのかっこいい姿です。大きく伸びた大顎は他の昆虫にはない強さを感じることができます。

(2)手間がかからない

ノコギリクワガタをしてする魅力の二番目は、飼育の手間がかからないことです。基本的には最初に飼育環境を整えてやることで、後のお世話に多くの時間をかける必要がないため、忙しい人や、ペットの飼育に慣れていない人でも飼うことができます。






今回のまとめ

1)ノコギリクワガタの紹介

2)種類の違いは?ノコギリクワガタの4つの種類と特徴

3)理解してあげよう!ノコギリクワガタの性格の特徴

4)どんな人が向いている?飼育に適している人の特徴

5)ノコギリクワガタを飼う場合の初期費用と方法とは

6)グッズの準備を!飼育に必要な4つのグッズ

7)給餌方法の解説!主な3種類の餌とその方法

8)健康に注意を!ノコギリクワガタに多い病気とは?

9)要注意・・飼育で特に注意する2つのこと

10)どんな楽しみがある?ノコギリクワガタを飼育する魅力とは