青色と黄色の毛色のオウム

オウムをペットとして飼っている人は周りにいますか。インコなどと並び鳥類としては人気を博しています。

しかし、鳥類の知識はまだ一般的に広まっておらず、犬や猫と比べたらマイナーではあります。今回はオウムの寿命・健康のコツ・飼育の注意点をお伝えします。






オウムの寿命は15年以上!健康寿命の4つのコツ


1)オウムの紹介

(1)原産地 

ニュージーランド産の大型インコとして位置づけられ、フィリピンやインドネシアなどの範囲にまで生息地は及んでいます。

(2)平均体高・体重 

体長は50㎝で、体重は300gから大きいと1㎏を超えることもあります。全般的にずんぐりした体つきで、中型から大型として位置づけられます。

(3)日本で飼育されている数・

名前のルーツ

日本への輸入はかなり古く、最古として647年の記録があります。日本では現在個体数は少なく、希少価値であります。英語名 Cockatooは、マレー語での名前である “kaka(k)ktua” に由来しています。

(4)歴史

1600年代の画家たちもオウムを描いている絵が発見されており、1800年代後半の書籍ではオウムが肩に止まるシーンが描かれています。

2)オウムの3つの種類とは

(1)フィリピンオウム

フィリピンの島々に分布され、30㎝程の大きさです。全身は白い羽毛で覆われています。森林やマングローブに生息し、植物を中心に食べます。現在生息数は大幅に減少しています。

(2)オオバタン

インドネシアの固有種であります。体調は40㎝程で、全身はサーモンピンク色の羽毛です。標高が高い熱帯雨林に生息し、雑食性です。現在、乱獲や害鳥として駆除などから生息数は激減しています。

(3)コバタン

インドネシアの島国、最も西に分布しています。全長は30㎝少々で、メスの方がやや大型です。全身は白い羽毛で覆われています。

標高が800m以下の熱帯雨林や農耕地に生息しています。雑食性で、樹上で採食を行います。現在は生息数が激減しています。

3)オウムの平均寿命

オスとメスの差や個体による差はほとんどありません。一般には50年は生きると言われ、100年生きた例もあると言われていますが、定かではありません。

ペットとしては15年程度が一般的とされていますが、病気や飼育放棄から寿命が減少傾向にあるとも言われています。

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4)オウムの寿命が短い場合の3つの原因

(1)飼育環境と飼い主

ペットとして飼う際には飼育環境の影響があります。しっかり世話をしていても野生に比べると寿命が短くなりますし、世話が出来ずに逃がしてしまうこともあります。飼い主責任は多く影響するのです。

(2)害鳥

野生のオウムでは、騒音や食料荒らしの問題から害鳥扱いを受け、苦情されることもあります。それも寿命の短さを促進させてしまう原因の一つになります。

(3)環境問題

温暖化や森林伐採から、食糧難となり亡くなるケースも多くあります。オウムに限らず、絶滅危惧種には環境問題が影響されます。

5)寿命が長い・短いオウムの決定的な2つの違い

 (1)飼育環境の整備

自宅で飼う際にはストレスを貯めないことが一番です。オウムの環境作りもそうですが、オウムの性格に飼い主がイライラしてしまい、結果当たってしまう。

それがオウムのストレスへと変わり、寿命が短くなるパターンがあります。

(2)食生活

野生のオウムの寿命は食生活影響されるように、ペットの場合でも同じです。しっかりと栄養を与え、健康的に過ごさせる環境作りが必要になります。餌に関しては特に重要事項であります。

6)オウムの選び方の2つのポイント

(1)色合い

オウムは色がとても個性的です。ヒナのうちから飼う際でもうっすら色が分かります。健康状態は幼いころでは分からないものです。自分の好みを選択し、しっかり責任を持つことが大事です。

(2)飼育できる数と大きさ

やみくもに飼ってもいいことはありません。しっかりと飼育できる数と大きさ(ケージや家の広さなど)を計画した上で飼い始めましょう。

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7)オウムの気をつけるべき2つの病気とは

(1)クラミジア感染症

オウム病ともよばれます。クラミジアの一種である最近によって起こる感染症で人にもうつる病気です。

風邪に似た症状で、元気と食欲がなくなり下痢も起こり得ます。獣医の診察で、血液検査や糞便検査が必要の場合もあります。

(2)ウイルス性羽毛疾患

全ての取りに感染するウイルス性の疾患です。羽毛やくちばしの細胞の常食を妨げ、羽毛が抜け落ちたり免疫不全や内臓疾患になったりします。

3歳までは発症も高く注意が一層必要です。体重減少や目に見える異常が起きた際には早めに対処しましょう。

8)健康寿命を延ばす食事の2つのポイント

(1)傷んだものを与えない・いつまでも放置をしない

当たり前のことです。しかし、慣れてくるとやっていませんか。それが悪い習慣になるとオウムは体調不良を訴えるかも知れません。基本を疎かにせずに、行うことが大切です。

(2)決められた餌以外も定期的に与える

市販以外にも野菜や果物を中心に出来る限り野生と同じような食生活のサイクルを作ることも必要です。それはストレスや病気を抑えることになります。事前に情報を調べてから行いましょう。

9)オウムの健康寿命を延ばす為にできる2つの予防ポイント

(1)なるべく自然な状態に

行えることは沢山あります。出来る限り籠から出す、話しかける、植物を部屋に置くなどあります。行動範囲を広げてあげることも一つのやり方です。

(2)かかりつけの医院

予防の前に、病気はいつ起こるか分かりません。定期検査を行うことも一つですが、その際にお世話になる病院にはしっかり報告やお礼などをしましょう。

直接、オウムの世話ではありませんが、飼う上で必要なポイントです。






今回のまとめ

1)オウムは長生きのため、飼い主は長期計画をしっかり立てて飼う必要があります。

2)その上で、出来る限り野生に近い環境作りをすることが大切です。

3)病気になってしまっても治療や検査をして、飼い主としての責任を全うしましょう。

4)複数飼う際には、鳥同士でも飼う際には相性があることを理解した上で、行いましょう。