ピラルク

ピラルクと言えば、巨大な迫力ある姿を水族館やテレビなどで見たことがあるのではないでしょうか。あの魚を自分の身近に置いて飼育しようとしたらどうしたらよいのでしょう。いくつかの注意点をクリアすれば飼育することは可能なんです。






ピラルクの飼育方法って?飼育のコツ・給餌・注意点とは

1)ピラルクの紹介

1.ピラルクとは

ピラルクとは、アロワナ目アロワナ科ヘテロティス亜科に属する魚類で世界最大の淡水魚の種類です。約1億年間ほとんど姿を変えていないため「生きた化石」とも言われています。

2.原産地・平均体高・平均体重

ピラルクの原産地は南米アマゾン川流域です。沼地や川の中でも流れの緩い場所に生息しています。ピラルクは肺呼吸ができるため、酸素の乏しい熱帯の淡水域でも生息できるように適応しています。平均体長は約3メートルに達し、平均体重は200キログラムにも達します。

3.簡潔な歴史・名前のルーツ

現地の外に婦ラルクが紹介されたのは、1817年にフランス人の学者ジョルジュ・キュヴェイが発見したことがきっかけだと伝えられています。近年は大規模な漁によって数が激減してしまい、大型のサイズもいなくなってしまったためワシントン条約で保護動物に指定されました。

生息地であるブラジルではピラルク保護のため、漁の期間や1.5メートル以下の小さなサイズの捕獲を制限しています。ピラルクという名前は現地の言葉で「赤い魚」を意味し、その発音がそのまま名前の由来になっています。

4.平均寿命

ピラルクの平均寿命は15年ほどです。なかには20年近く生きる個体もいます。

2)種類の違いを解説!ピラルクの主な2つの種類と特徴

1.アマゾン生息種

もともとの原産地である南米アマゾン川流域に生息している種類です。オスもメスも共に大きくなり、つがいで卵や稚魚の世話をするという習性があります。

2.東南アジア生息種

東南アジアには本来ピラルクは生息していませんでしたが、人間の手によって持ち込まれました。重荷は釣を楽しむ目的で持ち込まれたと言われていますが、現地の生態系に影響を与えるようになってきています。

3)こんな人に向いている!飼育に適している人とは?

ピラルクはとても大きく成長する魚です。そのため巨大な水槽が設置できる場所が確保でき、なおかつその水槽のメンテナンスができるだけの時間と資金に余裕がある人が飼育に向いていると言えます。

4)お金の面は?飼育する場合の初期費用と方法

ピラルクは熱帯魚を扱っているペットショップや通販で購入することができます。値段は稚魚サイズが一匹4000円から5000円くらい。もう少し成長して20センチメートルくらいになると一匹10000円くらいになります。

ピラルク

5)グッズを整えよう!飼育に必要な3つのグッズ

1.水槽

ピラルクは意外に早く大きく成長します。まだ小さい幼魚の時には90センチ水槽で十分ですが、約半年で1メートル近くまで成長するため、その段階では400センチサイズ並の水槽にサイズアップする必要があります。水槽が400センチメートル×200センチメートル×100センチメートルのサイズだとその中に入れる水は8立方メートルで、その重量は8トンほどになります。そのため、設置場所には十分なスペースと共に床が抜けないような補強工事が必要となります。

2.循環器

水槽には循環器を設置して水質が悪化しないようにしておきましょう。

3.ヒーター

ピラルクにとっての適温は25度前後です。気温が低くなる季節には、そのままだと水温が下がりすぎてしまう可能性があるためヒーターを設置し水温を維持しましょう。

6)給餌方法の紹介!主な2種類の餌とその方法

1.人工餌

ピラルクは人工餌で飼育することができます。成長したピラルクは1日で300グラムくらい食べます。人工餌は値段が安く栄養価も高いのでオススメの餌です。

2.活き餌

値段を気にしないのであれば生き餌さえ育てるのも良いでしょう。ピラルクと一緒に金魚やメダカを水槽に入れておけば、ピラルクが自分の食欲に合わせて食べてくれるので手間が掛かりません。減ったら追加するようにしましょう。なお、活き餌だけに慣れさせてしまうと、人工餌を食べなくなってしまうので、両方を併用するようにした方が安心です。

7)要注意!ピラルクに多い2種類の病気とは

1.すり傷・骨格の歪み

ピラルクは病気にかかりにくい魚ですが、水槽が狭すぎたり突起物が設置されていたりするとすり傷ができてしまうことがあります。また飼育環境が狭いまま飼い続けてしまうと、背骨などの骨格が歪んでしまいます。ピラルクは十分な広さの水槽で飼育するようにしましょう。

2.水温低下による衰弱

ピラルクにとっての適温は25度前後です。そのため、水替えなどで急に水温が下がってしまうと、衰弱してしまうことがあります。水替えの時にはいきなり水道の水を入れるのでは無く、十分に水温を上げてから変えるようにしましょう。

8)要チェック!飼育で特に注意すること

ピラルクは体の大きな魚であるため、十分な大きさの水槽で飼育しないと成長に伴って体が歪んでしまいます。ただし十分大きな水槽を用意するには、広い飼育場所の確保と水槽の設置場所の補強が欠かせません。水槽自体には水圧で大きな力が掛かるため、頑丈な水槽を用意し丈夫な場所に設置するようにしましょう。

9)飼育する喜びとは?ピラルクを飼育する魅力とは

ピラルクを飼育する魅力は、他には無いその巨大な姿です。大きな水槽の中でゆったりと泳ぐ姿は迫力満点で、それを眺めるだけでも飼育して良かったと喜びがわいてくることだと思います。






今回のまとめ

1)ピラルクの紹介

2)種類の違いを解説!ピラルクの主な2つの種類と特徴

3)こんな人に向いている!飼育に適している人とは?

4)お金の面は?飼育する場合の初期費用と方法

5)グッズを整えよう!飼育に必要な3つのグッズ

6)給餌方法の紹介!主な2種類の餌とその方法

7)要注意!ピラルクに多い2種類の病気とは

8)要チェック!飼育で特に注意すること

9)飼育する喜びとは?ピラルクを飼育する魅力とは