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「ポメ」という愛称で親しまれ、ふわふわで丸々とした見た目が可愛いポメラニアン。愛らしい見た目とは違って、実は中型犬顔負けの勇敢すぎる一面もあるって知っていましたか。

今回は、そんなポメラニアンの性格についてオスやメスの違いにも触れてご紹介します。






ポメラニアンの性格の4大特徴!飼育のコツとは


1)ポメラニアンの紹介

(1)ポメラニアンの大きさ

平均体高はオスメス共に20~28cm程度、平均体重もオスメスともに1.8~2.3kgの小型犬です。

(2)ポメラニアンの寿命

平均寿命は12~16歳です。大型犬に比べると長生きな小型犬ですが、少しでも長く生きてもらうために、健康に気をつけたいですね。

(3)ポメラニアンの気をつけたい病気

ポメラニアンは、他の犬種よりも体が丈夫だと言われています。しかし、それでもかかりやすい病気があります。少しでも様子がおかしいなと思ったら、すぐ獣医さんに診てもらいましょう。

特に気をつけたいものが、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)です。これは「後ろ足の膝のお皿と呼ばれる骨が外れる病気」で、滑りやすいフローリングでは特に注意が必要です。

その他、ポメラニアンは骨が細いので、骨折にも気をつけましょう。たまに見られる病気は、気管虚脱(きかんきょだつ)です。

これは「息の通り道である気管がふさがり、呼吸困難になる病気」です。また、動脈管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう)という「血が何らかの理由で逆流してしまう病気」もあります。

(4)ポメラニアンの歴史

ポメラニアンの祖先は、アイスランドなどでソリ引きをしていた「サモエド」という犬です。このサモエドを元に生み出された様々な犬種の中に、「ジャーマン・スピッツ」という犬種がいます。

この「ジャーマン・スピッツ」を小型にした犬が「ポメラニアン」です。日本にポメラニアンが来たのは1961年、明治の初期です。

その後、高度経済成長期に起こったペットブームによって、ポメラニアンの人気は一気に高まりました。

ヨークシャー・テリアやマルチーズと並んで「愛玩犬の御三家」と呼ばれるほどの人気を誇り、現在では約16,836頭のポメラニアンが日本で飼育されています。

2)ポメラニアンの2つの特徴

(1)愛らしい見た目

ポメラニアンといえば、何と言っても愛らしい見た目が特徴的です。ふわふわの被毛、ツンと尖った小さな耳と、背中に丸まった大きな尻尾が特徴的です。

また、毛の色が13色と、とてもバリエーションが豊富です。

(2)スピッツ系

ポメラニアンは愛らしい見た目と、ペットとして飼っている人が多いことから愛玩犬のイメージが強いのではないでしょうか。

ジャパン・ケネル・クラブという団体が定める10のグループの中で、実はポメラニアンは「スピッツ系」というグループに属しています。

スピッツとは「尖った」という意味で、口や耳が尖った犬らしい風貌を持った犬がこのグループに属しています。

ポメラニアン

3)ポメラニアンの性格の4大特徴

(1)家族が大好き

飼い主への忠誠心がつよく、よく懐きます。

甘えん坊な一面もあり、あれこれおねだりしてくることも。可愛いからといってあまりワガママに答えすぎると「飼い主よりも自分の方が偉い!」と勘違いをしてしまい、いうことを聞いてくれなくなる事もあるので、しっかりとしたしつけが必要です。

(2)警戒心が強い

見知らぬ人や動物には警戒心を抱きます。時には吠えることもあるため、番犬としてはぴったりです。

しかし、散歩中に自分より大きい犬にも立ち向かうほど、怖いもの知らずな面もあるので、警戒心がつよくなりすぎると、吠え癖につながってしまうことも。

(3)フレンドリーな遊び好き

飼い主と遊ぶのはもちろん、ひとりでも楽しい事を見つけようと、いつも動き回っています。ポメラニアンの祖先であるサモエドの性質を受け継いでいて、他の犬とも仲良くなれます。

(4)学習能力が高い

ポメラニアンは頭がよく、飼い主の教えたことをすぐに覚えます。オテやマテ、フセなどの基本的なしつけはもちろん、ちょっとした芸を覚えることもできます。

4)ポメラニアンのオスとメスでの性格の2つの違い

犬の性格は、メスの方が落ち着いていて、オスの方が甘えんぼうで活動的な傾向がある、と一般的に言われており、ポメラニアンも例外ではありません。その中でも特徴的なものをご紹介します。

(1) オスは気ままで活発タイプ

ポメラニアンのオスは、やんちゃですが、行動がはっきりしている分とてもわかりやすい性格です。また、自立心に富んでいて自由奔放です。

メスに比べると縄張り意識がつよく、飼い主を守るときには吠えることもしばしばあります。

(2) メスは温厚な番犬タイプ

ポメラニアンのメスは、オスに比べて落ち着きがあり、より人懐っこい性格をしています。また飼い主への愛情が深いのもメスなので、飼い主や家を守ろうとします。

5)ポメラニアンを飼う人に向いている3つのポイント

(1)忙しい人

ポメラニアンは自立心に富んでいるため、飼い主がいない時は、一人でも遊んで過ごすことができます。また、しつけをきちんと行っていれば、留守の間に家を荒らされていた、なんてことはありません。

そのため、家を開けることが多かったり、仕事で忙しい人でも無理なく飼うことができます。

(2) 多頭飼いをしたい人

祖先であるサモエドのソリ引きの気質を受け継いでいるため、ポメラニアンは群れで過ごすことを好みます。

また、社交的なので、一緒に暮らす犬とも仲良く遊ぶことができます。

(3)犬と一緒にアウトドアを楽しみたい人

ポメラニアンは好奇心が旺盛で、動き回ることが大好きです。そのため飼い主と外で遊ぶ時も喜んでついてきてくれます。

また、社交的な性格なので、見知らぬ人や犬とも一緒に遊ぶことができるでしょう。

Stethoscope in hands

6)ポメラニアンのしつけ2つの重大ポイント

(1) 吠え癖を抑えよう

ポメラニアンは、警戒心を持ったり、自分の思い通りにいかない時に吠えることがあります。吠えることが癖になると無駄吠えをするようになってしまうことも。

そうならないためにも、ポメラニアンをお迎えしたら吠え癖をつけないためのしつけが必要です。

(2)リーダーウォークを覚えよう

ポメラニアンは、注意深い上に勇敢なため、警戒心を持ってしまうと、散歩中に他の犬に飛びついてケンカになってしまうことがあります。

もし、ケンカをして、怪我を負わせてしまったら楽しい散歩の時間が台無しですよね。そこで、散歩中のトラブルを防ぐためにリーダーウォオークがオススメです。

リーダーウォークとは「飼い主に犬がピッタリとくっついて歩くこと」です。

飼い主が止まった時に、犬も歩くのをやめたり座ったりするようになるため、いきなり他の犬に飛びつくことを防ぐことができます。

7)ポメラニアンを飼育する場合の4つの重要ポイント

(1)環境

ポメラニアンは家族と触れ合うことが大好きなので、室内で一緒に暮らしましょう。また、もともと寒い地域の犬なので暑さは苦手です。

夏はクーラーで涼しくしてあげることが大切です。

(3) 散歩

ポメラニアンの散歩は毎日1回連れて行ってあげましょう。また、暑さが苦手なので、夏場は朝や夜の散歩がオススメです。

ポメラニアンの性格上、しつけができていないとトラブルになることもあるので、リーダーウォークを心がけましょう。

(3)食事

ポメラニアンの食事の回数と量は時期によって変わってきます。生後2か月までは、ペットフードを水でふやかしたものを1日に3~4回与えましょう。

生後4~6か月は、成長期にあたるため、栄養価の高いドッグフードを1日2~3回与えましょう。

生後8か月以降は、成犬用のペットフードを1日2~3回、7歳以降は、老犬用のペットフードを1日2回与えましょう。

また、魚介類や、刺激の強いもの、チョコレート類、アルコール類は、食べてしまうと体をこわすこともあるので、絶対に与えないでください。

(4)被毛

ポメラニアンのふわふわの被毛は、とても抜け毛が多いことで知られています。そのため毎日ブラッシングをしてあげましょう。

スリッカーブラシで撫でてあげるようにブラッシングをした後、コームブラシでブラッシングを行うことで、効率良くお手入れを行うことができます。






今回のまとめ

1)ポメラニアンの性格は4つの特徴があり、家族が大好きで、フレンドリーな遊び好き、学習能力が高い一方で、警戒心が強い面もある。

2)ポメラニアンの警戒心が強いという性格から起こるトラブルを防ぐために、吠え癖のしつけや散歩中のしつけが必要である。

3)ポメラニアンの性格にはオスとメスで違いがあり、オスは気ままで活発、メスは温厚な番犬タイプである。

4)ポメラニアンは、忙しい人や多頭飼いをしたい人、アウトドアを好む人が飼い主に向いている。