サモエド

ふわふわで真っ白な体毛、くるんとした愛らしい巻き毛。そしてにっこりとほほ笑んでいるかのようなスマイル。とっても魅力的なサモエドですが、一体どんな性格をしているのでしょうか。サモエドの性格と、しつけのコツについてご紹介します。






サモエドの性格の7大特徴!しつけのコツと注意点とは


1)サモエドの紹介

(1)サモエドとは

シベリア原産のスピッツで、また日本スピッツの直接の祖先でもあります。真っ白で長い直毛の下に、柔らかくて短い下毛が密に生えているのが特徴です。また、ブリック・イヤーと呼ばれる直立した耳と、フサフサの巻き尾を持ち、中型犬の中では大きい部類に入ります。 性格は人懐っこくて甘えん坊です。

(2)平均体高・平均体重

平均体高:オス54~60cm、メス50~56cm

平均体重:オス25~32kg メス18~25kg 

(3)名前のルーツ・簡潔な歴史

サモエドの名前の由来は、ロシアのシベリア北部に広がるツンドラ地帯で暮らしていたサモエド族から来ています。古代のサモエドは、極寒の地で狩猟や漁業をする際の作業犬として使われており、強靭な体で船やそりを引いたり、トナカイの管理やオオカミ退治・クマ狩りなどを行っていました。また寒さに強いその被毛から、人間がテントの中で暖を取るために一緒に寝ていたとも言われています。

(4)気をつける病気

先天的な病気なないものの、中型・大型犬によく見られる股関節形成不全や、胃捻転などに注意する必要があります。また、被毛の構造から皮膚病に罹りやすいとも言われています。

(5)平均寿命 

10~12年程度

2)種類の違いはあるの?サモエドのタイプとは

(1)ピュア・ホワイト

ピュアホワイトのカラーのタイプです。

(2)ホワイト・ビスケット

ホワイトにビスケットのカラーが入っているタイプです。

(3)クリーム

クリームカラーのタイプです。サモエドは主にこの3色のみで、薄いブラウンのカラーは認められません。

3)理解しよう!サモエドの性格の7大特徴

(1)友好的で穏やか

サモエドは、約3、000年もの長い間、人間であるサモエド族と共に暮らしてきました。そのため、人間に対してとても友好的であり、また穏やかな性格をしています。そのため、体格の割に室内飼いに向いているとされています。

(2)飼い主に従順

サモエドは長い間人間に従って、犬ぞりやトナカイの管理、またはクマの狩りなどを行ってきた歴史を持ちます。さらに他の犬種と混ざることもなく、原始的な血をそのまま受け継いできていますので、そういった点からも人間に対し従順な性格とされています。

(3)パワフルで遊ぶのが大好き

サモエドはその運動量から、動き回ったり遊ぶことが大好きな性格をしています。元々犬ぞりなどの歴史を持ちますので、特に体を動かすことを好むと考えられています。

(4)甘えん坊

サモエドの持つ人間に対する友好的な感情から、とても甘えん坊で人懐っこい性格をしています。

(5)他の犬にもフレンドリー

サモエドはその穏やかな性格から、他の犬種に対してもとてもフレンドリーと言われています。

(6)悪戯好き

サモエドは飼い主に対して穏やかで従順、そして甘えん坊な性格をしていますが、中にはやんちゃで、悪戯っこな性格の子もいます。

(7)寂しがり屋

サモエドはとっても甘えん坊な性格のため、飼い主が側にいない時間が多いととても寂しがります。あまり寂しさからストレスが溜まると無駄吠えをすることもありますので注意が必要です。

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4)性格の違いは?オスとメスでの性格の3つの違い

(1)なわばり意識

サモエドに限らず、犬ではメスよりもオスの方がなわばり意識が強いです。そのため、マーキングの行動がよく見られます。

(2)やんちゃっぷり

オスの方が成犬になってからもやんちゃで、よく遊ぶ傾向が見られます。メスの場合も甘えん坊なところは一緒ですが、オスよりも比較的物静かで穏やかな性格をしていると言われています。

(3)一時的な気性の荒さ

メスの場合には生理があるため、生理期間中や妊娠、出産や子育て期などは子供を守る母性本能から、一時的に気性が荒くなるとされています。これは特にサモエドに限ったことではありません。

5)どんな人が向いている?飼う人に向いているポイントとは

(1)家にいる時間が長い人

サモエドはとても甘えん坊で、また寂しがり屋な性格をしています。なるべくたくさん構ってあげられる人や、家にいる時間が長い人ほどサモエドの飼育に適しています。反対に、ほとんど家にいないという人の場合には、寂しさからサモエドがストレスを抱えてしまいますので、あまり飼育に適しているとはいえません。

(2)しつけや遊びのメリハリが付けれる人

サモエドに限らず、犬はきちんと叱る時は叱り、遊ぶ時は遊んでくれる人を自分よりも上の立場に位置付けます。叱るだけの人に対しては恐怖心を覚えてしまいますし、また遊んだり甘やかすばかりでは、サモエドは自分よりも人間を下に見てしまいます。しつけと遊びのメリハリがきちんとつけられる人は、サモエドと良い関係を築くことが出来ます。

(3)金銭的に余裕のある人

サモエドの被毛の体質から、抜け毛の量が他の犬種に比べるとかなり多いです。そのため、小まめなブラッシングや、月一のトリミングは欠かせません。飼育費用がかなりかかってきますので、ある程度金銭的に余裕のある人でないと、一緒に生活していくのは難しいでしょう。

(4)一戸建てに住んでいる人

サモエドは体格のわりに吠え声が甲高く、また声量がありよく鳴きます。そのため、集合住宅に住んでいる人よりは、一戸建ての家に住んでいる人の方が飼いやすいといえます。

6)ここがポイント!サモエドのしつけの3つのコツ

(1)主従関係を間違えない

サモエドは人懐っこくとても可愛らしいですが、可愛いからと甘やかし過ぎては犬よりも人間の方が優先順位を下に見られてしまいます。一度優先順位を間違えて覚えさせてしまうと、正すのが大変なのできちんとサモエドに主従関係を覚えさせましょう。

(2)遊びながらしつけていく

サモエドに限ったことではありませんが、サモエドは特に犬の中でも運動量の多い犬種です。そのため、日頃の運動や遊びの中でしつけをしていくことで、自然と覚えていきやすくなります。

(3)基本は褒めて育てる

明るい性格の子が多いサモエドは、基本的に褒めてしつけることをおすすめします。いわゆる「正の強化」が、サモエドをしつけるのに最も適しているとされています。

サモエドの親子

7)要注意!飼育する場合に特に注意すること

(1)番犬にはならない

サモエドは誰に対しても人懐っこく、友好的な性格をしています。そのため、泥棒対策などの番犬としてはあまり期待しないようにしましょう。

(2)室内で育てる

サモエドはその毛質や体質、性格上、人間の側で飼育することがベストです。特に寒さに適した密な毛質から、梅雨などの湿気の多い時期に屋外で飼うことは、皮膚の病気にも繋がりかねません。その大きさから屋外犬と勘違いされやすいですが、飼育する際には室内で飼うようにしましょう。

(3)散歩

サモエドはかなり力の強い犬種ですので、子どもやお年寄りが散歩をすると、引っ張られて怪我をしたり、脱走する恐れがあります。体力があり力の強い人がなるべく散歩を行い、万一のことにならないよう注意しましょう。

(4)抜け毛

サモエドは年中抜け毛が激しいですが、年に二度ほどひどく抜け毛が起きる時期があります。抜け毛だけでふかふかのフトンが出来上がるほど毛が抜けますので、毎日一回、また抜け毛の時期には毎日二回はブラッシングをしてあげるようにしましょう。

8)ペットにする喜び・・サモエドを飼う魅力とは?

(1)誰に対しても友好的

サモエドは自分が危害を加えられたリしない限りは、飼い主だけでなく、どんな人に対しても友好的です。また、穏やかで優しい性格をしていますので、お年寄りから子ども、赤ちゃんまで一緒に生活がしやすいところが魅力的です。

(2)室内で飼える

サモエドは中型犬の中では大きいですが、室内飼い向きです。家の中でふわふわの毛のサモエドを抱きしめながら一緒に寝たり、遊んだりくつろいだりと、幸せな時間を過ごせるのも魅力の一つです。

(3)とびきりのスマイル

サモエドは他の犬種とは異なり、口角をあげていかにもにっこりとほほ笑んでいるような、いわゆる「サモエドスマイル」が特徴的です。この笑顔を見るたびに、心が癒されるという人も少なくはないでしょう。






今回のまとめ

1)サモエドの紹介

2)種類の違いはあるの?サモエドのタイプとは

3)理解しよう!サモエドの性格の7大特徴

4)性格の違いは?オスとメスでの性格の3つの違い

5)どんな人が向いている?飼う人に向いているポイント

6)ここがポイント!サモエドのしつけの3つのコツ

7)要注意!飼育する場合に特に注意すること

8)ペットにする喜び・・サモエドを飼う魅力とは