苔の上を歩くサワガニ

サワガニはとても身近で子供の頃に家の近くや田舎で捕まえたという思い出がある人もいるのではないですか。しかし身近であるがために、正しい飼育のコツと注意点は意外に知られていません。飼育のコツと注意点を知って、もう一度サワガニを飼ってみましょう。






サワガニを飼育する方法って?3つの飼育のコツと注意点


1)サワガニの紹介

(1)サワガニとは

サワガニとは、エビ目カニ下目サワガニ科に分類される淡水性のカニです。体色は甲羅が黒褐色で、脚が赤色です。中には青白い色や紫色のものもいます。多くのオスは右のハサミが左より大きくなるという特徴があります。

(2)原産地・平均体高・平均体重

サワガニは日本固有種です。青森県からトカラ列島まで分布しています。サワガニの平均体高は甲羅の幅が2センチメートルから3センチメートルくらいになります。脚を含めると5センチメートルから7センチメートルくらいになります。平均体重は7グラムから9グラムくらいになります。

(3)名前のルーツ・歴史

サワガニの名前は、沢に住むカニということがルーツです。カニの名前は、「殻=か+丹(赤いの意味)=に」でカニになったという説があります。身近に生息する動物であるため、昔から食用として利用されたり、ペットとして飼育されてきました。

(5)平均寿命

サワガニは意外に長生きです。春から秋にかけて活動し、冬になると冬眠しながら約10年くらい生きます。

2)どんな種類があるの?サワガニの主な3つのタイプと特徴

(1)サワガニ

サワガニは日本の青森以南からトカラ列島までに生息しています。プランクトンとしての幼生期間を持たず、稚ガニとして孵化するため、生息域を大きく広げることはありません。

(2)オオサワガニ

オオサワガニはサワガニの近縁種で奄美大島と沖縄諸島に分布しています。サワガニよりも大型で甲羅の幅は5センチメートルほどになります。

(3)ヒメユリサワガニ

ヒメユリサワガニは甲羅の幅が4センチメートルくらいになり、脚が細長いという特徴があります。沖縄本島の固有種です。

※サワガニは一匹50円から100円くらいで購入できます。淡水魚を扱っているペットショップに売られているほか、まれにスーパーで食用として売られていることがあります。オスとメスで値段の違いはありません。

3)先ずはグッズを整えよう!飼育に必要な3つのグッズ

(1)飼育ケース

プラスチック製の飼育ケースなどを用意しましょう。昆虫用のもので大丈夫です。30センチメートルサイズくらいあれば十分です。飼育ケースには3センチメートルくらいの深さの水を張ります。また脱走使用とするので必ずフタをするようにしてください。

(2)砂利

飼育ケースの底には砂利を敷きます。砂利を敷くことでサワガニが歩きやすくなります。砂利は厚く敷く部分と、薄く敷く部分で差を付けて、水深の深さを変えましょう。

(3)流木など

飼育ケース内には流木などでサワガニが隠れることができる場所を作りましょう。

4)要注意!サワガニを飼育するうえで特に大変なこと

サワガニの飼育で最も注意すべきタイミングは脱皮直後です。甲羅が非常に柔らかくなっているため、あまり触ってはいけません。もし他のサワガニと一緒に飼育している場合には、一時的に別の飼育ケースに移しておきましょう。

飼育の際には直射日光を避け、水温が上がりすぎないように注意してください。冬場は水が凍ってしまわないように気を付ける必要があります。

手のひらに乗ったサワガニ

5)給餌方法とは?主な3種類の餌とその方法

(1)ミミズ・小魚・昆虫

ミミズや小魚、昆虫は自然界でもサワガニが食べている餌です。手に入れば、問題無く食べてくれるでしょう。餌は食べきる量を1日1回与えてください。

(2)人工餌

ザリガニの餌や金魚の餌といった人工餌を与えても食べます。カニが食べやすいように水にまくようにして与えてください。

(3)その他の餌

サワガニは雑食であるため、大抵のものは食べます。肉やご飯、野菜、なども食べます。ただし、これらの餌は水を汚しやすいため、食べ残しはすぐに取り除くなどして水質悪化を防いでください。

6)知っておきた健康のこと!サワガニに多い2種類の病気

(1)泡を吹く

サワガニは飼育環境の水質が悪化すると、泡を吹きます。そのような場合には、飼育ケースの水を交換してください。サワガニはキレイな水を好みます。

(2)水カビ

サワガニの体に半透明の綿状のものが付着しているときには、水カビに感染している可能性があります。水カビに感染すると最悪の場合、死んでしまう場合もあります。水質をキレイに保つことで感染を防ぐことができるので、2日から3日に1回は水を交換するようにしましょう。

7)飼育する楽しみとは?サワガニを飼う魅力とは

サワガニは手軽に飼育できる動物ですが、飼育することで自然の雰囲気を身近に置くことができることが魅力です。上手に飼えば長生きもするため、ずっと付き合っていくことができます。






今回のまとめ

1)サワガニの紹介

2)どんな種類があるの?サワガニの主な3つのタイプと特徴

3)先ずはグッズを整えよう!飼育に必要な3つのグッズ

4)要注意!サワガニを飼育するうえで特に大変なこと

5)給餌方法とは?主な3種類の餌とその方法

6)知っておきた健康のこと!サワガニに多い2種類の病気

7)飼育する楽しみとは?サワガニを飼う魅力とは