シベリアンハスキーの性格の3大特徴!しつけの注意点とは

シベリアンハスキーと戯れる女性

シベリアンハスキーという犬をご存じですか?シベリアンハスキーという犬は、がっしりした体格で隈取りのような顔をしているため、一見すると怖い印象を持ってしまいがちです。しかしそんな見た目とは違って、好奇心旺盛でおちゃめな面のある犬種です。

そんなシベリアンハスキーの性格や飼育のコツについてお伝えします。



シベリアンハスキーの性格の3大特徴!しつけの注意点とは


1)シベリアンハスキーの紹介

1.原産地

シベリアンハスキーはユーラシア大陸とアメリカ大陸の北部、シベリアからカナダ北極圏にかけての永久凍土が広がる降水量の少ない地域「ツンドラ地帯」が原産地です。

2.平均体高・平均体重

シベリアンハスキーはオスとメスを比較すると、メスの方が少し小柄です。平均体高は、オスが54センチメートルから60センチメートルくらいで、メスが50センチメートルから56センチメートルくらいです。平均体重は、オスが20キログラムから27キログラムくらいで、メスが16キログラムから23キログラムくらいです。

3.日本で飼育されている数・名前のルーツ

日本で飼育されているシベリアンハスキーの数ですが、血統書を発行しているジャパンケネルクラブの2016年の犬種別犬籍登録頭数を調べてみると656頭です。

犬全体の登録数が300,470頭なので、シベリアンハスキーの割合は約0.2%にあたります。日本で飼われている犬種としては比較的マイナーな部類といえるでしょう。

シベリアンハスキーの名前の由来ですが、「シベリアン」はその原産地の一部である「シベリア」から来ています。「ハスキー」については諸説あるものの、アラスカやカナダ北部の先住民族「エスキモー」から来ているという説があります。「エスキモー」は「ハスキー」とも呼ばれ、その呼び名を元に彼らの飼っていた犬も「ハスキー」と呼ばれるようになったということです。

4.気をつける病気

シベリアンハスキーにはかかりやすい病気がいくつかあります。

・白内障

眼の水晶体が白濁して視力障害を起こしてしまう病気です。日本はシベリアンハスキーの原産地と比べて日照時間が長く、日射しが強いため、この病気にかかりやすいと言われています。

・緑内障

眼圧が上昇することで視力障害を起こしてしまう病気です。痛みも出るため、発症すると元気がなくなります。

・股関節形成不全

股関節が不安定になり、関節炎が起きます。重度になると歩けなくなります。

・前十字靭帯断裂

過度な運動をしたり、膝関節に非常に強い力がかかった場合に、前十字靭帯が断裂することがあります。

・特発性てんかん

体のけいれん、意識を失う、よだれや失禁を起こすといった発作症状が起こります。

5. 平均寿命

シベリアンハスキーの平均寿命は10年から14年くらいです。

2)シベリアンハスキーの性格の3大特徴

シベリアンハスキーの性格には特徴的なものが3つあります。

1.遊び好き

シベリアンハスキーは好奇心旺盛で人なつっこい面があり、遊び好きな性格です。反面、集中力に欠けるところもありますので、しつけは根気良く行っていく必要があります。また大きな体格で力が強いので、女性や子供がシベリアンハスキーと遊ぶ時は倒されてしまうことに注意しないとケガをする恐れがあります。またイタズラ好きのため、壊されて困るものは近くに置かないようにしましょう。

2.独立心が強い

シベリアンハスキーは独立心が強い性格のため、飼い主の命令を聞かないことがあります。また放浪癖といえるような行動を取り脱走することがあるので、脱走しないように対策をしておいた方が安心です。万一、脱走した場合ですが、シベリアンハスキーは帰巣本能が薄く戻ってこない可能性があるため注意が必要です。

3.警戒心が強い

シベリアンハスキーは警戒心が強い性格のため、他の犬と一緒に飼う場合には慣れるまで時間がかかります。しかし、心を許した相手には友好的になります。慣れるととても人なつっこく接してきます。警戒心は強いものの、穏やかな性格も持ち合わせているので、見た目とは違ってあまり番犬には向きません。

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3)シベリアンハスキーの5つのタイプ

シベリアンハスキーは毛色の違いでいくつかのタイプがあり、それぞれ見た目の印象も違ってきます。

1.ブラック&ホワイト

ブラックとホワイトの毛色でシベリアンハスキーの代表的な毛色です。はっきりした模様が特徴です。成長するにつれて顔の模様が変化していきます。

2.シルバー&ホワイト

これもシベリアンハスキーの代表的な毛色の種類で、シルバーとホワイトの毛色の模様です。精悍な印象です。

3.レッド&ホワイト

レッドまたはライトブラウンとホワイトの毛色の模様です。日にかざすと金髪のようにキラキラと輝く感じになります。穏やかな印象になります。

4.チョコレート&ホワイト

濃いブラウンとホワイトの毛色の模様です。優しい印象でシベリアンハスキー犬の中でも人気のあるタイプです。

5.ホワイト

毛色がホワイトだけのため、一見するとシベリアンハスキーだと分からないかもしれません。あまりいない、珍しい毛色です。

4)違いはあるの?オスとメスでの性格の2つの違い

1.人なつっこさ

シベリアンハスキーのオスはメスに比べて人なつっこく、慣れやすい性格だと言われています。ただしオスの方が体が大きいため、飼い主に無邪気に飛びついて遊ぼうとしてくるときなどは、注意しないとケガをする可能性があります。

2.気の強さ

シベリアンハスキーのメスはオスに比べると気が強く、少し気難しい性格だと言われています。そのためメスの場合、しつけをするときには時間を掛けて教えていく必要があります。

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5)シベリアンハスキーを飼う人に向いている3つのポイント

1.しっかりとしつけができる

シベリアンハスキーには遊び好きで集中力に欠ける性格があります。そのため、しつけは子犬の頃から根気良く行う必要があります。焦らず、時間を掛けてしつけができる人が向いていると言えます。

2.時間と体力がある

シベリアンハスキーは運動量が多い犬種のため、散歩にはたっぷりと時間を掛けないとストレスがたまってしまいます。具体的には朝夕にそれぞれ1時間から2時間ずつ以上の散歩を行います。時間があれば、一日中散歩をしても喜びます。ただし、これらをこなすには時間と体力が必要で、どちらにも余裕がある人でなければまず香椎でしょう。

3.室内で飼える

シベリアンハスキーは寒冷地が原産の犬種のため、暑さに強くありません。そのため、夏など気温の高いときのことを考えると犬舎ではなく室内で飼うことが理想です。ただし中型犬で体も大きいため、飼育スペースとして十分な広さを用意できる人が向いていると言えます。

6)シベリアンハスキーの効果的なしつけ方法とは?しつけの3つの重要ポイント

1.時間を掛けて根気良く

飼う人に向いているポイントでも挙げましたが、シベリアンハスキーへのしつけは時間を掛けて根気良く行う必要があります。しっかりとしつけができていないと、大きな体と有り余る体力を持ちながら言うことを聞かないヤンチャな性格に育ってしまいます。

2.しっかりと体力を使わせる

シベリアンハスキーは散歩が足りず元気が余っていると、しつけをしていても遊びたがり、言うことを聞きません。そのため、しっかりと体力を使わせることは、しつけを上手くいかせるコツになります。

3.飼い主以外の人間にも友好的に

飼い主になれたシベリアンハスキーでも、他の人に対しては警戒心を解かず、吠えたり攻撃的になってしまいます。散歩などで飼い主以外の人に会ったときでも、吠えたりしないよう、しつけを行うようにしましょう。

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7)要注意!シベリアンハスキー犬を飼育する場合に特に気をつけること

1.暑さ

シベリアンハスキーは暑さに弱いため、できるだけ暑さを避けて飼っていきましょう。夏場は室内飼いだとしても気温が高くなってしまうので、エアコンを付けて室温が上がりすぎないようにしてください。暑い中で飼っていると夏バテをしてしまいます。

2.抜け毛

シベリアンハスキーは寒い地域の犬種のため毛が多く、抜け毛の多い犬種です。毛の生え替わり時期である春と秋には特に抜け毛が多くなり、一日でサッカーボールほどの量が抜け落ちます。そのため、毎日欠かさずブラッシングをしてあげましょう。

3.散歩

犬ぞりを引くほどの体力があるシベリアンハスキーは、散歩をしっかりしないと体力が有り余ってしまいます。しっかりと時間を取って、シベリアンハスキーが疲れるまで散歩をしてください。犬にストレスをためないためにも、しつけを上手くいかせるためにも、たっぷりと散歩をすることが重要になります。

4.脱走・迷子

シベリアンハスキーは帰巣本能が低い犬種です。脱走することもありますし、散歩の途中に逃げ出すとそのまま迷子になってしまう可能性があります。逃げ出したり、迷子にならないよう気をつけておく必要があります。万が一にそなえて鑑札などはしっかりつけておきましょう。

8)シベリアンハスキーを飼う魅力とは

シベリアンハスキーを飼う魅力は、その精悍な顔つきと毛足が長くクールな姿です。また慣れると温厚で遊び好きな性格のため、犬と思いっきりコミュニケーションを取ることができます。

たしかに、しつけに時間がかかるところはありますが、シベリアンハスキーは多くの時間を共有できる魅力的なパートナーとなるでしょう。



今回のまとめ

 

1.ツンドラ地帯が原産地のシベリアンハスキーはオス・メスともに50センチを超える大型犬で、メスがやや小柄です。

2.シベリアンハスキーは白内障・緑内障・股関節形成不全・前十字靭帯断裂・特発性てんかんにかかりやすいです。

3.シベリアンハスキーの毛色は、主にブラック&ホワイト、シルバー&ホワイト、レッド&ホワイト、チョコレート&ホワイト、珍しいホワイトと分けられます。

4.シベリアンハスキーは遊び好きで人懐っこく、帰巣本能が薄いことも挙げられます。そのため、しつけはしっかりと行う必要があります。
また、体力のある犬種なのでしっかりとした散歩を行うことが必須で、体力を使うことでしつけにもつながります。

5.シベリアンハスキーは暑さに弱いため室内で飼えるほうが望ましく、夏場は温度調整が必要です。抜け毛も多いので換毛期には管理が必要です。

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