スッポン

スッポンはカメとしては特徴的な姿をしていますが、良く見るととても愛嬌のある顔つきと姿をしています。そんなスッポンの飼い方を知りたくありませんか。いくつかのポイントとコツを押さえれば、スッポンは飼いやすいペットとして身近に置くことができます。






スッポンの飼い方って!飼育のポイントと3つのコツとは

1)スッポンの紹介

1.スッポンとは

スッポンとは、爬虫綱カメ目スッポン科に分類されるカメの一種です。スッポンは甲羅が柔らかく角質化していないという特徴があります。成長するまでは、腹に赤みがかった黒い斑紋がありますが、成長すると消え白やクリーム色になります。スッポンは噛みつく力は強いことでも有名で「雷が鳴っても離さない」というたとえがあるほどです。

2.原産地・平均体高・平均体重

スッポンの原産地は、東アジア、ロシア南東部、東南アジアおよびアメリカ合衆国からメキシコにかけての池や沼、川に生息しています。平均体長は25センチメートル前後で、中には60センチメートル近いサイズまで成長することもあります。平均体重は2キログラム前後になります。

3.簡潔な歴史・名前のルーツ

スッポンと人間の関わりは古くからあり、主に食用として捕獲されてきました。スッポンを使ったスープは特に美味しく、日本料理の中では高級料理とされています。今でも人間の身近に生息するなじみ深い動物として知られています。

4.平均寿命 

スッポンの平均寿命は30年程度です。カメは長寿の象徴であるために100年近く生きるという情報を見かけることもありますが、実際にその年齢まで生きたというはっきりした確認はされていません。

2)種類の違いを解説!スッポンの主な4つの種類と特徴

1.ニホンスッポン

ニホンスッポンは、日本をはじめとする東アジアに生息するスッポンです。ほぼ肉食性です。岸辺の穴を隠れ家として生息しています。

2.トゲスッポン

トゲスッポンは、アメリカ合衆国からメキシコにかけての温帯に生息するスッポンで雑食性です。要注意外来種に指定されています。

3.フロリダスッポン

フロリダスッポンは、アメリカ合衆国のフロリダ半島に生息する種類です。様々な水棲生物を食べる雑食性です。要注意外来種に指定されています。

4.インドシナオオスッポン

インドシナオオスッポンは、インドシナ半島に生息し、最大甲長が70センチメートルくらいまで成長する大型のスッポンです。飼育するには、体の大きさに合わせて非常に大きなケージを用意する必要があります。

3)こんな人に向いている!飼育に適している人とは?

スッポンの甲羅は柔らかいため、犬や猫など他の動物を飼っている場合には襲われないように注意して飼育する必要があります。できれば他のペットとは別の部屋で飼育することができるか、スッポンだけを飼育することが、スッポンの飼育にとっては良い環境だと言えます。他のペットに襲われないようスッポンだけを飼育できる人が向いていると言えます。

4)お金の面は?飼育する場合の初期費用と方法

スッポンは爬虫類や両生類を取り扱っているペットショップで購入できます。また通信販売で購入できることもありますが、通信販売の場合の多くは食用の1キログラム程度に成長した個体が主になります。値段は、稚亀が1000円程度、成長したスッポンで3000円から4000円くらいで販売されています。オスとメスで値段の違いは無く、購入する際に性別の違いを指定できないことがほとんどです。

スッポン

5)グッズを整えよう!飼育に必要な4つのグッズ

1.水槽

スッポンは30センチメートルくらいに成長するため、水槽のサイズは90センチサイズの大きさを用意しましょう。水槽以外にも、衣装ケースのようなものでも飼育することは可能です。水槽の中には、甲羅が完全に浸かるくらいの深さの水を張ります。

2.床材

水槽には床材として目の細かい砂を選び、3センチメートルから4センチメートルくらいの厚さに敷き詰めます。目の粗い砂や石など使うのは、スッポンの体を傷つけるおそれがあるため避けましょう。

3.ヒーター

スッポンは低温にはあまり強くないため、水槽にはヒーターを設置しましょう。ヒーターは観賞魚用で問題ありません。

4.陸場

スッポンが日光浴できるように石や水に浮かべたスノコなどで陸場を作りましょう。石を使う場合にはスッポンがケガをしないように角があるような素材は避けてください。

6)給餌方法の紹介!主な2種類の餌とその方法

1.配合飼料

スッポンには餌としてカメ用の配合飼料を与えます。与える量と回数は、配合飼料のパッケージに書かれている量を守って与えてください。スッポンは餌を与えすぎると、肥満になってしまいますので注意が必要です。

2.生き餌

スッポンが配合飼料をあまり食べない場合には生き餌を与えます。生き餌は、ミールワームや赤虫、ミミズなどです。またはタニシを与えても好んで食べます。

7)要注意!スッポンに多い2種類の病気とは

1.ムコール病

ムコール病はカビによって発症する皮膚病です。発症すると、甲羅に白斑ができて皮膚が壊死してしまいます。日光浴不足により発症するため、週に数度、スッポンを日光浴させて予防しましょう。

2.寄生虫

スッポンは寄生虫に寄生されることで食欲不振となります。また、皮膚に白い綿状の症状が出ることがあります。スッポンに感染する寄生虫はツリガネムシで、スッポンに寄生するとスッポンの体や水槽の中の水が緑色に見えることがあります。そのような状態になった時は、寄生虫の感染を疑いましょう。

8)要チェック!飼育で特に注意すること

スッポンの飼育で注意すべき点は3つあります。1つは日光浴を欠かさないこと。これは皮膚病を防ぐために必要です。2つめは温度管理です。スッポンは低温にあまり強くないため、水温を20度から25度程度に保つようにしましょう。3つめは、他のペットと一緒に飼育している場合に、スッポンが襲われないように気を付けるようにしましょう。

9)飼育する喜びとは?スッポンを飼育する魅力とは

スッポンはカメですが、普通のカメとは異なる雰囲気を持っています。その不思議さが魅力です。また顔を良く見るととても愛嬌がある顔つきをしており、可愛らしく感じることもできます。そのような「ちょっと違う」生き物をペットとして飼育できることが、スッポンを飼育する喜びになります。






今回のまとめ

1)スッポンの紹介

2)種類の違いを解説!スッポンの主な4つの種類と特徴

3)こんな人に向いている!飼育に適している人とは?

4)お金の面は?飼育する場合の初期費用と方法

5)グッズを整えよう!飼育に必要な4つのグッズ

6)給餌方法の紹介!主な2種類の餌とその方法

7)要注意!スッポンに多い2種類の病気とは

8)要チェック!飼育で特に注意すること

9)飼育する喜びとは?スッポンを飼育する魅力とは