葉っぱにとまっている鈴虫

秋の夜になると聞こえてくる虫の声は風情がありますね。そんな秋の虫の声を奏でる代表といえば鈴虫です。飼い方のコツさえ抑えれば鈴虫は手間なく飼育できます。秋の風情をあなたも満喫するため、鈴虫の飼い方のコツを知っておきましょう。






鈴虫の飼い方って?給餌・グッズ・飼育の3つのコツとは


1)鈴虫の紹介

(1)鈴虫とは

鈴虫とは、バッタ目コオロギ科の昆虫です。秋が近づくと鳴き声が聞こえてくる「秋の虫」です。

(2)原産地・ 平均体高・平均体重

鈴虫は日本原産の昆虫です。東北南部から九州にかけて生息しています。現在では北海道にも移入しています。平均体高は17ミリメートルから25ミリメートルです。平均体重は軽く数グラムしかありません。

(3)名前のルーツ・歴史

鈴虫の名前は鳴き声が鈴の音のようであることに由来します。ただし、昔はマツムシと鈴虫が現在と逆に表現されていました。鈴虫の「リーン、リーン」という鳴き声ではなく、マツムシの「チンチロ、チンチロリン」という鳴き声を鈴の音と解したようです。ちなみに鳴くのはオスだけで、メスは鳴きません。

(4)平均寿命

鈴虫の寿命は卵から数えると1年。成虫になってからは2ヶ月です。

2)種類の違いはあるの?鈴虫の種類と特徴とは

(1)鈴虫

正確には鈴虫という種類は1種類だけです。特徴としては、触角は黒く白い部分あります。小さい頭部には複眼があり、単眼は退化しています。本来4枚ある羽は羽化後に自分で後翅を取ってしまい、2枚になります。

(2)クマスズムシ

鈴虫とよく似ていますが、異なる種類です。体長は鈴虫の半分程度です。鳴き声は「リュー」という声です。

3)理解してあげよう!鈴虫の性格の2大特徴

(1)暗い場所を好む

鈴虫は物陰や暗い場所を好みます。飼育環境には身を隠せるような暗い場所を作るようにしましょう。

(2)過密環境を好まない

鈴虫は過密な環境で飼育されることを好みません。過密な環境で飼育してしまうと、共食いを始めてしまいます。適度な密度で飼育できるような大きさの水槽を用意しましょう。

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4)どんな人が向いている?飼育に適している人の特徴

(1)飼育に手間を掛けられない

鈴虫は水槽に飼育環境を整え、餌やりをしっかり行えば、後の世話はほとんどいりません。忙しく飼育に多くの手間を掛けられない人でも飼育することができます。飼育に時間を割けない人に向いていると言えます。

(2)場所を取らない

鈴虫の飼育は、水槽を置くスペースがあれば行うことができます。そのため、大きな飼育場所を準備できない人にも向いていると言えます。

5)グッズの準備を!初期費用と飼育に必要な4つのグッズ

鈴虫は昆虫を取り扱っているペットショップやホームセンターなどで購入できます。値段はオスとメスのつがい合計10匹セットで800円から1,000円くらいです。

(1)水槽

鈴虫はガラスやプラスチックの水槽で飼育します。逃げ出さないようにフタをして飼育するようにしましょう。過密な環境にならないように、飼育頭数にあわせて余裕のあるサイズを用意しましょう。

(2)マット

木くずや土をマットとして水槽の底面に敷きます。迷った場合には「鈴虫用マット」が売られていますので、そちらを購入しましょう。常にくらい場所を作ることで鈴虫のストレスを避けます。

(3)炭・木など

炭・木などをマットの上に置き、鈴虫が休んだり、隠れることができる場所を作ります。

(4)霧吹き

鈴虫は乾燥した環境を嫌い、弱ってしまいます。そのため水槽には、霧吹きで適度な湿度を加えてやるようにしましょう。ただし、直接鈴虫に水を掛けないように注意しましょう。

6)給餌方法を紹介!主な3種類の餌とその方法

(1)野菜類

鈴虫はナスやキュウリなどの野菜類などを好んで食べます。餌を与えるときには串に刺し、マットに直接餌が触れないようにしましょう。餌は必ず1日1回交換するようにしましょう。

(2)動物性タンパク質

鈴虫の餌は野菜だけではなく、鰹節や煮干しなどの動物性タンパク質も与えるようにしましょう。動物性タンパク質が不足していると、鈴虫同士が共食いを始めてしまいます。鰹節や煮干しを与えるときには、マットに直接置くのではなく、皿に乗せて与えるようにしましょう。

(3)市販の餌

市販で「鈴虫の餌」が販売されています。必要な栄養がバランス良く配合されているため、餌やりに手間を掛けられない場合に選ぶと良いでしょう。

Girl purchasing bird cage in petshop.

7)健康状態に注意を・・鈴虫に多い病気とは

(1)カビ

水槽のマットにカビが生えてしまうと、鈴虫の病気の原因になってしまいます。そのためカビが発生しないように注意しましょう。餌が直接マットに触れないよう気を付け、糞や鈴虫の死体はこまめに始末するようにしましょう。

(2)衰弱

鈴虫を直接手でつかんでしまうと、衰弱してしまいます。また意図せずつぶしてしまうことがあるかもしれません。鈴虫を移動させる場合には、紙の筒などにつかませて行うようにしましょう。

8)要注意!飼育で特に注意する3つのこと

(1)殺虫剤

鈴虫を飼育する季節には、蚊など虫も発生する季節です。殺虫剤や蚊取り線香を使う機会があるかもしれませんが、鈴虫の近くでは使わないようにしましょう。最悪の場合、全滅してしまうこともあります。

(2)餌やり

餌はできるだけ毎日交換し、マットの上に直接置かないようにしてカビの発生を防ぎましょう。また、野菜はしっかりと洗ったものを与えるようにしてください。野菜に農薬が付いていると、鈴虫が死んでしまいます。

(3)共食いを防ぐ

鈴虫は、過密な環境で飼育したり、餌に動物性タンパク質が不足していると共食いを始めてしまいます。適切な飼育環境を準備し、適度な動物性タンパク質を与えることで、共食いを防ぎましょう。

9)飼育する喜びとは?鈴虫を飼育する魅力

(1)鳴き声

鈴虫を飼育する一番で唯一の魅力は、その鳴き声です。古くは平安時代には飼育されていた歴史があり、日本の風情の一部です。鈴虫を飼育することで、秋の訪れを感じましょう。

(2)手間が掛からない

鈴虫を飼育する次の魅力は、手間が掛からないと言うことです。水槽に飼育環境を整え、餌やりをしっかり行えば、後の世話はほとんどいりません。忙しく人にも楽しむことができるペットだと言えます。






今回のまとめ

1)鈴虫の紹介

2)種類の違いはあるの?鈴虫の2つの種類と特徴

3)理解してあげよう!鈴虫の性格の2大特徴

4)どんな人が向いている?飼育に適している人の特徴

5)鈴虫を飼う場合の初期費用と方法とは

6)グッズの準備を!飼育に必要な4つのグッズ

7)給餌方法を紹介!主な3種類の餌とその方法

8)健康状態に注意を・・鈴虫に多い病気とは

9)要注意!飼育で特に注意する3つのこと

10)飼育する喜びとは?鈴虫を飼育する魅力とは