芝を歩くウエスティ

真っ白な小さい体で元気に動きまわり、ぬいぐるみのように可愛い、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア。
ウエスティ」の愛称で呼ばれています。

今回はそんなウエスティの性格としつけのコツについて紹介します。



ウエスティの性格の3大特徴って?しつけのコツと注意点とは

1)ウエスティの紹介

1. ウエスティとは

ウエスティの原産地は、イギリスのスコットランドです。

元々はキツネなどの巣穴を探す小型猟犬として活躍しており、可愛らしい見た目ですが、力強い体と活動力を持っている犬種です。

2. 平均体高・平均体重

ジャパンケネルクラブのウエスティの理想体高は、オス、メス共に約28cmです。

平均体重は、オス、メス共に7~10kgの小型犬です。

3. 名前のルーツ・簡潔な歴史

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの名前のルーツですが、原産地スコットランドの西高原のウエスト・ハイランド地方に由来しています。

テリアで最も古い犬種である、「ケアーン・テリア」から生まれた白いテリアを改良したものが起源。

ちなみに、「ウエスティ(Westie)」の愛称はウエストハイランドテリアの略称が一般化したものです。

1907年にイギリスケネルクラブで、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアが公式に登録され、その後、アメリカのドッグショーで注目を浴び、人気が出ました。

1908年にアメリカケネルクラブでは「ローズニース・テリア」という名前で登録され、翌1909年に、「ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア」という名前に変更されています。

4. 日本で飼育されている数

日本で飼育されているウエスティの飼育数ですが、血統書を発行しているジャパンケネルクラブの2016年の犬種別犬籍登録頭数を調べてみると587頭です。

犬全体の登録数が300,470頭ですから、全ての犬種に占めるウエスティの割合は約0.2%と、まだマイナーといえますが、テリア種の中では人気が上昇している犬種です。

5. 気をつける病気

・レッグ・ペルテス病

レッグ・ペルテス病は後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を引きずったり、痛がったりします。
1歳以下の小型犬によくみられる病気で、原因ははっきりとは不明ですが、遺伝の可能性があります。

頭蓋下顎骨症 とうがいかがくこつしょう

頭蓋下顎骨症は、あごの骨に異常が起こる病気です。
子犬に多くみられ、顎が肥大化し、はげしい痛みがあります。
口を開けられなくなって、エサを食べにくそうにしたりします。

・皮膚炎

ウエスティはアトピー性皮膚炎、食べ物によるアレルギー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎 しろうせいひふえんにかかりやすいといわれてます。
皮膚炎の根治は難しく、投薬、アレルギーに対応したドッグフード、シャンプーなどで時間をかけて治療していく必要があります。

膵炎 すいえん

膵炎はウエスティがかかりやすい病気の一つで、膵臓 すいぞうが作り出す膵液 すいえきによって炎症を起こしてしまう病気の総称です。とくにメスがかかりやすいといわれています。

症状としては食欲不振や下痢、嘔吐、発熱、脱水症など。急性の膵炎ではとても強い腹痛を伴います。

膵炎の原因は色々ありますが、犬の場合は肥満や高脂肪の食事を続ける、殺虫剤の誤飲などが関連が高いです。

6. 平均寿命

ウエスティの平均寿命は12~14年くらいです。
小型犬の平均的な寿命といえます。

7. ペットショップでの購入価格

ウエスティのペットショップでの購入価格の相場は15~30万円ほどです。

2)種類の違いはあるの?ウエスティのタイプ

ウエスティの毛色はホワイトのみです。

ダブルコートと呼ばれる外側の硬めの毛と、内側の柔らかい毛の2重構造です。

横向きのウエスティ

3)理解してあげよう!ウエスティの性格の3大特徴って?

1. 社交的

ウエスティは他のテリア種に比べて、他人や他の動物に対して社交的でフレンドリーです。

子供との相性も悪くありませんが、突然おもちゃやエサを取り上げたり、雑に扱われると、攻撃的になることがありますのでその点は注意が必要です。

2. 勇敢

ウエスティは勇敢で小さい体でも自分に自信を持っています。
負けず嫌いで、もともとは猟犬だったこともあり、獲物などに果敢に立ち向かいます。

3. やんちゃ

イタズラ好きで、やんちゃ、頑固な一面もあります。

ウエスティは飼い主の気を引くために、わざと困らせるようなことをすることもあります。

ウエスティの後ろ姿

4)性格の違いはあるの?オスとメスでの性格の違い

ウエスティのオスとメスでは、以下の性格の違いがあるといわれていますが、個体差のほうが大きく、他の犬種ほどの違いはありません。

1. オス

ウエスティのオスは、メスに比べておとなしく、愛情深い傾向にあるようです。

2. メス

メスのウエスティは、オスに比べて独立心が高い傾向があるようです。

child little girl with glasses reading a books

5)どんな人が向いている?ウエスティを飼う人に向いている3つのポイントとは

1. アクティブな小型犬がほしい

ウエスティは、アクティブに活動することが大好きです。
体も丈夫で一生懸命にボールを追いかけます。
また、体が小さいのでどこにつれて行くにも便利です。

2. 番犬向きの犬がほしい

ウエスティは勇敢で警戒心が強いため、小さいながらも番犬としての素質を持っています。
物音に警戒し、必要なときには吠えて反応します。

3. 自立心のある犬がほしい

ウエスティは自立心があり、愛情深いですがマイペースでこびない性格をしています。
個々の性格の差はありますが、べったりと甘えたり、人に抱っこされているのはあまり好きではないほうです。

ウエスティアップ

6)ここがポイント!ウエスティのしつけの3つのコツとは?

1. 一貫性を持つ

ウエスティのしつけは、一貫性を持って、堂々とした態度で行う必要があります。
そうでなけれは、わがままになって問題行動を起こす可能性があります。

また社会化の訓練が十分にされないと悪影響を及ぼします。
子犬のころに多くの人にふれさせましょう。

2. 従来の習性を理解する

ウエスティは猟犬だったため、小さい動物を追いかけようとする性質があります。行動を把握して、注意を払わなければいけません。

同じく猟犬の性質上、他人に吠えたり、庭に穴を掘ってしまうこともあります。
それらの行動を理解した上でしつけをおこなうようにしましょう。

3. リフレッシュしながら

ウエスティは好奇心旺盛で、他のものに気をとられてしまうことがあります。
常に飽きのこないような目新しいトレーニングや、オヤツをうまく使いながらしつけすることが向いています。

シェルティの飼育に関しての注意事項とは?

7)要注意!飼育する場合に特に注意する3つのこと

1. 暑さに注意

ウエスティはもともと寒い地域に生まれたため、寒さには比較的強いですが、暑さに弱い犬種です。
夏は室内の温度管理と、ケージを置く場所、散歩の時間帯にも注意してください。

2. 被毛のケア

ウエスティは抜け毛は少ないですが、清潔で綺麗な毛と皮膚を保つため、ブラッシングが必要です。
毎日ではなくても、週に1、2回程度、換毛期には特に頻繁におこなってください。

定期的なトリミングや月1回程度のシャンプーもしてケアしましょう。

皮膚病が多い犬種ですので、ブラッシングはその予防にもなります。

3. 運動

小さいわりに運動量が多いウエスティは、運動不足になると欲求不満で無駄吠えなどを起こします。

過度な運動は不要ですが、朝夕30分ずつ計1時間程度の、散歩やボール遊びを行うのが適当です。

時間のあるときにドッグランなどで遊ばせると、とても喜びます。

ベンチの上のウエスティ

8)ペットにする喜び・・ウエスティを飼う魅力とは

1. 明るくて活発

ウエスティは明るくて活動的、人を喜ばせるのが好きな犬種です。
一緒にいるとハッピーな気持ちにさせてくれます。

2. マイペースだけど甘えん坊

飼い主には忠実で、愛情を示し、甘えてくることもありますが、ひとりでいることも好きなようです。
そのマイペースさが好きだという飼い主さんが多いようです。

3. 物覚えのよさ

どちらかというとウエスティは初心者には難しい犬種ですが、物覚えがよいので正しく愛情を持ってしつけすれば心配はありません。

眠るウエスティ



まとめ

1)ウエスティの原産地はイギリスのスコットランドで、体高はオス、メス共に約28cm、体重は7~10kg。

2)ウエスティの毛色タイプは、ホワイトのみのダブルコート。

3)ウエスティの性格の3大特徴は、社交的、勇敢、頑固。

4)ウエスティのオスとメスでの性格の違いは、個体差はありますが、オスは、おとなしく、愛情深い、メスは、より独立心が高い傾向がある。

5)ウエスティを飼う人に向いている3つのポイントは、アクティブな小型犬、番犬向きで、自立心のある犬がほしい人。

6)ウエスティのしつけの3つの重要ポイントは、一貫性を持つ、従来の習性を理解、リフレッシュしながらすること。

7)ウエスティの飼育に関しての3つの注意点は、暑さに注意、被毛のケア、運動。

8)ウエスティを飼う魅力とは、明るくて活発、マイペースだけど甘えん坊、物覚えのよさ。

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