【犬種】ウィペットとは?性格の特徴と飼い方やしつけのコツ

優美で愛らしい表情のウィペット。足が速いことで知られるグレーハウンドは原種にあたり、ウィペットも同じように狩猟犬やレーシング・ドッグとして活躍してきました。
今回はそんなウィペットの性格と飼い方、しつけのコツについて紹介します。



ウィペットとは?性格の特徴と飼い方やしつけのコツ

ウィペットとは

1. ウィペットの紹介

ウィペットの原産地は、イギリスです。
レーシング・ドッグ、コンパニオン・ドッグ、スポーツ・ドッグとして活躍しています。

2.平均体高・平均体重

ウィペットの平均体高は、オスが47~51cm、メスが44~47cmです。平均体重は、オスメス共に6.8kg~14kgの中型犬です。

3. 簡潔な歴史

ウィペットは、小型のグレーハウンドにマンチェスター・テリア、ベドリントン・テリア、ホワイト・テリアなどを掛け合わせて作られました。
17世紀頃からウサギ やネズミなどを駆除したり狩猟犬として活躍していたようです。
19世紀イギリスでウィペットはレーシング・ドッグとして大流行しましたが、グレーハウンドのレースが一般化して以前ほどレースは行われなくなりました。
現在は、ショーやコンパニオン・ドッグ、スポーツ・ドッグとして活躍しています。

参考:https://www.jkc.or.jp/modules/worlddogs/entry.php?entryID=179&categoryID=10

4.名前のルーツ

ウィペットの名前の由来は、走る姿が馬にムチを打って走るように見えることからウィペット(ムチ打ち犬)と名付けられたといわれています。
また、英語では「Whippet」と表記します。

5.日本で飼育されている数

日本で飼育されているウィペットの飼育数ですが、血統書を発行しているジャパンケネルクラブの2017年の犬種別犬籍登録頭数を調べてみると336頭です。
犬全体の登録数が295,910頭ですから、全ての犬種に占めるウィペットの割合は約0.1%とマイナーですが、世界中に愛好家のいる犬種です。

6.飼いやすさの目安

ウィペットの飼いやすさの目安を紹介します。

社会性・協調性がある ★★★☆☆3
健康管理がしやすい ★★★☆☆3
初心者向き ★★★☆☆3
噛み癖がつきにくい ★★★☆☆3
訓練されるのが好き ★★★★☆4
物覚えがいい ★★★★☆4
飼いやすさの目安:20/30

ペットショップでの購入価格

ウィペットのペットショップでの購入価格の相場は13~25万円です。ただし、ペットショップでの取り扱いは多くないのでブリーダーからの購入も検討して下さい。

  • 混合ワクチン……16,000円
  • 狂犬病予防接種… 3,500円
  • 健康診断………… 3,000円
  • 畜犬登録………… 3,000円
  • 飼育グッズ………30,000円
初期費用は185,000〜305,000円

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種類の違いはあるの?ウィペットの2つのタイプ

1.イギリスタイプ

イギリスタイプのウィペットは、イギリスで繫殖されました。
アメリカタイプに比べて、体は力強くがっしりとしています。どちらかというと目が丸く可愛らしいタイプが多いようです。

2.アメリカタイプ

アメリカタイプのウィペットは、イギリスからアメリカに渡ってアメリカで繁殖されました。
スタンダード(基準)がイギリスタイプより大きく、首も長くスマートでクールな印象です。

理解してあげよう!ウィペットの性格の3大特徴って?

1. 愛情深い

ウィペットは家族には愛情深く、献身的な性格をしています。わかりやすい愛情表現をしてくるタイプではありませんが、他の視覚ハウンドと比べると素直で従順な傾向にあります。

2. 穏やか

ウィペットは穏やかな性格で、室内ではのんびり寝て過ごすことを好みます。友好的で人に懐くので、小さな子供とも相性が良いですが番犬には向いていません。

3.敏感

ウィペットは、繊細で敏感な面があります。例えば家族が喧嘩していると敏感に反応し、ストレスに感じやすい傾向にありますので配慮が必要です。

性格の違いはあるの?ウィペットのオスとメスでの性格の違い

1.オス

ウィペットのオスは、メスに比べて忠実で遊び好きな傾向があります。一般的にはオスのほうが素直で攻撃性が少なく、しつけしやすいといわれています。

2.メス

ウィペットのメスは、オスに比べて意志が強くやや頑固な傾向にありますが、飼い主には献身的です。

どんな人が向いている?ウィペットを飼う人に向いている3つのポイントとは

1. 優しく落ち着いている人

ウィペットは繊細で敏感な面があるため、優しい性格の人に向いています。強い口調ではなく、優しく落ち着いたトーンで気長にしつけを行える人が良いでしょう。

2.他頭飼いを考えている人

ウィペットは優しく友好的なので群れで過ごすのに向いています。特に同犬種で他頭飼いを考えている人にはおすすめです。
留守番は苦手なので、1匹飼いであれば家族が多い人に向いています。

3. 運動環境が整っている人

ウィペットは大人になると落ち着きますが、幼いときはやんちゃです。時速約60キロの高速で走るので、定期的に全速力で走らせる運動も必要です。
広い庭や自宅にそれなりのスペースがあり、近くにドッグランや運動環境が整っている人向きです。

ここがポイント!ウィペットのしつけの3つのコツとは?

1.優しく

ウィペットは賢い犬種なのでしつけはしやすいといわれていますが、独立気質で多少頑固な面があります。しつけが上手くいかないからといって、乱暴な扱いや感情的に叱るのはやめましょう。

2. 強要しない

ウィペットにはポジティブで一貫性のあるしつけが向いています。強要するのではなく、褒めながら遊びのように時間をかけて行ってみましょう。

3. 社会化

ウィペットは、元々繊細で臆病な面があります。早くから知らない人や騒音に慣れておく必要があり、十分に社会化されないとさらに臆病な性格になってしまいます。

要注意!飼育する場合に特に注意する3つのこと

1. 運動

ウィペットは単純な散歩や運動では満足しないことが多いので、長距離ではなくても走る運動を取り入れましょう。
散歩時間は1日2回、30分から1時間程度が理想といわれていますが、満足出来ればそれほど時間をかけなくても大丈夫です。

2. 小動物

ウィペットは一般的には友好的で、他の動物達とうまくやっていけるタイプですが、本能的に小さくて動く動物を追いかける習性が残っていることがあります。
そのため小動物や猫との同居には向いていないようです。また、脱走しないためにもリードはしっかりつけておきましょう。

3.寒がり

ウィペットは寒がりなので、室内の温度調整をしっかり行って下さい。
室内ではカウチポテトのように毛布に包まれてのんびり過ごすことを好みます。

ウィペットの気をつける病気

ウィペットの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

・皮膚疾患

皮膚疾患はウィペットで気をつけたい病気です。皮膚を清潔に保つことが予防に効果的ですが、シャンプーのしすぎは刺激になることがありますので注意しましょう。

・カラーミュータント脱毛症

カラーミュータント脱毛症は、一般的に3歳くらいまでに発症する遺伝的な脱毛症です。完治させるのは難しく、シャンプーや食事などで徐々に改善していく方法になるようです。

・口蓋裂(こうがいれつ)

口蓋裂はたまにウィペットにみられる病気で、生まれつき口中の上側の部分が裂けています。ミルクが鼻から出てしまう、うまく食事が出来ないなどの症状があれば病院で相談しましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
皮膚炎:平均15,000円/初診
脱毛症:平均15,000円/回

ウィペットにオススメのペット保険

ウィペットは皮膚病や脱毛症などになりやすい犬種です。
カラーミュータント脱毛症は遺伝的な脱毛症で発症してしまうと完治させるのが難しいと言われています。もしもの時を考えてペット保険に入っておいた方が良いでしょう。

ペットショップですすめられるペット保険は、月額の支払いが高いものが多く、もっと安い保険はたくさんあります。
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個人賠償責任保険の加入も必須!

また、しつけが行き届いていない場合は、噛み癖や飛びつきの癖があることもあり「個人賠償責任保険」の特約に入ることをオススメします。

個人賠償責任保険とは、ウィペットがケガをさせてしまった場合に使える保険のこと。

個人賠償責任保険は、ペット保険で特約をつけるよりもクレジットカードの特約で入るほうが、同じくらいの値段で、補償の範囲も補償金も高いので絶対にオススメです。

ペットのトラブルに使える!個人賠償責任保険とは?

ウィペットの平均寿命

ウィペットの平均寿命は12〜15年くらいです。

しかし、あくまでも平均寿命ですので、健康管理をしっかりと行って愛情深く接していけばもっと長く生きることも可能でしょう。
参考までに中型犬の平均寿命ですが、だいたい13歳くらいです。

今回紹介した病気や普段の食事(ドッグフード)に気をつけてることで、寿命は長くなります。
このページの下のほうで、ウィペットにオススメのドッグフードを紹介していますので、気になる方はご確認ください。

人間とウィペットの年齢比較表

ウィペット 人間
新生児期 1ヶ月 1歳
社会化期 3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
成長期 9ヶ月 13歳
1歳 15歳
成犬期 2歳 23歳
4歳 33歳
6歳 43歳
8歳 53歳
9歳 58歳
シニア期 10歳 63歳
12歳 73歳
14歳 83歳
16歳 93歳
18歳 103歳
20歳 113歳

ウィペットの年齢計算式

ウィペットは、2歳の時点で人間に換算すると23歳になり、3年目以降は1年に5歳分の歳を取ります。
計算式では下記の形になります。

年齢 = 23+(犬の年齢-2年)×5

ウィペットにオススメのフード

ウィペットにおすすめのドッグフードは「モグワン」です。

動物性のタンパク質が50%も含まれていて、栄養価も高く、ウィペットのように関節に心配がある犬種にピッタリです。

値段は少し高いですが、安いドッグフードのような合成添加物も使っていないので、安心して食べさせてあげることができます。

それに高タンパク質のわりにカロリーが低いので、肥満のコントロールがしやすいところもオススメの理由です。

しかも原材料は、人間が食べても大丈夫な高品質のものを使っていて、原材料の品質、栄養バランスともに最高クラスですよ。

(安いフードは人間の食品では禁止された添加物や材料が使われています。)

量販店やAmazon、楽天では売っていないので公式サイトから購入してください。

モグワンの画像

『モグワン』の公式サイト  

獣医師も推薦する!モグワンドッグフードの口コミ評判まとめ

ペットにする喜び、ウィペットを飼う魅力とは

1. 穏やかなアスリート

ウィペットは室内ではのんびり過ごすのが好きですが、屋外ではアスリートのように全力で走ることも大好きです。そのどちらもウィペットの魅力です。

2. 控えめな愛情表現

ウィペットはお行儀が良く控えめなタイプです。そのためべったり甘えてくることはありませんが、じつは愛情深い性格です。適度な距離感を保てるのが魅力です。



まとめ

ウィペットの原産地はイギリスで、体高はオスが47~51cm、メスが44~47cm、平均体重は、オスメス共に6.8kg~14kg。

ウィペットの2つの種類は、イギリスタイプとアメリカタイプ。

ウィペットの性格の3大特徴は、愛情深い、穏やか、繊細。

ウィペットのオスとメスでの性格の違いは、オスは忠実で遊び好きな傾向、メスは頑固で献身的な傾向。

ウィペットを飼う人に向いている3つのポイントは、優しく落ち着いている、他頭飼いを考えている、運動環境が整っている人。

ウィペットのしつけの3つの重要ポイントは、優しく、強要しない、社会化。

ウィペットの飼育に関しての3つの注意点は、運動、小動物、寒がり。

ウィペットが気をつける病気は、皮膚疾患、カラーミュータント脱毛症、口蓋裂。

ウィペットを飼う魅力とは、穏やかなアスリート、控えめな愛情表現。

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