コウモリの飼育法を解説!グッズ・給餌・注意点とは

空を飛んでいるコウモリ

コウモリと聞くと、病原菌持ちで家に住み着く害獣というネガティブなイメージがあるのかペットにしている人は少なく、飼育方法の情報もそれほど多くありません。そこで、ペットとしてのコウモリの魅力と、飼育に必要な道具や餌を紹介します。



コウモリの飼育法を解説!グッズ・給餌・注意点とは

コウモリの紹介

1. コウモリの原産地

コウモリは南極を除き、全大陸、様々な海洋島に分布しており、その種類は哺乳類の中で最も多いです。

ルーツは不明な点が多いですが、原始的な最古のコウモリはアメリカ合衆国ワイオミング州にある始新世初期(約5200万年前)の地層から発見されています。

2. コウモリの平均体高・平均体重

日本人に最も身近なアブラコウモリは高さ約4~6cmで、体重は約6~7cm、翼を広げると幅22ほどになります。

小型のオオコウモリ類になると、高さが約20cm、体重約20gになります。

大型には翼開長約2mに達するのもいます。

3. コウモリの日本で飼育されている数・名前のルーツ

フルーツコウモリ
フルーツコウモリ

ペットショップではフルーツコウモリが人気ですが、コウモリをペットとしている人は少ないようです。

フルーツコウモリはオオコウモリの別称で、ココウモリが肉食なのに対し、オオコウモリは果実などの植物類を主食としていることが別名の由来です。

なおコウモリは保護動物として県や市によって飼育するのにルールが異なります。保健所や自然保護課などにしっかりと確認を取りましょう。

4. コウモリが気をつけたい病気

日本では未報告ですが狂犬病、出血熱がおきるハンタウィルス感染症などが国外で確認できます。

野生のコウモリに触れる場合は十分注意しましょう。
ペットのコウモリも原因不明の病気で突然死することもあるので、徹底した管理が必要です。

5. コウモリの平均寿命

日本人になじみ深い屋内を住家とするアブラコウモリの平均寿命は5~6年で、飼育のフルーツコウモリの平均寿命は15年~20年ぐらいです。最長31歳5ヶ月も生きたフルーツコウモリがいるという話もあります。

種類の違いとは?コウモリの2つの種類と特徴

1.超音波で飛行するココウモリ

ココウモリの視覚はあまり発達しておらず、飛行の際は超音波による音の反響で周囲の状況を知る反響定位能力を利用します。ココウモリの耳が目より大きいのはこのためで、多くのココウモリは夜行性です。身近なアブラコウモリはココウモリに分類されます。

2.視覚に頼り飛行するオオコウモリ

オオコウモリは視覚を頼りに飛行します。そのため耳より目が大きくなっており、イヌやキツネのような顔をしています。オオコウモリは昼行性で、日本では琉球列島と小笠原諸島に分布しています。

理解してあげよう!コウモリの性格の2大特徴

1.ほとんどのコウモリは温厚

コウモリは血を吸うイメージがありますが、ほとんどのコウモリは虫食や花蜜食または雑食でおとなしい性格です。アブラコウモリのメスは幼獣と家族単位で暮らすことが多くオスは単独の場合が多いです。

2.血を好むコウモリは1種類のみ

コウモリはドラキュラのように血を吸うイメージがありますが、この種は中南米に住むナミチスイコウモリのみです。家屋で生活する人間よりも、牛馬などの家畜を狙います。

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どんな人が向いている?飼育に適している人の2つの特徴

1.身の回りを清潔に出来る人

コウモリは排泄が多いのでケージの中や室内を汚します。こまめに気が付いて掃除が出来る人はコウモリに良い環境を提供できるでしょう。

2.時間の管理が出来る人

エサの時間や飛行させる時間、掃除のタイミングなどしっかり決めて規則正しく飼育できる人がコウモリを飼うのに適しています。なんでも後回しにする人は自分自身の生活リズムだけでなく、ペットの生活リズムも悪くしてしまいます。

グッズを整えよう!飼育に必要な4つのグッズ

現在輸入禁止で価格が高騰していますが、ペットショップでフルーツコウモリのオス・メスペアが約4万円で売られています。オスはメスに比べて大きいです。ケージ代とエサ代を3万円とすると合わせて約7万円程です。

1.オウム用ケージ

コウモリを飼うならケージが必要です。高さのある大きめのオウム用ケージを使いましょう。市販のものから、ネット販売のものまで幅広くあります。価格も大きさや作りによって変わります。ケージの隙間はコウモリの指や翼が挟まってケガをすることがよくあります。隙間に挟まらないケージを選びましょう。

2.爬虫類用サーモスタット

フルーツコウモリは熱帯性なので、室内はもちろんゲージの中も25℃~30℃に保たなくてはいけません。爬虫類サーモスタット購入し、温度管理をしましょう。

3.昼夜兼用赤外線保温球

昼行性のフルーツバッドにとって夜が明るいのは生体リズムを崩しかねます。爬虫類を飼育する際によく使われる昼夜兼用の赤外線保温球でコウモリの生体サイクルを守りましょう。

4.取り付け式給水器

水は生命維持に最も必要なものなので、常に飲めるようにケージの中に取り付けることができる給水器を準備しましょう。

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注意したい給餌について・・主な4種類の餌とその方法

コウモリの食事は朝と晩の2食で、水は常に置いておきます。餌の種類は豊富なので、バランスよく与えましょう。いくつかコウモリの餌となるものを紹介します。

1.バナナやリンゴなどのフルーツ類

フルーツコウモリはその名の通りフルーツが主食です。バナナやマンゴー、キウイなどを好んで食べます。コウモリの口に入るぐらい細かく刻んで与えましょう。量は大体朝が20g~40g、夜は80g~100gほどで、個体の大きさや体調、年齢で変わります。

2.ローリーネクター

ローリーネクターとは動物用の粉ジュースのことです。ネクター1、水1.5の割合で溶き、スプーンで与えてくだい。飲むのが苦手な子には果物に粉のまま直接振りかけて与えるのも良いでしょう。1日に1g程度あげましょう。

3.ゴートミルク

動物用のヤギミルクの粉です。1日に使う量は上記のローリーネクターと同じです。こちらも飲むのが苦手の場合、直接果物に粉のままかけましょう。

4.ビーポレン

フルーツコウモリの栄養補助食品として、花の蜜と花粉で作られるビーポレンも用意しましょう。ネットで販売されているモモンガ用で大丈夫です。

どうやってなつくの?慣らし方のポイントとは

1.名前を付けてあげること

コウモリも愛情を持って育てれば、飼い主の存在はコウモリにとって大切なものになります。名前を付けて飛行中に呼べば飼い主の体にひっついてくることもあります。

2.撫でてあげること

慣れてくれるためにはスキンシップも大切です。背中や頭を撫でてあげましょう。初めは警戒されるかもしれませんがそのうち慣れます。

要注意!コウモリの飼育で特に注意すること

1.鳥獣保護法

もしコウモリを見つけたり保護など個人でした場合、注意が必要です。コウモリを飼育すること・捕獲することは住む場所によってもルールが異なってきます。保護動物として、県の自然保護課や保健所などに確認を取る事を先ず行いましょう。

2.毎日運動させる

コウモリは運動量の多い生き物です。毎日ケージから出し、部屋を暗くして飛行させてあげてください。その際、糞をまき散らすと思うので飼い主は部屋を掃除しやすいシンプルな空間にしましょう。繁殖期には動き回るのでケガをさせないためにも必要です。

3.衛生管理を徹底する

コウモリはとにかく糞が多いので、こまめに掃除してあげましょう。ケージの下には新聞紙を引くことを勧めます。デリケートな小動物なので、病気になりやすい生き物なので衛生管理は怠らないようにしましょう。

4.温度調整を怠らないように

フルーツコウモリは熱帯性のため、冬眠はしませんが部屋の温度を25℃~30℃に保たなくてはいけません。電気代がかかるかもしれませんが、常夏のような室内を保ちましょう。

コウモリをペットにする2つの魅力とは

1.我が子のように育てる

コウモリは食事の種類が多く、それなりの品質も求めなくてはなりません。毎日我が子がすくすく育つように愛情を持って準備するのは、飼い主の生きがいになると思います。

2.生活習慣が良くなる

食事に限らず、衛生管理や温度管理をしっかりしないといけません。飼い主の身体が壊れたら飼育が滞ります。コウモリでなく、自分自身の体調管理を調える習慣ができます。



今回のまとめ

コウモリの紹介

コウモリの2つの種類と特徴

コウモリの性格の2大特徴

コウモリの飼育に適している人の2つの特徴

コウモリの飼育に必要な4つのグッズ

コウモリの主な4種類の餌とその方法

コウモリの慣らし方の2つのポイント

コウモリの飼育で注意する3つのこと

コウモリをペットにする2つの魅力とは

この記事を書いた人

YOKO

YOKO

ペットナビの管理人のYOKO(男)です。
動物好きで犬や猫はもちろん、ウサギやハムスター、多くの昆虫などを飼ってきた経験があります。少しでも動物を飼いたい方のためになる情報を紹介したいです。

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