【鳥】ルリコンゴウインコの性格の3大特徴!しつけのコツと注意点

南国の鳥としてテレビなどでもよく見かけるルリコンゴウインコ。
インコの中では一番大きく、そのカラフルな容姿は意外にもジャングルの中では保護色となり見つかりにくいそうですよ。

今回は、ルリコンゴウインコそのの性格の特徴・しつけのコツ・飼い方のポイント・注意点についてご紹介します。


ルリコンゴウインコの性格の3大特徴!しつけのコツと注意点

1)ルリコンゴウインコとは?

1.原産地

ルリコンゴウインコの主な原産地は南アメリカ、ブラジル、ボリビア、パラグアイなどの熱帯雨林に生息しています。

2. 平均体長と体重

体長は全長約70㎝〜90㎝とインコの中では大型になり、体重も1kg以上になる個体もいることから世界最大級のインコの一種といわれています。

3.日本で飼育されている数・名前のルーツ

日本で飼育されているルリコンゴウインコの数については、きちんとしたデーターがないにで把握されていないのが現状のようです。

名前のルーツは、その見た目のまま体の背中側の鮮やかな瑠璃色(るりいろ)と、胸側の黄色の組み合わせが名前の由来とされています。

4.ルリコンゴウインコの気をつける病気

大型のインコ類はヒナから若鳥期にかけてがいちばん病気にかかりやすいといわれています。
まず飼い始めたら、鳥類が診れるかかりつけの動物病院を早めに探しておくことが大事です。
もし体調に異変を感じたら病気の初期の手当てとして、28〜30度の温度を確保できるように白熱灯やペット用のヒーターなどを使って保温してあげましょう。
また、腎臓病、カンジダ病、トリコモナス病といったカビが原因の病気を発症する恐れがありますので、人間の食べている食品で味付けをしているものは欲しがってもあげてはいけません。

・ヘルペスウイルス症(パチェコ氏病)

大型インコがこの病気を発症した場合は、目に見えて分かるような症状がでないため、異変に気付いたときにはすでに病状が進行し悪化した状態で短時間で落鳥するという、極めて致死率が高い病気です。

症状・・・下痢、食欲不振、鼻汁による呼吸困難など。

原因・・・このウイルスを持った鳥類の分泌物やフンなどから経口および空気感染に至り、伝染力はきわめて高いので中には、ショップで感染してしまう可能性も。

治療・・・アスコルビルの筋肉注射、アジュバント添加不活化ワクチン、クロールヘキシジンの飲水への投与(長期になる場合は注意が必要)

予防・・・基本的にウイルスによる感染の完全な予防は困難といえますので、飼育環境の衛生管理の徹底、ストレスをかけない。

5. ルリコンゴウインコの平均寿命

ルリコンゴウインコの寿命は60年〜80年と長期です。
ともすれば飼っている人間よりも長生きする可能性もありますので、責任をもって飼育する覚悟が必要です。

2)ルリコンゴウインコの性格の3大特徴

ルリコンゴウインコを飼うことは犬や猫を飼うこととは別の意味で、特別な知識や忍耐が必要になってきますので、飼うと決めたらあらかじめ必要な知識や特徴などを知ったうえでルリコンゴウインコを迎えるようにしましょう。

・賢い

頭がよく学習能力に長けています。つい可愛いからと「してはいけないこと」をうっかり見逃さないようにしましょう。これをしてしまうと、しつけなおすのが大変ですから、やってはいけないことはさせないように初めにしっかりとしつけるようにしましょう。

また賢い分、色んなことに興味をもち、それが度を超すと「いたずら」になりかねません。
飼い主の方でその辺の線引きをはっきりさせてお互いにストレスにならない範囲で過ごせるように気をつけましょう。

・寂しがり屋

自然の中で暮らしているルリコンゴウインコは、群れになって行動する習慣があることから、放っておかれるのが嫌いな個体が多いようです。
特に、誰もいない部屋で置いてけぼりになると、大きな声で鳴いたり「呼び鳴き」をしたりすることがあるようですから、誰かが一緒にいるようにしたり、気を紛らわせるためのオモチャなどを準備しておきましょう。

また、こういった性格なので小さい時から飼うことで人に懐きやすいようです。

・オンリーワン体質

多くのインコやオウム類は、一度パートナーと思った相手とは一生涯を共にするタイプの鳥類といわれています。特定の「大好きな人」を決めてしまうオンリー・ワン体質があるので、逆にいえばそれ以外の人間には、些細なことでも気に入らないと噛みついたり威嚇したりと態度がガラッと変わることがあります。

もし同居家族がいる環境に迎え入れるのであれば、家族みんなとコミュニケーションが取れるように工夫が必要です。
例えば、餌やおやつをあげる・遊ぶ・外出する・掃除などローテーションを決めてお世話をするなど、迎える前に家族間で話し合ってみるといいでしょう。

3)コンゴウインコの種類は?

ルリコンゴウインコはその名の通りインコ科のコンゴウインコに属するインコ種です。
コンゴウインコの中には数が少なくなっている種もいることから、絶滅危惧種として扱われその多くはワシントン条約一類種に指定されています。

コンゴウインコ (金剛インコ)ワシントン条約一類種
ヒワコンゴウインコ(鶸金剛インコ)ワシントン条約一類種
ミドリコンゴウインコ (緑金剛インコ)ワシントン条約一類種
アオキコンゴウインコ(青黄金剛インコ)ワシントン条約一類種
アカミミコンゴウインコ(赤耳金剛インコ)ワシントン条約一類種
スミレコンゴウインコ(菫金剛インコ)ワシントン条約一類種
コスミレコンゴウインコ(小菫金剛インコ)ワシントン条約一類種
アオコンゴウインコ (青金剛インコ)ワシントン条約一類種
ヤマヒメコンゴウインコ(山姫金剛インコ)ワシントン条約一類種
アカビタイヒメコンゴウインコ(赤額姫金剛インコ)ワシントン条約一類種
コミドリコンゴウインコ(小緑金剛インコ)
チュウコミドリコンゴウ(中小緑金剛課コ)
ベニコンゴウインコ (紅金剛インコ)
ヒメコンゴウインコ (姫金剛インコ)
アカハラヒメコンゴウインコ(赤腹姫金剛インコ)
キエリヒメコンゴウインコ(黄襟姫金剛インコ)

4)ルリコンゴウインコのオスとメスの見分け方

見た目だけでオスとメスの見分けが難しいルリコンゴウインコですが、決め手となる差は見つけにくいようです。
しいて言えば、メスはオスより頭が小さいところで判断で出来るそうですが個体差があるので確定は難しいようです。

5)ルリコンゴウインコを飼う人に向いている3つのポイント

・「甘やかす」と「可愛がる」の区別をする

賢いルリコンゴウインコは、善し悪しの区別なく一度でも自分のしたことが通用してしまうと、「これをしても許される」と覚えてしまうところがあります。
そういった意味でも初めから「しつけ」と考えて、してはいけないことにはきちんと「これをしてはダメ」という態度を見せて覚えさせるようにしましょう。

その時に注意したいのが、「甘やかす」と「可愛がる」の判断です。
「しぐさ」が可愛からと、甘い判断でしつけを誤ることのないように注意しないと、後になってからのしつけ直しはとても大変だからです。
特に、強固なくちばしで物を壊したり傷つけたりするときは、その場できちんとしつけるように気をつけましょう

・長期間飼うことを視野に入れて飼育できる

寿命が長いルリコンゴウインコは、飼育側が代替わりして飼うことになることも視野に入れておく必要があります。
家族で飼う場合は、家族全員でお世話をして「この人でなければダメ」ということがないように、ルリコンゴウインコを迎える前に、しっかりと家族間で話し合いを行いましょう。

独り暮らしの場合は、人見知りがないように他の人ともコミュニケーションを行わせる工夫が必要でしょう。

・防音対策と温度管理ができる部屋を準備できる

ご近所とのトラブルにもなりかねない大きな鳴き声は、本能なのでしつけで黙らせることは不可能と考えましょう。
そこで、飼っているルリコンゴウインコの一部屋を丸ごと防音対策をする必要があります。
飼っている途中で防音設備を行うのは大変なので、迎える前に防音設備を行うことをおすすめします。

温度管理ですが、熱帯地方原産のルリコンゴウインコとはいえ、ここ最近の日本の連日の猛暑は汗腺をもたない鳥類にとっては体調を崩す恐れがあります。なるべく年間を通して一定の温度(28℃程度)を維持できるエアコンを設置して、快適に過ごせる環境を準備する必要があります。

ただし、くちばしで色んなものを破壊してしまう恐れがあるので、配線やエアコン本体を壊されないように網目状のカバーを取り付けるなどの注意が必要です。

また、熱帯地方にはそれなりの湿度がありますので、冬場にエアコンを使うときは空気が乾燥し過ぎないように加湿器などを使って65%程度の湿度を保つように心がけましょう。
もしエアコンを使わないのであれば、寒さが厳しいときにはひよこ電球(破壊防止のため缶などに細かい穴をあけた中に電球を入れる)で温度を上げたり、鳥カゴにカバーをかけるなどして夏場よりも温度管理には注意が必要になります。
それでも羽を膨らませているようなら、自発的に体温を維持できなくなっている状態ですから、急いで暖めることが大事です。

6)ルリコンゴウインコのしつけの3つの重要ポイント

ルリコンゴウインコの噛み癖と呼び鳴きは、しつけで完全になくすことは不可能といわれています。
そこで、ムダ噛みやムダ鳴きをさせないようにしつけをすることが最善策といえますので、この二つに関しては気長にしつける心構えが必要です。

・人を噛みそうになったらオモチャを与える

普段から「噛んでも良いオモチャ」などを与えて、人を噛みそうになったときはそのオモチャを与えて気をそらせるようにしましょう。
もし噛んだからといって、たたいたりしてストレスを与えないようにしましょう。ストレスを感じると毛引きなどの自傷行為の原因になりますので配慮が必要です。

・鳴いたり噛んだりすると要求が通ると学習させない

ルリコンゴウインコは賢いので、呼び鳴きや人を噛んだりするからとゲージの扉を開けてあげたりエサをあげたりすると、それを学習してしまします。
特に飼い始めは呼び鳴きに反応しておとなしくさせようとエサをあげたり遊んであげたりしたくなると思いますが、鳴き続けてもそこをぐっと我慢してしばらく相手にせずに無視して「鳴く=良いことはおこらない」と学習させましょう。

・鳥の目線が人より高い位置には止まらせない(とまったらすぐに下ろす)

ルリコンゴウインコと飼い主や家族との信頼関係がしっかりとできるまでは、可愛いからと安易に頭や肩の上、人の目線より高い家具などの上に乗せないようにしましょう。
それは、人より高い位置(目線)ににいることに慣れてしまうと、目下にいる人間より「自分は偉い」と勘違いして、それにより反抗的になったり噛み癖が攻撃的になったりとしつけどころではなくなる可能性が考えられるからです。

もし部屋の中で高いところや頭の上などに乗ってしまったら、すぐに専用の止まり木や床に下ろしてルリコンゴウインコの目線を人より下に下げるようにしましょう。

7)ルリコンゴウインコを飼育する場合に特に気をつける3つのこと

・くちばしによる破壊力

ルリコンゴウインコは、木やプラスチック製の家具や家電などは簡単に壊してしまうほど強靭なくちばしの持ち主です。
「壊せないものはない」と認識して、できる限り専用の部屋で飼うことをおすすめします。そのときもエアコン、照明、コンセント、配線などを壊して感電しないように十分な対策と注意が必要です。

・脱走に注意

ルリコンゴウインコを飼うにあたり、家から出ていかないように気をつけましょう。
その為には、掃除やエサをいれるときにゲージの扉を開けるときには、窓とドアをきちんと閉めるように心がけましょう。

また、ゲージの扉を開けるときは全開にしないで隙間から手やエサを出し入れするようにしましょう。
賢く器用なルリコンゴウインコは、ゲージなどの簡単な開閉はくちばしで扉をくわえて押したり上げたりして、開けてしまうことがありますので最初からゲージなどには簡単に開けられないようにカギ代わりにクリップなどでしっかり留める習慣をつけましょう

・水浴びやシャワーを習慣にする

野鳥は雨降りの中を飛びまわることに抵抗はありません。なぜなら、流れる雨で目や鼻の中の通りを良くして雑菌を洗い流し、感染症に罹りにくくする予防になるのだそうです。

なので、冬場以外は週1〜2回の水浴びか、シャワーを優しくかけたりしてあげるといいでしょう。
冬場の水浴びやシャワーに抵抗があるようでしたら、霧吹きがおすすめです。使い方は、直接体に吹きかけるのではなく、ルリコンゴウインコの斜め上に噴射してシャワーのように体にかかるようにするといいでしょう。

もし、鼻に水が入って「ズビズビ」いっても慌てないようにしましょう。
乾かすときは、優しくタオルドライした後は、なるべく自然乾燥でドライヤーやヒーターなどの風による乾燥は避けましょう。

また、水浴びとシャワーをのときにお湯を使うのはやめましょう。お湯を使うと、もともと付いている羽根についている脂が溶けてしまうからです。水浴びとシャワーには毛引きの防止効果と羽根の脂粉の沈積防止効果があるといわれています。

8)ルリコンゴウインコを飼う3つの魅力とは

・良く懐く

「コンパニオンバード」や「犬のような鳥」といわれるように飼い主にとても良く懐き、その可愛らしいしぐさに飼い主はメロメロになりそうです。

・モノマネや会話が上手

賢いルリコンゴウインコですから、そこまで時間をかけることなく簡単なモノマネから会話まで楽しむことができます。
独り暮らしでペットとの会話を楽しみたい人にはルリコンゴウインコはおすすめです。

・鮮やかな色彩

南国の鳥独特の鮮やかな色彩は、見ているだけで元気になれそうです。


今回のまとめ

1)ルリコンゴウインコの原産国は、南アメリカ、ブラジル、ボリビア、パラグアイ・体長は全長約70㎝〜90㎝とインコの中では大型になり、体重も1kg以上になる個体もいる
・平均寿命は60年〜80年・気を付けるべき病気はヘルペスウイルス症。

2)ルリコンゴウインコの性格の3大特徴は、賢い・寂しがり屋・オンリーワン体質。

3)ルリコンゴウインコの種類は、コンゴウインコ・ヒワコンゴウインコ・ミドリコンゴウインコなど16種類もいます。

4)ルリコンゴウインコのオスとメスの見分け方は、しいていえば、メスはオスより頭が小さいところで判断で出来るそうです。

5)ルリコンゴウインコを飼う人に向いている3つのポイントは、「甘やかす」と「可愛がる」の区別をする・長期間飼うことを視野に入れて飼育できる・防音対策と温度管理ができる部屋を準備できる。

6)ルリコンゴウインコのしつけの3つの重要ポイントは、人を噛みそうになったらオモチャを与える・鳴いたり噛んだりすると要求が通ると学習させない・鳥の目線が人より高い位置には止まらせない(とまったらすぐに下ろす)

7)ルリコンゴウインコを飼育する場合に特に注意する3つのことは、破壊・脱走・水浴びやシャワーを習慣にする。

8)ルリコンゴウインコを飼う魅力は、良く懐く・モノマネや会話が上手・鮮やかな色彩。

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