突然の病気や怪我の場合にはもちろん、健康な動物でも健康診断や予防接種など、ペットを飼っていれば年に数回は動物病院にかかるという機会があることでしょう。じつは動物病院を受診する時には、気をつけたいマナーがあります。今回はそんな動物病院でのマナーについてご紹介します。



1)動物病院でのマナーが大切な理由

動物病院では、一人の飼い主さんが複数のペットを連れてきているということもあります。もちろん、どのペットも、飼い主さんにとっては大切な家族なので、どちらかというと自己中心的になってしまうことがあります。

もちろん、可愛がることは大切ですが、それで動物病院でのマナーが守れないとすると、他の飼い主さんや動物病院のスタッフさんとトラブルが起きる原因となるでしょう。他の飼い主さんは近所の方かもしれませんし、その方が連れているペットも、どこか具合が悪いのかもしれません。そんな時に、わざわざ些細なことで、トラブルを起こす必要はありませんよね。

また、病院のスタッフさんとも潤滑なコミュニケーションが取れなければ、一番大切なペットの健康を守ることができなくなるでしょう。動物病院で一般的なマナーを守ることは、他の飼い主さんやスタッフさんと良い関係を築き、ペットの健康を守るということにつながるとても大切なことです。何気ないマナーでも、少し意識するだけで、良い関係が築けるものです。

2)注意したい動物病院でのマナー 準備編

1.事前に連絡を

意外に思われるかもしれませんが、動物病院に来院する前にきちんと連絡を入れるというのも、マナーのひとつです。

事前に連絡を入れておくことで、動物病院もそれに合わせて準備をしてくれます。かかりつけの病院でない時には特に、症状や年齢などを伝えておくことでスムーズに診察を受けることができます。

どんな理由で、いつ頃行くのかを前もって電話などで伝えておきましょう。

2.時間通りに飼い主が連れていく

事前に連絡をしていたのなら、その診療時間をきちんと守るようにしましょう。

緊急の場合を除いては予約となりますので、時間を守ることで他の飼い主さんや病院スタッフにも迷惑をかけずに済みます。きちんと行かなければ、十分な時間が取れず、治療や検査などが遅れてしまうこともあるからです。

また、動物病院に行く際には、ペットのことをよく知っている飼い主さん本人が連れて行くことが大切です。

3.出発前にペットも準備を

クレートの中のパピヨン事前にトイレをおうちで済ませてから、普段リードをしていない子でもきちんとリードをしてから動物病院に行きましょう。
また時間に余裕があれば、ブラッシングをして毛を撒き散らさないように配慮することも大事なマナーの一つです。

普段はおとなしいペットも、動物病院という独特の雰囲気では、興奮してしまうこともあります。猫の場合は、キャリーバッグに入れるなど落ち着けるような環境作りがポイントです。

4.血便や血尿は採取して持っていく

血尿や血便などは、少量でかまいませんのでビニール袋などに採取して現物を持っていきましょう。
現物をもっていくことで、原因の究明や検査の時間が大幅に短縮されます。一刻を争う病気の場合もあるので、必ず準備して持っていってください。

3)注意したい動物病院でのマナー 動物病院内編

1.待合室

待合室ではウロウロ動けないよう、リードを短めに保ちましょう。落ちたり、他の飼い主さんを傷つけてしまう可能性があるので、椅子などに乗せないように注意します。

オヤツを勝手に上げない

病院の待ち時間で、ペットの気を紛らわすためにオヤツを与えるのは良い方法の一つです。オヤツがもらえることで、ペットが動物病院に行くことを嫌いにならないからです。

ただし、よそのペットに勝手にオヤツをあげないようにしてください。オヤツを与えない方針の家庭もありますし、そのペットがそのオヤツにアレルギーを持っている場合もありえるからです。

他のペットとの接触を控える

キャリーケースの中のキジトラ動物病院には感染症にかかっているペットやワクチンを接種する前の子がいるため、ペット同士の接触を控えるように飼い主さん同士が制御するのも大切なマナーの一つです。猫や小型犬など小さなペットの場合は、キャリーバッグから出さないようにしてください。

時には外で待つ

興奮してしまい他の人に注意に迷惑をかけてしまうと感じる場合には、病院のスタッフに一声かけてから、外や車の中で待つということもできます。順番が来てから院内に入ることで、ペットのストレスを減らし、周囲の方に迷惑をかけずに済みます。

2.診察時

抱っこしてあげる

診察室では、緊張したり興奮することで予想外の動きをするペットもいます。動かないようにしっかりと安心できるように、抱っこすると良いでしょう。

不用意に声をかけない

処置をしている時には、動いたり甘えたりしないために不必要に声をかけてはいけません。声かけが必要な時には獣医さんからお願いされることがあるので、その際に行いましょう。何も言われていないのに声をかけてしまうと、動物病院での処置の邪魔になってしまうこともあります。


まとめ

大切なペットの健康を守ってくれる動物病院には、様々なマナーがあります。

ペットは、言葉で症状を伝えることができないため、飼い主さんが日頃から健康をチェックし、異変に気づくことはもちろん大切です。

そして、スムーズに効果的な診察や治療を受けるために、動物病院でのマナーをしっかりと守り、分からないことや心配事は相談できます。飼い主さん一人一人が、相手を思いやり、マナーを守ることで皆がスムーズに診察できるようにしましょう。

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