チャイニーズハムスターの飼い方!給餌・グッズ・注意点とは

チャイニーズハムスターをはじめ、ハムスターというのは非常に人気のある動物です。
とても小さくちょこちょこと動き回る姿は、見る人をとても幸せな気持ちにさせてくれます。

このハムスターの中でもチャイニーズハムスターは、ジャンガリアンハムスターなどに比べると、あまり馴染みがない種類だと思います。
それではこのチャイニーズハムスターと楽しく生活する上でどのようなものを準備すれば良いのか、ハムスターが健康的に長生きできるようにどんなことに注意すれば良いのかをご紹介していきます。

チャイニーズハムスターの紹介

1.チャイニーズハムスターとは

モンゴルキヌゲネズミ属に属しているネズミの一種で、日本ではモンゴルキヌゲネズミと呼ばれます。
ハムスターの中でも小型で、ジャンガリアンハムスターなどと同様にドワーフハムスターに分類されています。

2.原産国

南シベリアから中国北東部、朝鮮半島原産のハムスターです。

3.平均体長・平均体重

体長は約9-12cm、体重は約26-38gと体は小さめです。

4.名前のルーツ・歴史

チャイニーズハムスターは最初に捉えられたのが中国の北京です。
チャイニーズという名前の由来にもなっています。

そこから1959年にアメリカ合衆国に遺伝研究用といて持ち込まれるようになりました。
チャイニーズハムスターを使用した研究によって数多くの薬剤や治療法といったものが生み出されています。

5.平均寿命

平均的に2年から3年生きます。
ペットの寿命としては犬や猫と比較して短いですが、人間の年齢ですと80歳前後となるため、実際にはかなり高齢です。

チャイニーズハムスターの4つの種類と特徴

それではチャイニーズハムスターの種類についてご紹介します。
チャイニーズハムスターはどちらも毛の色によって種類が違います。

1.ノーマル

まずノーマルです。
背中の部分は茶色で黒い帯状の模様が見られるのが特徴です。
お腹周りだけが白い色の毛に覆われています。

2.シルバー

シルバーはノーマルに比べると背中の茶色い部分の色が薄く、灰色掛かっておりペットショップなどでも多く見られるのがこちらのタイプです。
チャイニーズハムスターといえばこの色と言えるのではないでしょうか。

3.パイド

パイドは全身の色はノーマルと同じようないろをしていますが、背中がぶち模様になっているのが特徴です。
非常に珍しい種類になります。

4.ホワイト

ホワイトは顔から体にかけてすべて白色になっており、目は黒色をしています。
赤い目をしたアルピノもいますが、このアルピノとは全くことなる種類になります。

白色はいかにもネズミのような印象が強くなりますので、一般家庭においてはあまり飼育されることが少ないと言われています。
人気のない種類に分類されます。

チャイニーズハムスターの飼育に適している人の特徴とは

ハムスターといえばゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスターが最も知名度が高いのですが、こちらのチャイニーズハムスターも近年では知名度が高くなりつつあります。

もちろんゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスターに比べると人気という点においては劣るのですが、チャイニーズハムスターにしかない魅力がいくつかあります。

まずその知能の高さです。
数多くいるハムスターの中でもトップクラスの知能を持っており、トイレを教えたり懐かせるということを考えるとチャイニーズハムスターがおすすめです。

初めてハムスターを飼育する人や、ハムスターを懐かせて家族として生活を送りたい方におすすめです。

飼育する場合の初期費用・入手方法

チャイニーズハムスターを飼育する場合には、最低限必要なものがいくつかあります。
チャイニーズハムスター自体は、1,000円から2,000円程度で購入することができます。

次にハムスターを飼育するケージを準備しますが、ケージは様々な種類がありますのでどのくらいの大きさのチャイニーズハムスターを購入するのか、1匹で飼育するのか、それとも多頭飼いをするのかによっても選ぶケージの大きさは変わってきます。
小さなものであれば2,000円前後ですが、大きなタイプになると5,000円以上の価格のものもあります。

ケージを準備したらその中に敷く床材を購入します。
床材は新聞紙で対応することもありますが、新聞紙を使用するとおしっこをした時などの処理が大変になります。
快適性という点においては、新聞紙よりも木くずや藁などを使用した方が良いでしょう。
餌入れはできるだけ準備しておくようにしてください。

餌入れはできるだけ陶器のものをおすすめします。
プラスチック製のものなどは軽すぎてハムスターが上に乗った時に、餌入れがひっくり返ってしまいます。
陶器製のものであればそのようなこともありませんので、ケージ内が無駄に汚れてしまうことはありません。

そして餌は野菜などをはじめ、専用のフードやひまわりの種などを準備しておきます。
これら全てを揃えると最低でも5,000円から10,000円程度の費用はかかります。

飼育に必要な3つのグッズとは

チャイニーズハムスターを飼育する場合には前述したように必要最低限のものだけではなく、あるとさらにハムスターが快適に過ごせるものもあります。

1.回し車

回し車はハムスターといえば!というアイテムです。
丸いタイヤのようなものの中をハムスターが走って回すおもちゃです。
ハムスターが走り続ける限り止まることはありませんので、運動不足を解消するのでとても重要なアイテムです。

狭いケージの中でただ歩き回るだけではなく、このような回し車があると楽しく生活を送ることができます。

2.ハウス

基本的に床材に穴を掘るなどして巣を作りますが、そこまで大量の床材を入れてしまうとケージ内から床材が溢れ出してしまうことがあります。
そのため、ハウスを準備しておくことで寝床を簡単に作ることができます。

狭い場所が好きなハムスターにとって、ハウスはとても重要なリラックスゾーンになります。

3.砂浴び場

専用の砂浴び場を準備してあげるのもおすすめです。
ハムスターはとても綺麗好きな動物ですので、頻繁に毛づくろいを行います。
また砂浴びをすることによって、体を綺麗な状態に維持するのです。

体が不衛生な状態だとハムスター自身が非常にストレスを感じてしまいますので、砂浴び場を準備してあげることでストレス解消にも役立ちます。

チャイニーズハムスターの餌の主な3種類と正しい与え方

チャイニーズハムスターは専用のフードを主食として与えて、副食として果物や野菜を与えるというのが基本になります。

1.ペレット

ペレットを与えることで様々な栄養分をバランス良く摂取させることができます。
専用のフードを与えるだけでもある程度栄養は必要なだけ取ることはできるのですが、新鮮な食べ物を与えることによってビタミンやミネラルをしっかりと補給することができます。

2.野菜類

キャベツ、ニンジン、じゃがいもなどといった野菜を与えてください。

3.動物性タンパク質

動物性のタンパク質の必要な栄養源になりますので、にぼしやチーズなども与えてあげてください。

ハムスターといえばひまわりの種を連想する方も多いと思います。
確かにハムスターはひまわりの種が大好きですが、人間に例えればひまわりの種一粒はステーキ肉一枚分に相当するだけのカロリーがあるのです。

ひまわりの種を大量に与えていると、気がついた時には肥満体質になってしまい様々な病気を発症する原因になってしまいますので、健康を考えてあげるのであればやはりひまわりの種は控えるようにすべきです。

これはチャイニーズハムスターだけではなく、ゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスターなどのように人気の品種において共通する部分になりますので、食べ物の与え方や与えるものについては十分注意をしておくようにしてください。

チャイニーズハムスターに多い3種類の病気

チャイニーズハムスターを含むハムスターというのは小動物なので、病気にかかると簡単に命を落としてしまいます。
そのようなことからもハムスターを飼育しようと思ったのであればまずはハムスターのかかりやすい病気についてしっかりと知識を増やす必要があるのです。

1.アレルギー皮膚炎

ハムスターはアレルギー皮膚炎にかかりやすくなります。
アレルギーが発症するのは敷き詰めているウッドチップや床材の場合もありますし、エサが原因になることもあります。

つまり同じ種類のハムスターだとしても、どのようなものに対してアレルギー皮膚炎を発症するのかというのは大きく違いがあるのです。

2.腫瘍

ハムスターが発症しやすい病気として最も多いのが腫瘍です。
腫瘍とはいっても良性のものと悪性のものとがあります。

悪性の腫瘍はそのまま癌になりやすいですので、注意をしなければなりません。
食生活や生活習慣といったものが原因となることもありますが、ストレスは特に悪性腫瘍を作る原因になりやすいですので、できるだけストレスをかけないように飼育してあげることが重要になるのです。

3.ニキビダニ症

ニキビダニ症を発症すると毛が薄くなって、その下にある皮膚が乾燥してフケのようなものが出てきます。
非常に強い痒みを感じるようになりますので、症状が出るとハムスターは自分の体をかきむしったり場合によっては噛んで血が出ることもあります。

ハムスターはとても小さな体をしているので、ちょっとしたことも大きなストレスになった体調も目まぐるしく変化します。
昨日まで元気だったのに、翌朝には急にぐったりとして動かなくなっているということもあります。
少しでも異変を感じた場合には、できるだけ早く病院に連れて行ってあげてください。

飼育するうえで特に注意する2つのこと

チャイニーズハムスターを飼育する上で注意すべきポイントが2つあります。

1.高い場所に上りやすい

チャイニーズハムスターは非常に運動能力が高く、特に高低差のバランス感覚が極めて高いのです。
そのため元気いっぱいに動き回りますし、高い場所が大好きです。
少しでも足が引っかかる場所があれば、どんどん上に登っていきますので最も脱走しやすいハムスターだと言えます。

そのような理由からも一般的なケージで飼育するよりも、水草などを利用して飼育する方が安全です。
ケージによじ登ってそのまま落下して大怪我をしてしまうこともありますので、よじ登ることができない水槽が効果的なのです。
ただし水槽型ケージというのは通気性が良くありませんので蓋をする場合にはできるだけ通気性の良いものを選択するようにしてください。

また万が一落下してしまった時のために、床材は少し多めに敷き詰めてあげると安心です。
活発が故に怪我をしやすいですので、その点については注意をしておいてください。

2.睾丸が大きくなる

チャイニーズハムスターのオスは、他のハムスターと比べて睾丸がとても大きく発達しやすいのです。
そのため腫瘍なのではないかと病院に連れて行くこともありますが、チャイニーズハムスターのオスは睾丸が大きくなるのが当たり前ですので慌てないようにしてください。
この睾丸の大きさで腫瘍と間違うのは素人だけではなく、プロである獣医でも間違うことがあるくらいなんですよ。

チャイニーズハムスターを飼育する魅力や喜びとは

チャイニーズハムスターがハムスターを飼育したことがない人でも気軽に飼育できるとても飼いやすい種類です。
しっかりと懐いてくれますので、毎日愛情かけてお世話をしてあげれば掌の上で眠ったり、お腹を見せて気持ちよさそうにリラックスしてくれることもあるでしょう。
ハムスターの可愛さを味わいたいという方は、チャイニーズハムスターがおすすめですよ。


■まとめ

チャイニーズハムスターはその見た目通りに極めて素早く動き周りますし、運動神経も抜群です。
ペットショップでもとても元気いっぱいに走り回る姿が魅力的だと感じるかもしれませんが、飼育する場合には常に脱走のリスクを考えておかなければなりません。
ほんの僅かでも爪のかかる部分があればそれを頼りにゲージから逃げ出してしまうほどの運動能力を持っています。
これまでにハムスターを飼育したことがない人はその動きの素早さを楽しめるかもしれませんが、脱走をしてしまわないように十分に注意して飼育しなければなりません。

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この記事を書いた人

YOKO

YOKO

ペットナビの管理人のYOKO(男)です。
動物好きで犬や猫はもちろん、ウサギやハムスター、多くの昆虫などを飼ってきた経験があります。少しでも動物を飼いたい方のためになる情報を紹介したいです。

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