【犬種】ウェルシュ・コーギー・ペンブロークとは?性格の特徴と飼い方やしつけのコツ

寝そべったコーギー

胴長短足の可愛らしい見た目なのに、意外に活発なウェルシュ・コーギー・ペンブローク。古くからイギリス王室との関わりが深いことでも知られています。
今回はそんなウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格と飼い方、しつけのコツについて紹介します。



ウェルシュ・コーギー・ペンブロークとは?

1. ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの紹介

横を向いたコーギーの子犬ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの原産地は、イギリスです。
体は力強く頑丈で、元々はイギリスの農家で牧畜犬として飼われていました。そのときの習慣が残って、牛に尻尾を踏まれないように断尾されているのが一般的です。

2.平均体高・平均体重

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの平均体高は、約25~30cmです。
平均体重は、オス10kg~12kgメス9kg~11kgの小~中型犬です。

3. 簡潔な歴史

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、1107年頃までさかのぼる古い犬種です。
祖先犬は、フランドル地方の織工がウェールズに移住した際連れてきた説、ヴァイキングが活躍していた頃にスウェーデンの犬がこの地に残った説があるようです。
また、イギリス王室との関わりが深く、ヘンリー2世やエリザベス女王などにロイヤルドッグとして可愛がられていました。
ちなみに別犬種のウェルシュ・コーギー・カーディアンは、ペンブロークよりさらに歴史が古くルーツも異なるとされています。

参考:https://www.jkc.or.jp/modules/worlddogs/entry.php?entryID=23&

4.名前のルーツ

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの名前のルーツは、イギリスウェールズ地方のペンブロークシャー州で飼われていたことに由来しています。
コーギーはウェールズ語で「小さな犬」を意味します。
英語では「Welsh Corgi Pembroke」と表記します。

5.日本で飼育されている数

日本で飼育されているウェルシュ・コーギー・ペンブロークの飼育数ですが、血統書を発行しているジャパンケネルクラブの2017年の犬種別犬籍登録頭数を調べてみると5,283頭です。
犬全体の登録数が295,910頭ですから、全ての犬種に占めるウェルシュ・コーギー・ペンブロークの割合は約1.7%、犬種別では11位と人気の犬種です。

6.飼いやすさの目安

ウェルシュ・コーギー・ペンブローグの飼いやすさの目安を紹介します。

社会性・協調性がある ★★★★☆4
健康管理がしやすい ★★★☆☆3
初心者向き ★★★★☆4
噛み癖がつきにくい ★★★☆☆3
訓練されるのが好き ★★★★☆4
物覚えがいい ★★★★☆4
飼い安さの目安:22/30

種類の違いはあるの?ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのタイプ

1.毛色

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの毛色は、レッド、セーブル、フォーン、ブラック&タン、ブラック&タン&ホワイトのトライカラーなどがあります。

2. 被毛のタイプ

被毛は犬種基準では短めの直毛が好ましいとされています。まれにウエーブがかったりフラッフィと呼ばれる長毛の個体がいますが、家庭犬として飼うには全く問題はありません。

ペットショップでの購入価格

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの購入価格の相場は10~30万円です。

  • 混合ワクチン……16,000円
  • 狂犬病予防接種… 3,500円
  • 健康診断………… 3,000円
  • 畜犬登録………… 3,000円
  • 飼育グッズ………30,000円
初期費用は155,000〜355,000円

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理解してあげよう!ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格の3大特徴って?

1. 作業熱心

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは賢く作業熱心なので、何か仕事を与えてあげると喜びます。訓練性が高いので、しつけやトレーニングにも一生懸命に取り組みます。

2.人懐っこい

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、好奇心が強く人懐っこい性格です。ほどんどの場合、社交的なので他人や他の犬とも仲良く出来ます。

3. 警戒心

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、縄張り意識が強く勇敢なので番犬の素質を持っています。時々警戒して大きな声で吠えるため、マンションに住んでいる人は検討の必要がありそうです。

性格の違いはあるの?ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのオスとメスでの性格の違い

1.オス

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのオスは、メスに比べて子供っぽくやんちゃですが、愛情深くフレンドリーな傾向があります。

2.メス

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのメスは、オスに比べて独立していて、比較的落ち着いた傾向があります。

どんな人が向いている?ウェルシュ・コーギー・ペンブロークを飼う人に向いている3つのポイントとは

1.意志の強い人

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、気が強くて大胆な性格をしています。そのため意志が強くて、堂々としているタイプの飼い主さんに向いているでしょう。
そして最後まで責任を持ってしつけが出来る人でなくてはいけません。

2. アクティブな人

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、運動量が多く機敏に動けるのでアクティブでアウトドア好きな人に最適です。
逆に、室内でおとなしくしている犬が欲しい人にはオススメしません。

3.田舎暮らしの人

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークには、運動するのに十分広いスペースが必要です。どちらかというと都会暮らしよりも、田舎でのびのびとした生活を送るほうが向いているようです。

ここがポイント!ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのしつけの3つのコツとは?

1.早くから

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、家畜の足を噛んだり吠えて知らせることで仕事をしていたため、遺伝的にそれらの性質が残っていることがあります。
噛む力が強いので、特に噛み癖がつかないように早めに対処しておきましょう。

2. 一貫したしつけ

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、賢い犬種ですが独立した考えを持っています。むやみにしつけしようとしても言うことを聞いてくれません。
お互いの信頼関係を築きながら、一貫性のあるしつけを行ってみて下さい。

3.ゲーム感覚で

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、一緒に運動やゲームをしながら行う、楽しくてポジティブなしつけに向いています。その際、見下されないように主導権は必ず飼い主が握るようにしましょう。

要注意!飼育する場合に特に注意する3つのこと

1. 運動

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、体力と知力の両方を使うゲームやトレーニングに向いています。退屈すると問題行動を起こしがちなので、散歩は長めに行いましょう。
散歩時間の目安は1日2回、30分から1時間くらいです。

2. 食事

元々ずんぐりした体型のウェルシュ・コーギー・ペンブロークですが、食べ物の執着心が強いので太りやすい傾向にあります。
椎間板ヘルニアなどの病気のリスクを減らすためにも、適量でバランスの良い食事を心がけましょう。

3.抜け毛

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの被毛は、短毛ですがダブルコートでアンダーコートが多めです。特に年に2回の換毛期には、かなりの抜け毛があるので頻繁に掃除が必要です。
対策としてはブラッシングをマメに行うのが効果的です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークが気をつける病気

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1.股関節形成不全

股関節形成不全はウェルシュ・コーギー・ペンブロークで気をつけたい病気です。発症すると歩行に支障をきたしてしまうので、普段から歩き方を観察して、何か異変を感じたら病院で診察してもらうようにしましょう。

2.椎間板ヘルニア

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークに限らす、椎間板ヘルニアは胴長の犬種に多い病気です。防止策としては、段差を無くす、床に滑り止めを敷く、ジャンプなど腰に負担のかかる運動を避けるようにしましょう。

3.皮膚疾患

皮膚疾患はウェルシュ・コーギー・ペンブロークの比較的かかりやすい病気の1つです。定期的なブラッシングやシャンプーで皮膚を清潔に保つことが予防に効果的です。

4.フォンウィルブランド病

フォンウィルブランド病は、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークで気をつけたい病気です。フォンビルブランド因子の異常が原因で、遺伝性の止血異常を起こします。

初診料:500~1,500円  
膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
椎間板ヘルニア(投薬治療)5,000~数万円程度/回
(外科手術)20~50万円程度、入院は7日間程度
レーザー照射:4,000円程度/回
絶対安静入院:15,000円程度/日
皮膚炎:平均15,000円/初診
皮膚炎:3~5万円

 

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの平均寿命

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの平均寿命は12〜14年くらいです。

参考までに小型犬の平均寿命ですが、だいたい14歳くらいです。

しかし、あくまでも平均寿命ですので、健康管理をしっかりと行って愛情深く接していけばもっと長く生きることも可能でしょう。
今回紹介した病気や普段の食事(ドッグフード)に気をつけることで、寿命はもっと長くなります。
このページの下のほうで、小型犬にオススメのドッグフードを紹介していますので、気になる方はご確認ください。

人間とウェルシュ・コーギー・ペンブロークの年齢比較表

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク 人間
新生児期 1ヶ月 1歳
社会化期 3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
成長期 9ヶ月 13歳
1歳 15歳
成犬期 2歳 24歳
4歳 32歳
6歳 40歳
8歳 48歳
9歳 52歳
シニア期 10歳 56歳
12歳 64歳
14歳 72歳
16歳 80歳
18歳 88歳
20歳 96歳

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの年齢計算式

小型犬は、2歳の時点で人間に換算すると24歳になり、3年目以降は1年に4歳分の歳を取ります。
計算式では下記の形になります。

年齢 = 24+(犬の年齢-2年)×4

 

ペットにする喜び、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークを飼う魅力とは

1. 愛嬌たっぷり

胴長短足のウェルシュ・コーギー・ペンブロークが、ちょこちょこお尻を振るように歩く姿はとても愛嬌があります。表情も豊かなので一緒にいると癒されます。

2. 大型犬並みのパワフルさ

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、小さいながらも大型犬並みのパワフルさがあります。愛犬とアクティブに過ごしたいけれど、住宅事情などで大型犬を飼うのを諦めていたという人でも満足出来るはずです。


まとめ

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの原産地はイギリスで、体高は約25~30cm、平均体重はオス10kg~12kgメス9kg~11kg。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの毛色のタイプは、レッド、セーブル、フォーン、ブラック&タン、ブラック&タン&ホワイトのトライカラーなど、被毛は直毛短毛でまれにウエービーや長毛の個体がいる。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格の3大特徴は、作業熱心、人懐っこい、警戒心。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのオスとメスでの性格の違いは、オスはやんちゃで愛情深い、メスは独立して比較的落ち着いている。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークを飼う人に向いている3つのポイントは、意志の強い人、アクティブな人、田舎暮らしの人。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのしつけの3つの重要ポイントは、早くから、一貫性、ゲーム感覚で。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの飼育に関しての3つの注意点は、運動、食事、抜け毛。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークが気をつける病気は、股関節形成不全、椎間板ヘルニア、皮膚疾患、フォンウィルブランド病。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの平均寿命は12〜14年。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークを飼う魅力とは、愛嬌たっぷり、大型犬並みのパワフルさ。

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