【犬種】ジャック・ラッセル・テリアとは?性格の特徴と飼い方やしつけのコツ

テレビや映画などのメディアに登場して人気を集めているジャック・ラッセル・テリア。小さくて可愛い見た目なのにとてもパワフルな犬種です。
今回はそんなジャック・ラッセル・テリアの性格としつけのコツ、かかりやすい病気やおすすめのフードについてご紹介します。



ジャック・ラッセル・テリアとは?性格の特徴と飼い方やしつけのコツ

ジャック・ラッセル・テリアとは

1. ジャック・ラッセル・テリアの紹介

遊んでほしそうなジャックラッセルテリアジャック・ラッセル・テリアの原産地は、「イギリス」です。ウサギやキツネ狩りのための猟犬として作られた犬種です。

ジャック・ラッセル・テリアは、血統書を発行しているジャパンケネルクラブの分類によるとグループ3(テリア種)の小型犬です。

※分類に関して詳しくは「犬の分類(グループ)とは?」をご覧ください。

2.簡単な歴史

ジャック・ラッセル・テリアは、1800年代ジョン・ラッセル牧師によってキツネ狩りのために作り出されました。

その後、オーストラリアに渡り「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と交配し、短脚で胴長、性格がやや温厚になったのが現在主流のジャック・ラッセル・テリアだといわれています。

ジャック・ラッセル・テリアと品種改良の途中で分かれた「パーソン・ラッセル・テリア」と見た目は非常に似ていて、パーソン・ラッセル・テリアのほうが体高が高く脚長、性格は攻撃性が高く原種に近いです。

3.名前のルーツ

ジャック・ラッセル・テリアのルーツジャック・ラッセル・テリアの名前のルーツは、ジョン・ラッセル牧師の名前ジャック(ジョンの愛称)ラッセルに由来しています。
ジャック・ラッセル・テリアの英語表記では「Jack Russell Terrier」となります。略してJRTと表記されていることがあります。

4.平均体高・平均体重

ジャパンケネルクラブでは、ジャックラッセルテリアの理想体高は、オスメスともに25〜30cmとされています。※体高とは犬の肩までの高さです。

体重は、身長 5cmあたり1kgに相当します。つまり5〜6kgが理想体重です。

ジャック・ラッセル・テリアは小型犬に分類されます。

  • 平均体高:25〜30cm
  • 平均体重:5〜6kg

ジャックラッセルテリアと人の比較

150cmの女性との比較

5.日本で飼育されている数

日本で飼育されているジャック・ラッセル・テリアの飼育数ですが、血統書を発行しているジャパンケネルクラブの2017年の犬種別犬籍登録頭数を調べてみると3,653頭です。

犬全体の登録数が295,910頭ですから、全ての犬種に占めるジャック・ラッセル・テリアの割合は約1.2%、犬種別では16位となかなか人気の犬種です。

6.飼いやすさの目安

ジャック・ラッセル・テリアの飼いやすさの目安を紹介します。

社会性・協調性がある ★★★☆☆3
健康管理がしやすい ★★★★☆4
初心者向き ★★☆☆☆2
噛み癖がつきにくい ★★★☆☆3
訓練されるのが好き ★★★★☆4
物覚えがいい ★★★★☆4
飼いやすさの目安:20/30

ジャック・ラッセル・テリアの購入価格

ジャック・ラッセル・テリアのペットショップでの購入価格の相場は20~35万円ほどです。

性別、年齢、毛色、血統などにより幅があります。

  • 混合ワクチン……16,000円
  • 狂犬病予防接種… 3,500円
  • 健康診断………… 3,000円
  • 畜犬登録………… 3,000円
  • 飼育グッズ………50,000円
初期費用は255,000〜405,000円

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ジャックラッセルテリアの子犬

ジャック・ラッセル・テリアのタイプ

ジャック・ラッセル・テリアの毛色は、ホワイト&タンを主流として、ホワイト&ブラックやホワイト&ブラック&タンなどのトライカラーもあります。
それとは別に毛質によって以下の3種類に分けられます。

1.ラフコート

ラフコートは少し長めで手触りの粗い、ややカールした毛質が特徴です。テリアらしい外見をしています。

ラフコートのジャックラッセルテリア

ラフコートのジャックラッセルテリア

2. スムースコート

スムースコートは1cmくらいまでの短くてなめらかな毛質です。3種類の中で一番抜け毛が多いのでマメにブラッシングが必要です。

雪とジャックラッセルテリア

スムースコートのジャックラッセルテリア

3.ブロークン

ブロークンは短毛と長毛の両方がミックスされています。顎下(あごした)など部分的に長い毛が見られることがあります。

毛の長い白いジャックラッセルテリア

ブロークンコートのジャックラッセルテリア

ジャック・ラッセル・テリアの性格の3大特徴

1. 活気がある

ボールと遊ぶジャックラッセルテリアジャック・ラッセル・テリアは、可愛い見た目からは想像がつかないほど活気があり元気いっぱいなのが特徴です。とにかくアクティブで機敏、多くの運動量を必要とします。

2. 勇敢

ジャック・ラッセル・テリアは猟犬の性質から、勇敢で大胆不敵な性格をしています。それでいて注意深く冷静な面もあります。

3. フレンドリー

ジャック・ラッセル・テリアは、好奇心旺盛で遊び好きな性格なので、初対面でも他人や他の犬に対してフレンドリーです。

ジャック・ラッセル・テリアのオスとメスでの性格の違い

ジャック・ラッセル・テリアのオスとメスでは、一般的に以下の性格の違いがあるといわれていますが、どちらかというと個体差のほうが大きい犬種です。

1.オス

ジャック・ラッセル・テリアのオスは、メスに比べて愛情深く、優しい傾向があります。

2.メス

ジャック・ラッセル・テリアのメスは、オスに比べて独立心が高く、落ち着いた傾向があります。

ジャック・ラッセル・テリアのしつけの3つのコツ

1. 社会化

今にもうなりそうなジャックラッセルテリアジャック・ラッセル・テリアに限らず他の犬種にもいえることですが、早いうち(生後4ヶ月くらいまで)に散歩に出かけて、外の刺激に慣れさせる社会化訓練をすることがとても大切になります。
社会化をしっかり行うことで、今後のしつけや問題行動にも大きく影響してきます。

ジャック・ラッセル・テリアのしつけのこつ2. 信頼関係

ジャック・ラッセル・テリアには、飼い主がリーダーであると強く認識させることが大切です。アイコンタクトが取れるように意識しながら、お互いが信頼出来るような関係を築いてください。
そして、いざというときには飼い主がコントロール出来るようにすることが重要なポイントです。

3. 咬みつき

ジャック・ラッセル・テリアは、狩りをする際に獲物を咬んで押さえつける役目をしていたので、顎の力が強くて手を咬まれると大変危険です。

咬んでも良いおもちゃなどで、咬みついては止めさせるという訓練が繰り返し必要になります。
自信がなければプロのアドバイスを受けることをオススメします。

首輪を噛むジャックラッセルテリアの子犬

ジャック・ラッセル・テリアの飼育で注意する3つのポイント

1. 多頭飼いや他のペットとの相性に注意

ジャック・ラッセル・テリア同士では、性別問わず流血レベルのケンカになることがありますので、多頭飼いには注意が必要です。

他のペットとの相性にも注意してください。

2.運動

散歩の目安としては体力に合わせて1日朝夕30分ずつ、思いきり走ったりボールを使ったりと好奇心を刺激するような運動を取り入れると良いでしょう。
運動不足にならないように、満足出来る程度の運動量が必要です。

3. ストリッピング

ブロークンとラフコートのショードッグは、硬く綺麗な被毛を保つために、道具や手を使って毛を抜く「ストリッピング」や「プラッキング」をします。
しかし皮膚が弱い場合はオススメできません。
一般の家庭犬として飼う場合は、通常のトリミングだけで十分です。
ストリッピングは絶対必要というわけではありません

ジャック・ラッセル・テリアを飼うのに向いている人

1.パワフルな小型犬が欲しい

散歩中のジャックラッセルテリアジャック・ラッセル・テリアは小型ですが、体力は大型犬並みといわれています。住宅事情などで大型犬をあきらめている人でも満足出来るくらいのパワフルさがあります。

2.しつけの熟練者

ジャック・ラッセル・テリアは、しつけによって左右される犬種で、初心者にはオススメ出来ません。適切なしつけを行える熟練者に向いています。

3.一緒に活動的に過ごせる

ジャック・ラッセル・テリアは活発で、運動不足や刺激が少ないと問題行動が増えるようになります。静かに家の中だけで飼育したい人や、家を空けることが多い人には向いていません。

ジャック・ラッセル・テリアが気をつけたい病気

ジャック・ラッセル・テリアを含むテリア系がかかりやすいと言われている代表的な病気をご紹介します。

1.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

小型犬に多いと言われている病気です。膝蓋骨(しつがいこつ)とは後ろ足のお皿のことで、遺伝または外部から大きな力が加わることにより、ヒザのお皿がずれてしまう病気です。発症した場合、外科治療が必要になります。

フローリングなど滑りやすい床でとくに怪我しやすいので、そういった点の対策を忘れないようにしましょう。

2.糖尿病

糖尿病はシニア期に発症の多い病気ですが、若年時にみられることもあります。太り過ぎないように食事や運動に気をつけるようにしましょう。予防法としては、1回の食事の量を与えすぎない、回数を分けるなどです。

3.レッグ・ペルテス病

大腿骨の一部で欠陥の損傷が起き、悪化すると壊死してしまう病気がレッグ・ペルテスです。後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を引きずったり、痛がったりします。1歳以下の小型犬によくみられる病気で、原因ははっきりとは不明ですが、遺伝の可能性があります。

原因が不明で効果的な予防がありません。普段から歩き方を観察し早期発見につとめましょう。足を引きずったり、足に力が入らないなどの初期症状が見られたら、早めに動物病院に連れていきましょう。

早期であれば内科治療を行いますが、進行すると外科的治療となります。外科治療では麻酔のリスクや手術・入院と非常に費用がかかります。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
糖尿病:1~3万円/月
レッグ・ペルテス病:15~35万円

ジャック・ラッセル・テリアの平均寿命

下を出したジャックラッセルテリアジャック・ラッセル・テリアの平均寿命は13~16年くらいです。小型犬の中では長寿の部類に入ります。

参考までに小型犬の平均寿命ですが、だいたい14歳くらいです。

今回紹介した病気や普段の食事(ドッグフード)に気をつけてることで、寿命は長くなります。

ジャック・ラッセル・テリアにオススメのペット保険

ジャック・ラッセル・テリアは、元気な犬種なのでケガをしやすい傾向があります。また皮膚が弱いので皮膚病になりやすい犬種です。

ケガをしやすいということは、ペット保険に入るのは必須です。

ただ、ジャック・ラッセル・テリアのペット保険選びには、『安さ』以外に重視したい点があります。

ジャック・ラッセル・テリアがかかりやすい病気に「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」がありますが、多くのペット保険では膝蓋骨脱臼は保険の対象外なんです。

膝蓋骨脱臼になりやすいのに保険の対象外では保険に入る意味がありません。

そこでオススメなのが『PS保険』です。

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『PS保険』では膝蓋骨脱臼がしっかり保険対象!

しかも他の保険のように診断書や血統書、体毛といったものがなくても、インターネットで簡単に申し込めるのもポイントです。

月々の保険料も安いので、『PS保険』が気になった方は公式サイトでぜひ資料をご請求ください。

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人間とジャック・ラッセル・テリアの年齢比較表

ジャック・ラッセル・テリア 人間
新生児期 1ヶ月 1歳
社会化期 3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
成長期 9ヶ月 13歳
1歳 15歳
成犬期 2歳 24歳
4歳 32歳
6歳 40歳
8歳 48歳
9歳 52歳
シニア期 10歳 56歳
12歳 64歳
14歳 72歳
16歳 80歳
18歳 88歳
20歳 96歳

ジャック・ラッセル・テリアの年齢計算式

ジャック・ラッセル・テリアは、2歳の時点で人間に換算すると24歳になり、3年目以降は1年に4歳分の歳を取ります。
計算式では下記の形になります。

年齢 = 24+(犬の年齢-2年)×4

ジャックラッセルテリアの動画

ペットにする喜び、ジャック・ラッセル・テリアを飼う魅力とは

1. 訓練性の高いテリア

ジャック・ラッセル・テリアは、テリア種の中でも明るくて訓練性が高いといわれています。
訓練が好きな人なら、アジリティーやボールを使った競技などに挑戦するなど、色々な可能性が広がります。

2. お茶目な可愛さ

ジャック・ラッセル・テリアは頭の良い犬種ですが、いたずら好きで少々ずる賢い面があります。
しかし、そういったお茶目なところや、めげない明るさがジャック・ラッセル・テリアの魅力なのです。



まとめ

草の中のジャックラッセルテリア

ジャックラッセルテリアの性格の3大特徴は、活気がある、勇敢、フレンドリー。

ジャック・ラッセル・テリアのオスとメスでの性格の違いは、オスは愛情深く優しい、メスは独立心が高く落ち着いた傾向。

ジャック・ラッセル・テリア飼う魅力とは、訓練性の高いテリアであること、お茶目な可愛さ。

英語表記 Jack Russell Terrier
愛称 ジャックラッセル
原産国 イギリス
サイズ 小型犬
体高 25cm~30cm
体重 5~6kg
毛質 ラフコート
スムースコート
ブロークンコート
寿命 13〜16歳
価格 10〜20万円

参考文献

ジャックラッセルテリアの動画

"Stanley" The Jack Russell Terrier- HOME ALONE

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