【ネコ】「オシキャットの性格の4大特徴って?飼育のコツと注意点について」

ヒョウ柄の被毛と長い尻尾が特徴的なオシキャット。
見た目がワイルドなだけに、どんな性格でどのような飼い方をしたらいいのか気になっている方も多いのではないでしょうか。そんなオシキャットの飼育のコツや注意点など調べてみました。



オシキャットの紹介

ヒョウ柄の被毛と長い尻尾が特徴的なオシキャット。
見た目がワイルドなだけに、その性格と鳴き声のギャップに心奪われる飼い主さんが多いようです。

そんなオシキャットについてご紹介します。

1.オシキャットとは

アメリカ合衆国原産のオシキャットはアメリカに昔からいた土着猫ではなく、近年になって交配されて誕生した猫種になります。

不思議なことに、ブラウンスポットのオシキャットは何の血縁もないのに、体つきもがっしりと筋肉質で毛には光沢がありサテンのような手触りで、被毛の色が似ていることからベンガル猫と間違えられるようですが、血縁関係はありません。

また、面白いことにオシキャットは生活するお国柄によって顔立ちが違うようです。
原産国のアメリカやその他の海外にいるオシキャットはキリッと凛々しく、日本に住むオシキャットは丸みのある顔で柔らかい表情をしているそうですよ。

2.平均体重

筋肉質のしっかりした体で、中型からやや大型のセミフォーリンタイプです。
オスで5.0kg~7.0kg、メスで3.0kg~5.5kgとなっています。これは、一般的な猫の平均体重とほぼ同一の体重となっています。

3.名前のルーツ・簡潔な歴史

「オシキャット Ocicat」と言う名前は「山猫」という意味の「オセロット」と「交配を繰り返した結果生まれた猫」という意味の「アクシキャット」を合わせて名付けられました。
オシキャットの第一号が誕生したのは1964年と、比較的新しい猫種になります。
誕生のきっかけは、ミシガン州バークレーに住んでいたダリーという女性が、アビシニアンとシャムを交配させて誕生しました。

その後しばらくしてアメリカン・ショートヘアと交配させた猫種が現在に至るオシキャット種の原型となり、1966年に正式登録されました。

4.日本で飼育されている数

日本ではあまり知られていないオシキャットは、数自体も少ないため日本での飼育数も詳しくは分かっていないのが現状です。

5.平均寿命

オシキャットの平均寿命は12歳~15歳と言われています。これは一般的な猫の平均寿命が15歳前後とほぼ一緒ですが、飼育環境や健康管理などによっては平均より長生きしてくれる可能性も考えられます。

6.気をつけるべき病気って?

・歯周病

オシキャットは歯肉炎にかかりやすい猫種です。
歯肉炎になる主な原因として、口の中に残り歯についた食べかすが歯垢になり、そのまま次の食事・・・と、このサイクルで歯垢が歯石になって細菌の温床となり、口周りや口腔に炎症を起こしてしまいます。

人間と一緒で歯周病に気付かずにいると、口腔内の細菌が体へ侵入し、他の病気を引き起こす原因となりますので注意が必要です。
そうならないために歯肉炎予防を兼ねて、定期的な歯磨きや歯磨きの役割も果たしてくれるおやつを上手に活用するなどして対策をとってあげましょう。
猫の場合、一度歯周病を発症してしまうと完治させるのが難しいといわれていますので、子猫の時期から歯磨きの習慣を付けておくといいでしょう。

とは言え、あまり深刻にならず1日~2日に1回ほどを目安に定期的に歯を磨いてあげることで歯肉炎になるリスクを減らすことができますし、合わせて毎日与えるエサを変えるだけでも口腔内の環境は違ってきます。

・腎臓病

腎臓機能が75%失われると、尿として排泄される老廃物が体の中に残り様々な症状を併発します。
このように腎臓機能が低下した状態を腎不全とよび、その腎不全には「急性」と「慢性」の2つがあります。
急性腎不全の場合、その名の通り症状が出るのは突然ですので、下記のような症状がでたら早急にかかりつけの動物病院を受診するようにしましょう。

◎普段と違って急に食欲や元気がなくなる
◎尿が出にくくなったり回数が減った
◎突然の嘔吐や、嘔吐が続く

また、慢性腎不全の場合は症状がゆるやかに現れるので飼い主が気付きにくいことがあるようですが、普段の様子を把握して、ちょっとした変化を見逃さないことが大切です。
慢性腎不全の場合、水を飲む回数や一度に飲む量が増えることで排尿の量が増えます。(できれば、この段階で体調の変化に気づき病院で診察を受ければ、重篤な症状を防ぐ事ができると思います。)

排尿で失う水分の量が多くなると脱水症状を起こす原因になります。

脱水症状によって体内の水分量が減ると、同時に血液の量も減ってしまい、結果的に腎臓に流れ込む血液量も少なくなって尿を作る能力が低下するという、悪循環に陥ってしまうのです。

もし発見が遅れ、腎不全の末期症状になった場合、食欲が落ちることで急激に痩せ、腎臓としての機能が低下して自力で排泄ができないことにより老廃物が体中に溜まり「尿毒症」のように息も尿臭くなって、動くことができなくなってしまいます。

末期症状はあくまで飼い主が症状に気づかず放置していた場合と、稀ではありますが、腎不全は症状の進行具合によっては治療をしても完治には至らず、腎機能は低下していくことになります。

そうなると治療というより対処療法になり、下記のような方法があります。

◎機能低下をできるだけ遅くする
◎腎臓に負担を掛けない食事療法をする

これらと同時に、飲む水の量を増やす工夫を心がけ、消化吸収の良い食事内容に変えて体内に溜まる老廃物の量を減らすようにします。

・毛球症

オシキャットの被毛はシングルコートの短毛ですが、細くて柔らかい毛質のためグルーミングにより抜けやすいようです。
猫による個体差はありますが、猫は起きている間の約4分の1をグルーミングの時間に費やしているといわれています。
ザラザラした猫の舌に引っかかった被毛は消化されることなく便と一緒に排泄されますが、中には、定期的に溜まった毛球を口から吐き出すことで体外へと排出する猫種もいます。

便として排出したり、排便だけでは処理しきれずに吐き出す猫種がいたりと様々ですが、いずれにしても食欲や排便などが普段と変わらず元気であれば心配はいりません。

被毛をスムーズに排出できず胃の中に溜まってしまい、毛球状になった被毛が大きくなりすぎて、排便もできず吐き出すことも思うようにいかず、胃や腸などの消化気管に毛球がたまり、毛球症を引き起こす原因となります。

それにより食欲不振、便秘、腹部を触られると嫌がるなどといった普段と違う様子がみられるようでしたら、早目にかかりつけの動物病院を受診されることをおすすめします。

毛球症は毎日のブラッシングで防ぐことができますのでスキンシップを兼ねて是非、ブラッシングを心がけてほしいと思います。

7.ペットショップでの購入価格

ペットショップでは5~6万から販売されているようです。

オシキャットとベンガル猫の違い

見た目が似ているオシキャットとベンガル猫を簡単に見分けるポイントをご紹介します。

・被毛の模様とパターン

オシキャットの模様は斑点が散りばめられているような「スポット柄」のみです。
ベンガル猫に至っては特有のバラの花のような「ロゼット柄」、渦を巻いているような「マーブル柄」、斑点が散りばめられているような「スポット柄」のいずれかの模様をしています。

・毛色の種類

ベンガル猫はブラウンかシルバーの2色が主だった色味ですが、オシキャットは12色もあるようです。

・性格

どちらもワイルドな印象で見た目も似ていますが、オシキャットは人懐っこくて甘えん坊で飼いやすいといわれていますが、ベンガル猫はオシキャットとは真逆の性格で野性味が強く、中には飼い主でも手に負えないような猫ちゃんもいるようです。

またオシキャットに至っては、寂しがり屋だったり、一緒に過ごす時間が長くなるほど甘えの度合いが増したりするようですが、ベンガル猫にこのような傾向はみられないようです。

・目の色の種類

オシキャット、ベンガル猫ともに目の色には数種類あるようですが、ベンガル猫にあるブルー系の色味がオシキャットにはありません
これはオシキャットが持つメラニン色素の量が、何かしらの影響があるようです。

理解してあげよう!オシキャットの性格の4大特徴って?

・人懐っこくて甘えん坊

ワイルドな見た目とは想像がつかないほどオシキャットは人懐っこくて甘えん坊で、とても従順です。
初対面の人に対しても、撫でてほしいと自分からアピールするほどの甘えん坊さんなんです。

その反面、孤独や退屈に弱いので、時間が許す限りたくさん触れ合うようにしてあげましょう。

・寂しがり屋

猫の中では珍しく、飼い主からの愛情やコミュニケーションを強く求める性格なので、仕事などで長時間留守にされる方や家を空けることが多い方にはオシキャットは向いていません。

なぜなら、オシキャットの中には長時間寂しい思いをさせ過ぎてしまうことが原因で、歯肉炎や腎不全を発症してしまう子も!

その点を考えると、いつも猫と一緒にいたい人で自宅にいることが多い人には、オシキャットはおすすめです。

もし、昼間留守でどうしてもオシキャットを飼いたいのであれば、一人で遊べる電動のオモチャや多頭飼いも考えてみましょう。

・犬のような賢さ

オシキャットの賢さは、よく「犬」に例えられます。
その賢さのおかげで、まるで犬と遊んでいるかのようにコミュニケーションが取れるといわれるほどです。

猫なのに、投げたボールを口でくわえて戻ってきたり、「お手」のような芸を覚えたり、まるで人の言うことを理解しているとしか思えない行動をとり周りの人間を驚かせます。

普通の猫は犬のようにリードを付けること自体をとても嫌がることが多いのですが、オシキャットに至ってはリードを付けての散歩も、嫌がる事なく喜んでしてくれる子もいるので、飼い猫と一緒に散歩をしたいと思っている方におすすめです。

さらに、水を怖がらない所もあるので、夏の暑い日など一緒に水遊びができるかもしれませんね。
ただし、危険が伴うような場所では飼い主の方で気をつける必要があります。
※流れの激しい川や側溝など。

・運動が大好き

活発に動き回ることが大好きなオシキャットは、広いところを走り回ることも好きですが、高いところに登ったりするのが得意のようです。
補強して強度のあるキャットタワーを設置してあげたり、家具の上に物を置かないようにして動き回れるようにしてあげましょう。カーテンレールなどの思いがけないところに飛び乗ったりすることもあるので、壊れたりしないようにしっかりと補強しておきましょう。

また、ドアのように縦長いものにも登りたがる猫ちゃんもいますからドアの閉め忘れにはご注意ください。

そして、猫ちゃんの肥満予防も兼ねて、出来るだけ時間を作って一緒に遊んでしっかり運動させて下さいね。

性格の違いはあるの?オスとメスでの性格の違い

オシキャットはオスとメスの性格の違いは、極端に目立つところはありません。

どんな人が向いている?オシキャットを飼う人に向いている3つのポイントとは?

・初めて猫を飼う人

猫には珍しいくらい人懐っこくて従順なオシキャットは、初めて猫を飼われるという方にはとても飼いやすい猫種です。

・猫に甘えてもらいたい

犬のように飼い主さんにべったりと甘えてくれて、一緒にいるときはじゃれあって遊びたいとう方に、甘えん坊で遊びが大好きなオシキャットはおススメです。

・1日1回のブラッシングが苦にならない

細くて柔らかい毛質とヒョウのようなスポット柄が特徴のオシキャットの被毛にはブラッシングが欠かせません。ブラッシングをすることでキレイな毛並みとツヤが保てますので、コミュニケーションも兼ねて一日に一回は入念なブラッシングをしてあげましょう。

・集合住宅に住んでいる

意外にもワイルドな見かけとは異なり、鳴き声は小さく控えめなオシキャット。
大声で泣くこともめったにないので、近所迷惑を気にせず集合住宅でも比較的安心して飼うことができます。

ここがポイント!オシキャットのしつけのコツとは?

・子猫の時からしつける

オシキャットは犬のように賢いので人間のいうことを、良く聞いて理解できます。
トイレや爪とぎ、食事のしつけは小さな子猫のときからしっかりと言い聞かせているときちんと身につけることができる猫種です。

活発で高い所に登りたがるので、家具など傷つけられては困るようでしたら、爪切りをしておいた方がいいかもしれません。
初めての爪切りは、かかりつけの動物病院でお願いして、切り方や注意点を先生に教えていただいて、次からは飼い主さん自身で切ってあげるといいですね。

・ブラッシングと歯磨きを日課にする

オシキャットの光沢のある美しい被毛とキレイなスポット柄を維持するためにも、毎日のブラッシングが欠かせません。
それと、歯周病にかかりやすいので歯磨きも小さなころから慣れさせて習慣にしておけば、歯周病の予防にもなります。

ブラッシングも歯磨きも、日課にすることで体調や口腔内の変化に気づきやすくなりますので、体調管理にもつながるので大切な家族の一員の猫ちゃんの健康を維持するためにも、コミュニケーションも兼ねてお世話してあげて下さいね。

要注意!飼育する場合に特に注意する2つのこと

・一人ぼっちはストレスの元!

一般的に猫は一人遊びができて一人ぼっちのお留守番も問題なくできると認識されていますが、オシキャットにはそれらは通用しないことが多々あるようです。
特に一人でのお留守番は一番のストレスとなり、飼い主がそのことを知らずに留守を繰り返してしまうと不安が重症化して「分離不安症」にかかってしまうかもしれません。

仕事などでどうしても昼間家を留守にすることが避けられないのであれば、多頭飼いで飼い主がいない寂しさを減らしてあげる工夫も必要です。
オシキャットは多頭飼いに向いている猫種でもあるので、相性のよい猫ちゃんを探してあげましょう。
遊び相手がいることで、昼間の留守を寂しく過ごすこともなくなり余計なストレスもかからずにすみます。飼い主の不安も軽減されることでしょう。

※分離不安症・・・飼い主が長時間いないことに強い不安を感じることで、声が枯れるまで鳴きつづけたり、トイレ以外のところで粗相をするなどの症状が現れます。

・寒さに弱い

猫は犬と違って寒さに弱いところがあります。特にオシキャットは暑さには強いのですが寒さには弱いようです。
夏場のエアコンでさえ嫌がり、風通しの悪い気温が高い部屋で過ごすこともしばしあるようです。

一日のの大半を寝て過ごすことが多い猫が過ごす猫ベットや猫ハウスには、暖かく過ごせるような素材などを工夫してあげましょう。
できれば冬の寒い時期にはエアコンや湯たんぽなどを活用して暖かく快適に過ごせるようにして、寒さで風邪を引かないように住みやすい環境を作ってあげるといいですよ。

ペットにする喜び・・・オシキャットを飼う魅力とは?

1.ワイルドな風貌なのに甘えん坊

野生的なワイルドさで凛々しい顔立ちのオシキャットですが、そんな見た目とは真逆でとっても甘えん坊で人懐っこいです。
飼い主の足元から離れることなく、どこへ行くにも付いて回り、中にはトイレやお風呂場にも付いていく猫ちゃんもいるようです。

初対面の人にも自分からすり寄っていくので、そのギャップに触れ合った人みんなメロメロになること間違いありません。

2.犬のような賢さ

賢く従順で飼いならされた犬のようなオシキャットは遊びの幅が広く、しつけもしやすいので猫を飼うことが初めての方にもおすすめです。

3.多頭飼いできる

友好的な性格なので、よほど相性が悪くない限りどんな動物とも仲良くできる猫種です。

4.猫と遊んでいたい人におすすめ

オシキャットは猫の中では珍しく飼い主にべったりな猫ちゃんです。
しかもとても活発な性格なので、飼い主と一緒になって遊んでくれるので、それを望まれる飼い主さんにはオシキャットはおすすめです。

5.毛色が豊富

毛色が豊富で個性豊かなオシキャット。12色もある毛色の中から選ぶのは少し大変そうですね。

ブロンズ・クリーム・レッド・ブラウン・シルバー・タウニー・エボニーシルバー・チョコレート・シナモン・ブルー・ラベンダー・フォーン


まとめ

1)オシキャットの原産国は、アメリカ合衆国・平均体重はオス5.0kg~7.0kg、メスは3.0kg~5.5kg・筋肉質の中型からやや大型タイプ
・平均寿命は12歳~15歳・気を付けるべき病気は歯周病、腎臓病、毛球症。

2オシキャットに似ている猫種はベンガル猫。

3)オシキャットの性格の4大特徴は、人懐っこくて甘えん坊・寂しがり屋・犬のような賢さ・運動が大好き。

4)オシキャットのオスとメスでの性格の違いはなく、極端に目立つところはない。

5)オシキャットを飼う人に向いている3つのポイントは、初めて猫を飼う人・猫に甘えてもらいたい・1日1回のブラッシングが苦にならない・集合住宅に住んでいる。

6)オシキャットのしつけのコツは、子猫の時からしつける・ブラッシングと歯磨きを日課にする。

7)オシキャットを飼育する場合に特に注意する2つのことは、一人ぼっちはストレスの元!・寒さに弱い。

8)オシキャットを飼う魅力は、ワイルドな風貌なのに甘えん坊・犬のような賢さ・多頭飼いできる・猫と遊んでいたい人におすすめ・毛色が豊富。

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この記事を書いた人

YOKO

YOKO

ペットナビの管理人のYOKO(男)です。
動物好きで犬や猫はもちろん、ウサギやハムスター、多くの昆虫などを飼ってきた経験があります。少しでも動物を飼いたい方のためになる情報を紹介したいです。

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