【老化・エイジングケア】老猫(7歳以上)にオススメのキャットフード3選!

遠くを見つめる老猫

年齢からみると7歳以上の猫は一般的に「老猫」または「シニア」といわれる高齢期に区分される年代のようですが、実際に飼っている愛猫を見る限り7歳といっても猫の中には、まだまだ成猫と変わらない印象を持たれる飼い主さんも多いと思います。実際、猫の7歳を人間の歳に換算してみると、44歳〜45歳と中年にあたり、獣医師でさえ「本格的な老化は人間の歳でいう60歳頃の11歳〜12歳と言われているようです。

とはいえ猫の健康面から考えられることして、7歳以上になると体調に変化がみられたり健康面でも病気を発症しやすくなるなど節目となる年代のようですから、10歳頃から本格的な高齢期に入るまえの準備期間と考えて、体調管理や食事の見直しなどが必要になってきます。

これまで元気で過ごしてきた愛猫が高齢になっても今までと変わりなく健やかに過ごしていけるよう、その基礎となる食事にどのようなキャットフードをあげればいいのか、迷われる飼い主さんもいらっしゃると思います。今回はそんな7歳以上の老猫にオススメのキャットフードをご紹介していきますので参考にされて下さい。



*キャットフードを選ぶポイント

眠る猫

老猫(高齢)になると若い頃のような俊敏な動きがみられなくなり、動きが鈍くなったり寝たりじっと動かない時間が多くなります。こうなると成猫期と比べると食事の量が徐々に少なくなってきます。

食べる量が少なくなってることに気付かずに、これまでと変わらない高カロリーなキャットフードを与え続けると、生活習慣病の原因となる肥満になる恐れがあります。
肥満になる原因の一つに、基礎代謝の低下が考えられます。
人間で例えるなら「中年太り」と同じで食べた分だけ体重が増え、しかも若い頃とくらべて運動量が減っているうえに、基礎代謝が低下しているため運動しても、効果が出にくくなり一度太ってしまったら痩せにくいなどの問題がでてきます。

肥満を防ぐには、まずおやつを控えたり、シニア用の低カロリーフードに切り替えるなどして、摂取カロリーを抑えること。

糖質は脂肪として体に蓄積されやすいので、糖質を多く含む炭水化物の割合の低いものを視野に入れ、なおかつ低脂肪かつ消化・吸収しやすい良質なタンパク質を含むものがおすすめです。

また、老猫用(シニア用)のキャットフードへの切り替え時期が分からないと思われるようでしたら、かかりつけの動物病院などで一度相談してみるといいでしょう。
できれば定期的に診察をして健康状態や歯の状態などを把握しておくとフードの切り替え時期が分かりやすいでしょう。

では、老猫用のキャットフードを選ぶポイントを見ていきましょう。

・良質なたんぱく質が豊富に含まれている

豚肉一般に販売されているシニア用フードは体調を考慮し、腎臓の働きを抑え腎臓の負担を減らすことが目的で作られているため、成分的に低タンパク質になっている商品が多いようです。
ただし、ここで注意したいのが「タンパク質の品質」です。
猫にとってタンパク質とは、必要とされる適度な筋肉を保つこと、健康的な毛並みを保つために欠かせないアミノ酸など必要不可欠な栄養素が豊富に含まれているので、なくてはならない栄養素です。

個体差はありますが歳をとるごとに食べる量が少なくなるため、少ない量でも十分な栄養素が摂取できるように、与えるキャットフードの品質を飼い主さんのほうでしっかりと見極めることが重要になってきます。
それは「高品質な動物性の材料(タンパク質)が30%以上使われている」ことです。

もちろんそれは、人間の食材としても使えるレベルの新鮮な食材(ヒューマングレード)である、ということです。

・脂質が適量含まれている

歳をとっていく猫に脂質はそれほど必要ない、と思われる飼い主さんもいらっしゃると思います。
実際、老猫に必要な脂質は15〜20%といわれていますが、量は減っても脂質が含まれることにより、少量でもキャットフードを食べたことで猫は満腹感を得ることができます。

なぜなら脂質はエネルギー源となるべく素早く燃焼する食材として、この年代の猫にも最低限は必要になりますので、できる限りキャットフードに使われている脂質も新鮮な食材を使っていることが重要となります。

・グレインフリー(穀物不使用)

小麦の束

店頭に並んでいるキャットフードのほとんどといっていいほど、原料に穀物(小麦やトウモロコシなど)が含まれています。それもけっこうな割合で配合されているので驚かされます。
キャットフードの穀物が配合される主な理由は、栄養面ではなくただの「かさ増し」のためといっても過言ではありません。

猫の体にはもともと穀物を消化する働きが備わっていないため、消化しにくい穀物が配合されたキャットフードを食べることにより、消化器官の負担になってしまうからです。
特に食事量が少なくなる7歳ごろからの老猫期からは、少ない量でしっかり栄養が摂れる穀物が含まれていないキャットフードを与えるように心がけましょう

また、グレインフリーのプレミアムフードといわれる高品質キャットフードの中には、穀物でも「イモ類」が含まれている商品を見かけることがります。これは、食べてすぐにエネルギー源に変わる炭水化物が栄養素として必要なので、消化吸収に優れたイモ類が使用されているという訳です。

・添加物が少ない

添加物イメージ

添加物=人工保存料

キャットフードの中には粗悪な材料(4Dミートや大量の穀物)を使用して作られた商品が市場にはたくさん出回っています。
このような商品はニオイ、色、味、賞味期限が短いなどの理由から、様々な添加物(人工的に作られた保存料)が配合されています。

そして粗悪な材料を使った安価なキャットフードに添加物を配合することで、キャットフードを購入する人間に対して「美味しそうな匂い・色・味付け・日持ちがいい」などとアピールして購入意欲を駆り立てるようなCMや広告が市場に出回っています。

このような商品に配合されている危険な添加物は以下のようなものです。

酸化防止剤(プチルヒドロキシアニソール・BHA、シブチルヒドロキシトルエン・BHT,エキトシキンなど)
発色剤(硝酸カリウム・亜硝酸カリウムなど)
防腐剤(ソルビン酸カリウムなど)
甘味料(グリシリジン、コーンシロップ、ビートパルプなど)
着色料(赤色2号・3号・40号・104号、青色1号・2号・3号、黄色4号・5号など)
香料など

これら添加物には「発がん性」「アレルギー」「内臓疾患」などを誘発させることが確認されています。
一生食べ続けるキャットフード、出来ることなら初めてキャットフードを食べる時から不要な添加物を含まない安全・安心なキャットフードを与えたいですね。

記事の下の方でオススメしてあるキャットフードは添加物を一切含まない安心・安全なキャットフードです。こちらもチェックされてくださいね♪→オススメのキャットフードベスト3

*その年代(ダイエットや病気)と一般のものとの違い

猫も老猫になるとあまり動かなくなり食べる量も減ってくるので、キャットフードも低カロリーで少量で十分な栄養が摂れる高タンパクなものがいいいでしょう。
また高齢になるにつれ免疫力が低下しやすく、それにより様々な疾患になりやすい時期でもありますので、消化吸収に優れ体の機能をサポートしてくれる補助的な栄養素がバランスよく含まれているキャットフードをおすすめします。

・オメガ3系脂肪酸

オメガ3系脂肪酸には抗酸化作用、抗炎症作用、抗ガン作用があり、高齢になると関節炎になりやすいので痛みを和らげる作用があります。
また毛ツヤを保つ効果も期待できますので、加齢による被毛の老化対策にも期待できそうです。

・オリゴ糖

個体差にもよりますが老化により便秘や下痢を起こしやすくなります。
腸内環境を整えてくれるオリゴ糖は、腸内の善玉菌を増やす働きがあるので、病気がきになる老猫期はオリゴ糖配合のキャットフードがおすすめです。

その他にEPAやDHAなど脳の働きに作用する栄養素が配合されたキャットフードもありますので、猫の健康状態を考慮して必要な栄養素を含んだフードを選ぶようにしましょう

*老猫用フードへの切り替え時期と与え方

3種類のキャットフードを食べる猫一般的に猫の老化は7歳頃から始まるといわれていますので、6歳半過ぎを目安に2週間〜1ヶ月ほど時間をかけて、猫の食べ方を見ながらあせらず徐々に切り替えてみて下さい。

与え方は、キャットフードの袋に表記されている分量を朝と晩の一日2回を目安に。
もしも途中で一度に食べる量が少ないと感じたら、栄養不足にならないためにも与える回数を増やしてあげましょう。

*いつまでそのフードを続けるのか?

お皿をみつめる猫猫も年齢を重ねてくると、歯が弱ったり抜け落ちたりと様々な体調の変化が起きてきます。
そうなると、それまで与えていた老猫用のキャットフードでも食べなくなり、体調にも支障をきたす恐れが出てきます。
普段から食事のようすを観察して体調を把握しておきましょう。

以下にあげる症状がみられるようなら改善策を試されることをおすすめします。

・咀嚼ができない、飲み込みにくい

高齢になると歯が弱くなったり抜け落ちたり、口腔内の疾患にかかったりすることがあります。
そうなると粒が大きなかったり硬かったりするフードを、細かく噛み砕くことができなくなったり、飲み込む力が衰えてしまうことがあります。力を入れなくても食べやすいように色々と工夫してあげましょう。

改善策・・・これまでのフードに水か人肌くらいのお湯を含ませて柔らかくする
「総合栄養食」と表記されたウェットタイプのフードに切り替える

・食いつきが悪い、食欲がない

高齢になると臭覚が鈍くなって、これまで食べていたフードを食べ残したり食いつきが悪くなることがあります。

改善策・・・フードをお湯でふやかすと香りが強くなることで、臭覚が刺激され以前のように食いつきや食べる量が戻ることがあります。

上記以外の体調不良や病気などが原因で食べれないようであれば、かかりつけの動物病院で相談されることをおすすめします。

*オススメのキャットフードのベスト3

キャットフードを見つめる猫

7歳以上の老猫(シニア)は加齢による体力、消化機能の低下や歯が弱くなったりするため、品質の良いキャットフードを与えることがとても重要になります。
ですが単純に「シニア猫用」という表示しているキャットフードの中には、単純にカロリーが低いだけで原材料には消化しにくい穀物などが使われている商品もありますのでパッケージの表示内容をしっかりと確認して選ぶようにしましょう。

こちらでご紹介するキャットフードは加齢に伴う体の変化にも対応している商品です。
それではオススメのキャットフードをご紹介したいと思います。

・カナガン(ドライタイプ)

カナガン

プレミアムキャットフードの中では購入しやすい価格とオールエイジ対応で人気のキャットフードです。
使われてる原材料がきちんと記載してあり、余計な添加物などが使われていないヒューマングレード、高カロリーだけど与えすぎないように気を付ければ問題はありません。
初めての購入で不安がある方は、試供品の購入もできて安心ですし、飼い猫が気に入れば定期購入で安く購入することが可能です。
もし商品のことや飼い猫の体調などで不安がある時には、専任のスタッフがいるので気軽に電話相談できので、老猫を飼われている飼い主さんには心強いのではないでしょうか。

『カナガン』の公式サイトはこちら  

・カナガン チキン&サーモン(ウエットタイプ)

カナガン チキン&サーモン ウェット

こちらはカナガンから発売されている穀物不使用(グレインフリー)で添加物も使われていないプレミアムなウエットタイプの猫缶です。高齢になると歯が弱くなったり水分をこまめに摂取できなくなった猫におすすめで、一缶に含まれている水分量は77%にもなります。
すべての年齢に対応しているため脂質が多めに含まれているので、シニア猫に与える時は高タンパクのドライフードと適量合わせてあげるといいでしょう。

市販のドライフードの中には、製造過程で穀物や添加物が使用されますが、この猫缶に関してはその心配がありません。
主原料には高品質のチキンとサーモンを使用して、デザートで有名なタピオカを使ってとろみを付けて食べやすくしています。

ドライフードと比べると少し高額ですが、少食になる高齢期の猫の健康を考えると、品質の良さと美味しさを兼ね備えた理想のフードといえます。

『カナガン』の公式サイトはこちら  

・ニュートロ ナチュラルチョイス エイジングケアチキン

ニュートロ 猫 

スーパープレミアムフードでは世界では3位を誇るアメリカで創業したペットフード製造会社で、日本でもお馴染みのメーカです。
こちらの人気の定番商品であるナチュラルチョイスシリーズの「エイジングケアチキン」は室内飼いの猫に特化して作られた商品となっており、運動量が少ない室内猫ならではのトラブルに対応していて、毛玉対策と尿路疾患などが気になる猫におすすめです。

ヘアボール対策として、ビートパルプという食物繊維成分が配合されていて、腸内を掃除する作用により便と一緒に体内に溜まった毛玉を排出してくれる働きがあります。
ただし、便秘になりやすい猫に表示通りの量を与えると便秘を悪化させる場合もありますので、様子を見ながら与える量を調整してください。

プレミアムフードでよくいわれるのは「毛並みが良くなった」という飼い主の声です。
加齢による被毛のパサつきは与えるフードで改善できるという訳ですね。

老猫になると一日のほとんどを寝て過ごすことが多くなってくると、成猫の頃には見られなかった色々な症状が体や行動、食の好みの変化などに現れてきます。
そんな飼い猫の食事をどうしようか迷われているのでしたら、体調などに合わせてこちらで紹介したキャットフードも参考にされてみてはいかがでしょうか。


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この記事を書いた人

YOKO

YOKO

ペットナビの管理人のYOKO(男)です。
動物好きで犬や猫はもちろん、ウサギやハムスター、多くの昆虫などを飼ってきた経験があります。少しでも動物を飼いたい方のためになる情報を紹介したいです。

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