【犬種】スタンダードシュナウザーとは?性格の特徴と飼い方やしつけのコツ

服を着るスタンダードシュナウザー

スタンダード・シュナウザーの性格の3大特徴。飼い方としつけのコツ
おじいちゃんのような口ひげが特徴的なシュナウザー。スタンダード・シュナウザーは、シュナウザーでもっとも歴史が古い犬種です。他のシュナウザー種と比べると数が少ないですが、家庭犬、警備犬、コンパニオン・ドッグまたは作業犬として優れていることから安定した人気を得ています。
今回はそんなスタンダード・シュナウザーの性格と飼い方、しつけのコツについて紹介します。



1)スタンダード・シュナウザーの紹介

1. スタンダード・シュナウザーとは

椅子に座るスタンダードシュナウザー

スタンダード・シュナウザーの原産地は、ドイツです。
体型はがっしりとしていて、南ドイツで家畜の番犬として飼われていました。

2.平均体高・平均体重

スタンダード・シュナウザーの平均体高は、オスメス共に45~50cmです。平均体重は、14kg~20kgの中型犬です。

3. 簡潔な歴史

スタンダード・シュナウザーは、3種類のシュナウザー(ジャイアント、スタンダード、ミニチュア)の中で、もっとも古い歴史を持っています。
非常に早い時期から、番犬として活躍していた歴史があるようです。
1895年ドイツでピンシャー・シュナウザー・クラブが設立された際に、スタンダード・シュナウザーは「ラフ・ヘアード・ピンシャー」の名前で参加しています。

4.名前のルーツ

シュナウザーの名前の由来は、ドイツ語で「口ひげ」を意味します。
英語では「Standard Schnauzer」と表記します。

5.日本で飼育されている数

スタンダードシュナウザー日本で飼育されているスタンダード・シュナウザーの飼育数ですが、血統書を発行しているジャパンケネルクラブの2017年の犬種別犬籍登録頭数を調べてみたところ、登録数は0頭と非常に稀少な犬種です。
ただし、ジャパンケネルクラブに登録していない犬もいるため、スタンダード・シュナウザーが日本に1頭もいないというわけではありません。

2017年犬種別登録頭数:ジャパンケネルクラブ

6.スタンダード・シュナウザーの飼いやすさの目安

社会性・協調性がある ★★★★☆4
健康管理がしやすい ★★★★☆4
初心者向き ★★★☆☆3
噛み癖がつきにくい ★★★★☆4
訓練されるのが好き ★★★★☆4
物覚えがいい ★★★★☆4
飼い安さの目安:23/30

2)スタンダード・シュナウザーの毛色のタイプ

スタンダード・シュナウザーの毛色は、ブラックとソルトアンドペッパーがあり、ソルトアンドペッパーが主流の色になります。

3)ペットショップでの購入価格

スタンダード・シュナウザーの購入価格の相場は15~35万円です。希少な犬種なのでペットショップでの購入は難しく国内・海外ブリーダーからの購入を検討して下さい。
海外から購入の場合には、さらに輸入コストがかかり45~50万円ほどかかるようです。

    • 混合ワクチン……16,000円
    • 狂犬病予防接種… 3,500円
    • 健康診断………… 3,000円
  • 畜犬登録………… 3,000円
  • 飼育グッズ………30,000円
初期費用は235,500〜295,500円

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4)理解してあげよう!スタンダード・シュナウザーの性格の3大特徴って?

1. 好奇心旺盛

スタンダード・シュナウザーは、どんなことにも興味を示す好奇心旺盛な性格です。明るくて遊び好きなので、ゲームをしたり活発に動き回ったりするのが大好きです。

2. 理解力がある

スタンダード・シュナウザーは賢く理解力があるので、的確に状況を判断します。高い学習能力があり、教えれば大抵のことは理解できるようになるでしょう。

3. 警戒心

ほとんどのスタンダード・シュナウザーは強い警戒心を持っています。もともと勇敢な番犬気質であるため、無駄吠えなどをおこなさないようしつけが重要になります。

5)性格の違いはあるの?スタンダード・シュナウザーのオスとメスでの性格の違い

1.オス

スタンダード・シュナウザーのオスは、メスに比べて遊び好きで甘えん坊、愛情深い傾向があります。

2.メス

スタンダード・シュナウザーのメスは、オスに比べて自立していますが、気が強くて支配的な傾向があります。

5)どんな人が向いている?スタンダード・シュナウザーを飼う人に向いている3つのポイントとは

1. アクティブな人

エネルギッシュなスタンダード・シュナウザーは、アクティブな飼い主さんにぴったりです。毎日ウォーキングへ出かけたり、旅行やアウトドアに連れていけます。

2.多くの時間を過ごせる人

スタンダード・シュナウザーは、寂しがりやな面があります。孤独になると問題行動をおこしやすく、お留守番には向いていません。たくさん愛情をかけて、多くの時間を過ごせる人に向いています。

3. 責任感の強い人

強い気質のあるスタンダード・シュナウザーには、同じくらい意思が強くて積極的な人に向いています。そして最後まで責任を持って飼育できる人でなくてはいけません。

6)ここがポイント!スタンダード・シュナウザーのしつけの3つのコツとは?

1.一貫したしつけ

スタンダード・シュナウザーは、賢い犬種ですので自立した考えを持っています。無理にいうことを聞かせようとしても上手くいきません。
正しいこと、間違ったことをはっきりと示すために、徹底して一貫したしつけを行って下さい。

2.リーダーシップ

スタンダード・シュナウザーは警戒心があり支配的になる傾向があるので、信頼関係を築きつつ、必ず飼い主が主導権を握るようにしてください。
また、楽しいことが好きなので飽きのこないようにおもちゃをしつけに使うのも良い方法です。

3. 社会化

ほとんどのスタンダード・シュナウザーは警戒心を強く持っているため、他の犬種よりもよく社会化させることが大切です。十分に社会化されないと臆病で攻撃的になることがありますので注意が必要です。

7)要注意!飼育する場合に特に注意する3つのこと

1. 運動

スタンダード・シュナウザーは、活発な犬種なので毎日の散歩が必要です。体力に合わせて1回30分から1時間の散歩を朝晩行うのが適切です。
退屈すると欲求不満になり咬みつきや吠えなどの問題行動をおこしてしまいます。

2. 他のペット

スタンダード・シュナウザーは、本能的に動く動物を追いかけて捕まえる習性が残っています。また、支配的になったり攻撃的になることがありますので注意しましょう。
そのため、他のペットや猫との同居は相性が良くないと難しいようです。

3.グルーミング

スタンダード・シュナウザーは、抜け毛が少なく扱いやすいですが、皮膚病予防のためにも定期的なシャンプーやこまめなブラッシングを行うようにしましょう。トリミングはプロにまかせて定期的に行ってもらう必要があります。

8)スタンダード・シュナウザーが気をつける病気

スタンダード・シュナウザーの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1.尿結石

尿結石は、腎臓、尿管、膀胱、尿道のいずれかに石や砂ができておしっこがうまく出せなくなる病気です。血尿がでたり、頻回にトイレに行くけれど尿量が少ない、排尿時に痛がることがあります。重症になると尿が出なくなり、食欲もなくなります。ひどくなると命に関わることもあります。

2.皮膚疾患

皮膚疾患はシャンプーやトリミングで予防することはできますが、根治は難しく、投薬、食事、シャンプーなどで時間をかけて治療していく必要があります。毛が抜けにくい分、毛が伸び続けるのできちんとお手入れをして清潔にする事が大事です。

3.外耳炎

外耳炎は耳の垂れている犬種がなりやすい病気といわれています。菌の繁殖などにより、音の通り道である外耳道に炎症が起こり、汚れ・臭いが強い・首をしきりに振る・耳をしきりに掻くなどの症状が見られます。
その菌により、皮膚病を引き起こす場合もあります。定期的な耳の状態チェックや、シャンプー後は濡れたままにせず、乾燥させるなどの対策をしましょう。

4.白内障

スタンダード・シュナウザーは、若年性の白内障にかかりやすい傾向があります。白内障は水晶体が白く濁り、瞳孔(どうこう)に白点がみられる病気で、症状が進行すると失明につながることがあります。予防法はありませんが、早期発見により点眼薬での進行を遅らせる、外科手術により視力回復させることができます。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミを参考にしましょう。
もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:1200円
外耳炎:平均12,000円/初診
尿結石:9~16万円
診察・検査:10,000円程度
投薬治療:3,000~8,000円程度/月
白内障:外科手術(一眼)20~30万円程度、入院は5~7日間程度
皮膚炎:平均15,000円/初診

9)スタンダード・シュナウザーの平均寿命

スタンダード・シュナウザーの平均寿命は13〜16年くらいです。

参考までに中型犬の平均寿命ですが、だいたい13歳くらいです。

しかし、あくまでも平均寿命ですので、健康管理をしっかりと行って愛情深く接していけばもっと長く生きることも可能でしょう。

今回紹介した病気や普段の食事(ドッグフード)に気をつけることで、寿命はもっと長くなります。
このページの下のほうで、小・中・大型犬にオススメのドッグフードを紹介していますので、気になる方はご確認ください。

10)人間とスタンダード・シュナウザーの年齢比較表

スタンダード・シュナウザー 人間
新生児期 1ヶ月 1歳
社会化期 3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
成長期 9ヶ月 13歳
1歳 15歳
成犬期 2歳 23歳
4歳 33歳
6歳 43歳
8歳 53歳
9歳 58歳
シニア期 10歳 63歳
12歳 73歳
14歳 83歳
16歳 93歳
18歳 103歳
20歳 113歳

スタンダード・シュナウザーの年齢計算式

スタンダード・シュナウザーは、2歳の時点で人間に換算すると23歳になり、3年目以降は1年に5歳分の歳を取ります。
計算式では下記の形になります。

年齢 = 23+(犬の年齢-2年)×5

11)スタンダード・シュナウザーにオススメのドッグフードの選び方

スタンダード・シュナウザーにおすすめのドッグフードは「モグワン」です。

動物性タンパク質が50%も含まれていて、○○のように運動が大好きな犬種にはぴったりです。しかも栄養価が高いので○○の毛艶もよくなるでしょう。トリミングなどのおしゃれも毛艶が大事ですよね♪

値段は少し高いですが、安いドッグフードのような着色料や添加物などを一切使用していないので、安心して○○に食べさせてあげることができます。

原材料は、人間が食べても大丈夫な高品質、ヒューマングレードのものしか使用していないので原材料、栄養バランスともに最高クラスのドッグフードと言えます。(安いフードは人間の食品では禁止された添加物や着色料、原材料が使われているので病気の原因になってしまいます。)

※モグワンについてより詳しくは「獣医師も推薦する!モグワンドッグフードの口コミ評判まとめ」の記事で紹介しています。

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12)ペットにする喜び、スタンダード・シュナウザーを飼う魅力とは

1.優れた家庭犬

ジャパンケネルクラブによるとスタンダード・シュナウザーは、「活発で平静さを兼ね備えている。性格が良く、遊び好きで献身的、子供好きで素直、用心深いがうるさくはない。利口で、訓練しやすく、恐れ知らず、天候や病気に対する抵抗力がある」とされています。
しっかりとしつけをすれば、とても優れた可愛い家庭犬になります。

2. 信頼できる相棒

スタンダード・シュナウザーは人見知りをする傾向がありますが、飼い主には忠実なので非常に信頼できます。いつもそばで飼い主の様子を見守っている、頼りになる相棒のような存在です。

まとめ

1)スタンダード・シュナウザーの原産地はドイツで、体高はオスメス共に60~70cm、平均体重は35kg~47kg。

2)スタンダード・シュナウザーの毛色のタイプは、ブラック、ソルトアンドペッパー。

3)スタンダード・シュナウザーの性格の3大特徴は、好奇心旺盛、理解力がある、警戒心。

4)スタンダード・シュナウザーのオスとメスでの性格の違いは、オスは遊び好きで甘えん坊、愛情深い傾向、メスは自立していて、気が強く支配的な傾向。

5)スタンダード・シュナウザーを飼う人に向いている3つのポイントは、アクティブな人、多くの時間を過ごせる人、責任感の強い人。

6)スタンダード・シュナウザーのしつけの3つの重要ポイントは、一貫したしつけ、リーダーシップ、社会化。

7)スタンダード・シュナウザーの飼育に関しての3つの注意点は、運動、他のペット、グルーミング。

8)スタンダード・シュナウザーが気をつける病気は、尿結石、皮膚疾患、外耳炎、白内障。

9)スタンダード・シュナウザーの平均寿命は13〜16年。

10)スタンダード・シュナウザーを飼う魅力とは、優れた家庭犬、信頼できる相棒。

この記事を書いた人

YOKO

YOKO

ペットナビの管理人のYOKO(男)です。
動物好きで犬や猫はもちろん、ウサギやハムスター、多くの昆虫などを飼ってきた経験があります。少しでも動物を飼いたい方のためになる情報を紹介したいです。

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